お風呂のボイラーが故障して、ピンチヒッターとして買ってみた「沸かし太郎」(わかしたろう)
我が家の環境にピッタリだったので、ボイラーが復帰した後も使い続けてみています(現在3か月使用中)
お風呂の電気湯沸し器を検討中の方の参考になればと思い「購入にいたった経緯」「なぜ使い続けているのか」を記事にしました。
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ボイラー故障と銭湯生活
ボイラーが故障し修理依頼したのですが、我が家の場合少々特殊なボイラーで設置込まで1週間超ほどかかる見込みとなりました。
数日は、銭湯・温泉三昧でしたが・・・さすがにどうにかして落ち着ける自宅のお風呂に入れないかと考え始めます。
「何か使えないかな・・・?」
試しに「投げ込みヒーター」を使ってみる

FUJIMAC

SH-1000Lとブリキのバケツ(20L)
何とか自宅のお風呂でゆっくりあたたまるために、試してみたのが「投げ込みヒーター」
作業現場や洗車などで重宝する電気湯沸し器具です(バケツに投げ込んでおけばお湯ができる)
家にあった「投げ込みヒーター」(フジマック:SH-1000L)を使ってお風呂の湯沸しできるか試してみました。
結果5時間ほどお風呂につけていると、ホッカホカのお湯にすることができました。
「投げ込みヒーター」はお風呂の湯沸しに使える!
「投げ込みヒーターは使える!」でも・・デメリットが・・
投げ込みヒーターは一見使えそうですが、メリット・デメリットがあります。
【投げ込みヒーターの良いところ】
- 追い炊きができる
- あったまる気がする(浴槽が温まっているので冷めにくい?)
【投げ込みヒーターの悪いところ】
- すぐに沸かない(半日はかかるイメージ)
- 温度管理がやりにくい(お風呂の適温にするのが難しい)
- 空焚き防止などの安全性
- 毎回お風呂に持ち込む手間
それから「投げ込みヒーター」のお風呂利用の可能性を感じてデメリットを解消した「お風呂専用投げ込みヒーター」的な商品は無いのかな?と考え色々とネットで物色をはじめました。
ピッタリの商品バスヒーター『沸かし太郎』を見つけて即購入
購入した「沸かし太郎」
お風呂の湯沸し製品はさまざまあります。我が家の条件(下記)にあうものは「沸かし太郎」でした。
我が家の条件
- 工事がいらないこと
- 安全性が高い(空焚き防止・やけど防止など・日本製・ロングセラー)
- シンプルな構造なもの(掃除メンテナンス・分解も簡単なもの)
- なるべくならお湯がはやく沸くもの(ワット数の大きいもの)
さっそくネットショップで購入して使用を開始しました!
電気でお風呂の湯沸し・追い炊き・保温『沸かし太郎』使用方法
使い方は、基本的に電源コードをつないで浴槽に本体を入れてスイッチをいれるだけです。
「ぬるめ」から「熱め」までコントローラーのダイヤルで調整(30~45度)できます。
やけどするような温度にはなりませんので安心です。
設定温度になれば保温を続けてくれます(保温は約4円/時間の低コスト!)

①コントローラー壁に設置

②浴槽まで沸かし太郎を引き込みます

③沸かし太郎を浴槽に入れ、お風呂のふたをして、スイッチオン

④入浴時は、ひもを引っ張って取り出します

⑤取り出したら付属の専用ケースに収めます
かんたん追い炊き『沸かし太郎』おすすめポイント
実際に使ってみて気づいた「沸かし太郎」のおすすめポイントはこちらです。
おすすめポイント
- 工事がいらないこと→コントローラーを壁にねじでとめるくらい。
→基本的に工事不要。 - 安全性がしっかりしている(漏電防止・空焚き防止・やけど防止など)
→空焚きするとピピピピツとなって止まります - シンプルな構造(掃除メンテナンスが楽)
→SUS材なので3か月使用してもキレイなままです。 - 電気湯沸かし器の中では、比較的はやく沸かせる。
→家庭用の電源だとマックスに近いパワー(910W) - 水の高さが8cmあれば使用可能。
→半身浴ならさらに短い時間で沸かすことができます。 - 保温は4円/時間程度という低コスト。
コストに関して、我が家の場合は毎月2千円以上削減できています。各家庭の条件により大きく変わりますが、保温目的での使用であれば、時間あたり約4円という低コストで使えますのでどの家庭でも節約になるはずです。
我が家の湯沸かし・保温コストについて
- 電気代は約4,000~6,000円程度で推移しています(ガスの場合約6,000〜9,000円程度)
- 湯沸しコストはプロパンガスと同じくらいか少し高い程度(約200円/回)です(水温や環境温度の影響により、夏場は安く冬場は高いです)
- 家族の入浴時間がまちまちなので、ガスの場合は「追い炊き」(さし湯:水から温めた熱湯を入れて温度をあげる)にコストがかかっていると思われます。
- 我が家は基本的に毎日お湯を入れ替えるので水道代は変わりませんが、お湯を翌日も再利用する場合はその分も節約できるということになります。
『沸かし太郎』の「注意ポイント」「できないこと」
実際に使ってみて気づいた「沸かし太郎」に「できないこと」「注意ポイント」はこちらです。
注意ポイント
- 「沸かし太郎」を浴槽に入れたまま入浴することはできません(漏電防止装置など安全装置はついています)
- 「電源タイマー」などにつないで何時間後かにスイッチオンするという使い方はできません。
- 「ろ過(クリーンフィルター・活性炭など)」「対流装置(ポンプなど)」「ミネラル(ゲルマニウム温浴など)」などの付加機能はついていません。
- 「実際のお湯の温度」を表示する機能はありません。湯温計などで確認する必要があります。
- 「沸かし太郎」を使う時は、必ず「風呂フタ」をすること(湯沸かし・保温の効率が高まります)
結論→沸かし太郎はお風呂好きにおすすめ
結論としては?沸かし太郎におすすめな方とは?
結論→沸かし太郎がおすすめな方
- 毎日複数回お風呂に入るような、
「お風呂好きで、設置の手間」を気にしない人。 - 自宅のお風呂を、
「24時間風呂」にしたい方。 - 現状の湯沸かし器も使いながら「ハイブリッド」的にかしこく、
「保温」で「沸かし太郎」を活用してみたい方。 - 「お湯を再利用」するなどして水道代を含めた、
「入浴コスト削減」をしたい方。
1日約100円の電気代(保温)で、温泉宿のようにお湯がいつも沸いている状態(保温)にしておくことができるのは本当に助かります。
我が家ではボイラー(給湯器)も復活したのですが、しばらくこのまま使い続けてみたいと思います。
気になる方はぜひ検討してみてください。
「沸かし太郎」の商品詳細・価格
浴槽などに沈めるだけで、好みの温度で湯沸かしできる「沸かし太郎」。安全性が高くハイパワーなバスヒーター。
【商品詳細・価格はこちら】
「沸かし太郎」で効率的な湯沸かし・保温をするために「風呂フタ」が必要です。
個人的には風呂フタは、読書やタブレットを置くことができるタイプがおすすめです。
(参考)折りたたみタイプの風呂フタ
「沸かし太郎」には温度設定はありますが、「実際のお風呂の温度を表示」する機能はありません。なので「温度計・湯温計」があるとさらに安心・快適になります。
(参考)便利な温度計
\ 沸かし太郎と一緒に使うと便利な「温度計」 /
- 風呂用温度計(舟形)
※高齢者や子どもでも見やすい。
- 水位アラーム&デジタル温度計
※水位アラームが便利。
赤外線温度計 ※非接触温度計。400度まで測定可能で調理等にも使える。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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