【強力・格安】床下換気扇をDIYしてみた【トイレファン活用】

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床下を除湿したい

我が家では、床下の換気が不十分だったので、押入れなどに白カビが生える問題などに悩まされてきました。

もちろん色々な対策を行ってきました(押し入れに除湿マット・床下に調湿材など)

どれも、多少なりとも効果はあるのですが抜本的な対策にはなっていませんでした。

近年の大雨や長雨などの影響で、さらに床下に湿気がこもるなど、今以上に悪化することも予想されます。

最悪シロアリ・カビなど家や健康が害されることになります。

そこで今回、根本的な問題である「床下の換気性能を向上する対策」をDIYで行いました。

具体的には、「トイレファン」を活用することで、安価に「床下換気扇」を設置することができました。

設置において考慮したことや、設置のコツを紹介したいと思います。

目次

床下換気扇の必要性

効果的な床下換気がしたい

我が家はでは、ここ最近「床下換気」に起因する問題が顕著に現れていました。

床の白カビ
  • 床下木材の腐食→湿気が多いので痛む
  • 床材の腐食→薄っぺらになる・ミシミシ音がする
  • 床下にカビ発生→床下に入るとカビの匂いがひどい
  • 押入れなどにカビ発生→主に白カビ

このままではシロアリなどの被害にあうのも時間の問題だと思います。

一応、防腐剤入やシロアリ予防機能のある塗料で対策はしていますが・・・。

ちなみに初期の白カビは、消毒用エタノールスプレーで簡単に取れます(75%の濃度が最適)

ただし、濃度の高いエタノールは「引火の可能性」がありますので取り扱い要注意です。

そして、カビは気管支炎などの原因にもなります。

カビくさい床下に入る時はマスクをするなど十分に注意しなくてはいけません。

私は、床下に入った後、数日間は肺に違和感がありました。

そもそも素人は床下には入らないほうがいいです。気管支炎のほか酸欠など大きなリスクがあります。

入るのがヤバそうな場所は、自撮り棒につけたスマホで録画するなどして確認するのもおすすめです。

さらに、近年はスーパー台風・ゲリラ豪雨・長雨などが発生する頻度が高まっており、さらに床下の環境も悪化(湿気がこもる)しているように感じます。

このようなことから、抜本的な対策として「床下換気扇」を取り付けることにしました。

いままで行った床下換気対策と効果

対策は色々おこなってきた・・

これまでに行った対策とその効果は以下の通りです。

これまで行った対策
  • 除湿剤(よくあるカップ型のもの)
  • 除湿マット(繰り返し使える大型の除湿剤)
  • 除湿機(コンプレッサー式)
  • 空気清浄機(プラズマクラスター付き)
  • 床下調湿材(床下にまくタイプ)
  • 業務用送風機(強力な扇風機)

表にまとめると?

対策種類対象評価備考参考
除湿剤押入れ安価だが除湿力は低い。交換も必要(結局安くない)吸い取った水は取り扱い要注意(高濃度塩化カルシウム液→金属が錆びます)オカモト「水とりぞうさん」
除湿マット押入れ温度や湿度に応じて吸湿・放出してくれるシリカゲル(B型)の大型マット。押し入れに設置。半永久的に使える。豊田化工「除湿マット」
除湿機押入れ
床下
部屋全体
コンプレッサー式は梅雨や夏に強力な除湿が可能。デシカント式は通年で使用可能。ペルチェ式は除湿力は低いがコンパクトなので押し入れなどに有効。アイリスオーヤマ除湿機など
空気清浄機部屋全体漂っているカビは吸い取っている。フィルター掃除が必要。プラズマクラスターは黒カビに効果があるとのこと。SHARPプラズマクラスター空気清浄機
床下調湿材床下床下に置くシリカゲル(B型)。根本的な床下湿気対策対策の一つ。半永久的に効果あり。アイリスオーヤマ「床下さらり」
約45cm✕35cmの大きさで重さも約2Kgの大型除湿マット

対策した感想は?

シリカゲル(B型)を使った商品(除湿マット・床下調湿材)が、その効果と取り扱いやすさの面から、やって良かった対策だと思っています。

約60%程度に吸湿・放出してくれるので何もする必要がないです(ただし容量の大きなものが必要)

さらに、半永久的に使えるという面積的効果(効果✕時間)があるので「やって損はない対策」だと思います。

また除湿機や空気清浄機を使うのも、湿度低下や浮遊するカビの抑制に役立っているはずです。

SHARPの空気清浄機についているプラズマクラスターは、カビの繁殖を抑制することが実証されているのでずっとONにしています。

小さな除湿剤は狭いスペース向きの商品です(吸湿容量が少ない・費用対効果が悪い)

(参考)商品詳細・価格確認

今回はこれらの対策以上に根本的な「床下換気」に挑戦してみたいと思います。

専用の床下換気扇は高い・素人では難しい

本格的な床下換気扇は高い

古い家の場合、専用の床下換気扇を設置するのは色々と大変です。

専用の床下換気扇は基本的に素人が施工するのは難しいです。

なぜなら「電気工事」「換気口取替」「はつり工事」が必要になるからです。

また、この手の工事はぼったくりも多く、信頼できる業者でないと注文しずらい工事とも言えます。

悪徳業者には気をつけたい

例えば、

今回はカビが発生している部屋の床下換気だけしたいのですが、業者が入ると多分そこだけではすみません。

家全体の床下の換気が必要だと言われ、おそらく最低でも数十万の見積りになると思います。

その交渉をするのも面倒ですし、さらに言うと設置後のメンテナンスの営業なども面倒くさいです。

そこで、素人が安価にその部屋の床下だけで施工できる方法を探していたのですが、「Kenharuの部屋」というホームページで理想的な方法を見つけたので参考にしながらやってみたいと思います。

トイレファンを上手に活用されている方発見

kenharuの部屋
kenharuの部屋

Kenharuの部屋」で紹介されていたのは、「トイレファン」(トイレ用の排気ファン)を利用した「格安な床下換気」です。

換気口に上手く取り付ければ、「トイレファン」で十分な換気ができるそうです。

「トイレファン」とは、くみ取り式トイレの排気を行う換気扇です。

煙突のように軒先に立っているパイプの先についているものです(下水道や浄化槽がない郊外の住宅に多いです)

実は強力な換気ができますし、防水されていますし、換気ファンとし能力・耐久性は証明済みなので安心して使用できるということです。

トイレファンと床下換気扇と比較

一般的な床下換気扇はツインファンが多く(小型ファン)、排気口に直接取り付けます。トイレファンはシングルファン(大型のファン)で配管して取り付けます。

床下換気扇トイレファン
イメージ
換気風量約160~205(m3/h)約50~180(m3/h)
電気工事必要(電気工事士による配線が必要)不要(コンセント付き)
換気口工事必要な場合が多い(換気口を外したり削ったりしてファンを組み込む)必要(換気口はそのままだが、ファンまでの配管が必要)
購入コスト約8,000円~40,000円程度(1台)約1,500~6,000円程度(1台)
騒音約30dB~52dB約28dB~45dB
消費電力6.5W~26W約5W~21W
参考にした製品Panasonic・三菱電機・セイホープロダクツの床下換気扇Panasonic・東芝・オーロラジャパン・高須産業のトイレ用換気扇
ポイント
  • 換気風量は、基本的には専用の床下換気扇のほうが上回っていますが、換気風量が同等程度のトイレファンもあります。
  • 騒音や消費電力も同じくらいです。
  • 価格差は大きく、トイレファンは安く購入できます。
  • また、床下換気扇は電気工事士による配線が必要になります。
(参考)商品詳細・価格確認

トイレファン活用の床下換気扇を実際に設置してみた

基本的な取り付けの考え方

  • トイレファンをDIYで施工して安価に仕上げたい。
  • なるべく北西の通気孔に設置する
    →南東の乾燥した空気を引き込み湿度を下げながら排気できる。
  • 極力、目立たないように設置したい。
  • 狭いスペースに取り付けるので邪魔にならないように設置したい。
  • 24時間タイマーを活用して節電を行いたい。

購入したトイレファンはパナソニック製

換気風量は100(m3/h)の強力なトイレファン
今回使用したトイレファン
  • パナソニック(FY-12CEN3)
  • 省エネ設計
  • 換気効果の良いターボファン採用
  • 温度ヒューズ付き
  • 換気風量:100(m3/h)
  • 消費電力11.5W(50Hz)

今回は、上の写真のパナソニック製のトイレファンを購入してみました。

アイボリーでデザインも綺麗なのでトイレファンっぽくないです。

排気風量は、100(m3/h)です。

一般的な床下換気扇の換気風量160(m3/h)より低いですが、一番湿気がこもっている部屋の床下を換気するだけと考えれば十分な風量だと考えています。

また、パナソニックには床下換気扇に負けない換気風量約180(m3/h)を持ったトイレファンもあります。

今回の方法の場合、必要であればファンだけを取り替えればいいだけなので、換気風量を増やしたい場合でも簡単に対応できます。

床下換気口の現状

取付けたい換気口

現状は写真のようなブロックの換気口が着いています。

専用の床下換気扇をつけるとすると、このブロックを削ったり・砕いたりして「斫る」(はつる)必要があります。

それは素人には難しいので、ブロック換気口自体はそのまにしておきます。

そのかわり、この換気口に蓋のようなもをつけて、トイレファンにつなげます

また、我が家の場合は、通路になっているのでトイレファンが邪魔にならないように、蓋から配管を伸ばして設置しようと思います。

邪魔にならないところまで配管

VUパイプとベニア板で配管

ブロック換気口のふた兼トイレファンへの吸入口を、合板を使って製作します。

そこから、径100mmのVUパイプで配管して、その先にトイレファンを取り付けます。

ちなみに、同じようなパイプで厚肉のVPパイプもありますが、今回の場合はVUパイプで十分です。

工具はブラック・アンド・デッカーのマルチEVOだけでOKでした。

ブラック・アンド・デッカーのマルチEVO

工具はブラック・アンド・デッカーのマルチEVOだけでOKでした。

マルチEVOは「ヘッド」を取り替えるだけで色々なツールに変身するおすすめ工具です。

パイプは「のこぎり」ヘッドで切断。

合板をパイプの太さに切り抜くときは、「ドリル」で円周にそって数カ所穴を開けて、「ジグソー」で曲線に切断すればOKです。

※興味のある方は、大幅に仕様向上している「新型のマルチEVO」で検討してください。(コストコなど一部のショップでは旧型が販売されていますので要注意です)

(参考)商品詳細・価格確認
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実際に取り付けてみた

換気口から配管してみた写真

実際に取り付けたのが上記の写真です。

床下のブロック換気口から、エアコンの室外機の横まで配管しています。

蓋の部分は、空気がもれないように「変性シーリング剤」をコーキングしています(写真の白い部分)

変性シーリングは、屋外でも使えて、塗装もできます(だだのシーリングは、屋内のみで塗装もできませんので注意)

エアコンの室外機の横なので、あまり目立たくてよかったと思います。

ちなみに、床下換気扇の排気が、エアコン室外機を通じて屋内に入り込むことはありません。

スペースに問題ない方は、換気口からそのままトイレファンをつけることも可能です(ただし、トイレファンは真横や下向きにはつけられないので注意。斜めはOK。)

プログラムタイマーで管理

24時間プログラムタイマー

最後に電源コンセントをつなげば出来上がりです。

さらに24時間プログラムタイマーを活用すれば、節電しながら床下換気が可能となります。

電源オンにしたい時間のスイッチを押し下げればいいだけの簡単設定のものもあります。

例えば、

  • 一時間ごとに床下換気扇を作動させる。
  • 昼間だけ作動させる。
  • 乾燥した外気との入れ替えが期待できる午後に作動させる。

など様々な作動タイミングが簡単に設定できます。

ちなみに、床下専用換気扇をつけても、別途専用タイマー(コントローラー)の購入が必要となります。

(参考)24時間タイマー

タイマースイッチもおすすめ

タイマースイッチ

一定時間で電源をOFFするだけなら、タイマースイッチがおすすめです。

タイマースイッチを電源コンセントにつなぎ、タイマースイッチに、ファンを接続します。

あとは、ボタンを押せば電源が入り、同時に切タイマーが設定されます。

同じ動作を、翌日以降も繰り返す設定も可能なモデルもあります。

例えば、朝8時に電源をオンにして、4時間にオフにすることを毎日繰り返せます。

(参考)商品詳細・価格

トイレファンで床下換気をした効果は?

スマホで温度・湿度の変化をグラフでみることが出来る

「スイッチをオン」してみました!

ファンの音はわずかです。

空気が配管を流れる音の方が大きいほどです。

強力にグングン湿気を吸い出している印象です!

試しに床下に芳香剤を置いてみると、ファンの排気口から芳香剤の香りがプンプン漂ってきました。

また、効果を確認するために「ワイヤレスの温湿度計」(Bluetooth接続)を入して、「床下」「床上」「外気」などの「湿度」の「値」を同時に計測してみました。

何台でもスマホで管理できる温度計
床下換気扇のスイッチを入れれば「床上」「外気」の湿度に近づく

「複数台」の「Bluetooth温湿度計」を購入すれば、一台のスマホで、複数台の温湿度計を表示したり、管理することが可能となります。

一目で「床下」「床上」「外気」といった比較ができるので、床下換気の効果確認が可能となります。

また「Bluetooth温湿度計」はデータのエクスポートもできます(機種による)

エクスポートしたデータをMicrosoft ExcelやGoogle Sheetsなどで編集すれば細かい分析が可能となります。

結果は?

床下換気ファンを回していると、明らかに床下の湿度は低下(外気に近づく)していました!

  • 床下換気ファンを「回している」と、外気の温度・湿度に近づいていく。
  • 床下換気ファンを「止めている」と、湿度も高い状態に戻っていきます。

今回は、少ない投資で効果的な対策ができたので非常に満足しています。

一時的な乾燥には送風機も有効

床下に雨水が入り込んだ時などには、一時的に「送風機」「工場扇」などで強制乾燥させるのも効果的です。

我が家でも、大雨の時に、通風孔から水が侵入したことがあります。

ハンディータイプの送風機などがあれば、このような水分・湿気を一気に飛ばすことができます。

我が家では、工場用の大型の扇風機(工場扇・工業扇)なども使って床下を乾燥させました。

工場扇を床下に向けて送風。

工場用の扇風機は、家庭用扇風機よりも羽が大きく風量があるので効果的です。

シロアリの痕跡がある場合は迷わず専門業者へ!

こんな場合は専門業者へ
  • 羽アリを見つけた。
  • 蟻道(ぎどう:土が線状に盛り上がるシロアリの道)を見つけた。
  • 床の傷みが増えた(ぶかぶかがどんどん酷くなってきた)
  • 床や床下のカビがどんどん増えている。
  • どうしても湿度が下がらない

上記のような場合は、もはやDIYのレベルでは手におえませんので、迷わずシロアリ専門業者などに相談して駆除(または予防)をされることをおすすめします。

ただし、お付き合いある場合は少ないと思いますので、そんな場合は「優良業者紹介サイト」がおすすめです。

「信頼できる企業が運営」(上場企業など)していたり、「明朗会計」(見積無料・追加料金無し)な紹介サイトが安心です。

トイレファンで床下換気扇DIY まとめ

まとめ
  • 床下換気は、カビ対策・木材劣化対策・シロアリ対策など家の寿命に大きく関わる
  • 古い家ほど、必要だが、古い家ほど設置するのが大変。
  • 床下換気専用ファンは素人が設置するのは難しい(コスト・電気工事・換気口工事)
  • 実は、トイレファンを利用すれば、素人でもDIYで床下換気が行える
  • トイレファンのメリットは、「低コスト」「電気工事不要」「換気口工事不要」「DIYでできる」
  • トイレファンのデメリットは、「見た目」
  • 「換気風量」を増やしたい場合や、故障時はファンを取り替えるだけ(手回しネジ3本)。これもメリット。
  • 作業時間3時間、5千円程度のコストで完成した。
  • 設置のコツは、「なるべく北西につける」「目立たせない」「タイマースイッチもつける」(節電)こと。
  • 効果は抜群で、確実に床下の湿度が低下した(外気に近づく)
  • 効果測定としては、換気の効果をみるために芳香剤を置いてみたり、湿度計を使ってみるなどの方法がある。
  • ワイヤレスの温湿度計を2個同時に使えば、「床下」「外気」の湿度の差が明確になるのでおすすめ。
  • シロアリの痕跡を見つけたら、信頼できる専門業者に相談することをおすすめ。

効果的な床下換気を低コストで行うことができました。

あくまで素人のDIYですが、実際に床下の湿度は確実に低下しています(雨上がりなどは顕著です)

簡単にできるので、同様の問題を抱えている方はぜひチャレンジしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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