【小・中学生向け】サッカー上達のためのおすすめアニメ＆マンガ【家族で楽しめる】

「ブルーロック」は、中学や高校・クラブチームを描いたサッカー漫画ではありません。

日本サッカーがワールドカップを優勝するために必要な「世界一のストライカー」を養成するための育成寮である「ブルーロック」（青い監獄）を描いた作品です。

コーチ「絵心甚八」がいわく「日本に必要なのは、エゴイズムにあふれるストライカーだ」という言葉通り、己をエゴイストに変え、「過酷」「理不尽」な環境の中、壮絶な蹴落とし合いとも言える選別に挑む、高校生達の物語です。

チームでフォワードで点を取る役目の選手には、モチベーションアップやメンタル強化などにつながるおすすめの作品です。

また「ブルーロック」では「空中エラシコ」「アッカ」など空中で数回タッチするなどの超難易度のフェイント・ボールコントロール・シュートテクニックがたくさん出てきます。

この「ブルーロック」に出てくる何度の高い技にチャレンジするのもテクニック向上につながると思います。

「アオアシ」の舞台は、東京にある「エスペリオン」というJクラブのアカデミーユースチームです（高校年代）

クラブユースは少数精鋭のチーム構成です。

なので熾烈な競争のセレクションを受け、合格しなければクラブユースには入れません。

愛媛県の弱小サッカー部出身の主人公がどうやって東京のJクラブのアカデミーユースチームに入り、努力し、成長していくのか？

その成長物語を見ていくと、自然に練習したくなるに違いありません！

また、「次につながる浮き球コントロール」「自然にブンブン首をふるためのトレーニング」などの楽しく・効果的にできるトレーニングはもちろん、「5レーンなどの戦術理解」などリアルなスキルアップにつながるヒントがたくさん散らばっています！

「DAYS」（デイズ）の舞台は「聖蹟高校」という強豪校サッカー部です。

高校サッカーは、入部届を出せばほとんどの高校で簡単に入部できます。

サッカー経験の無いの主人公も、一見安易な気持ちで強豪サッカー部に入部してしてしまいますが・・・。

はたして大丈夫なのか？チームになじめるのか？どういう努力をしていくと上手くなるのか？

読み進めれば、サッカーの楽しさをより一層感じることができます。

特にモチベーションアップやモラルアップにつながる良書だと思います。

全42巻で完結していますので、大人買いして楽しむのもおすすめです。

GIANT KILLING（ジャイアント・キリング：ジャイキリ）は、サッカー選手ではなく、「監督」にフォーカスした作品です。

過去に日本代表のスター選手だったが、海外移籍したプレミアリーグのデビュー戦で大怪我をし引退した「達海 猛」（たつみたけし）が主人公。

その後イングランドのアマチュア監督をしていた「達海」だが、降格圏内で低迷している日本のクラブチーム「ETU」（East Tokyo United）の監督に誘われる。

その「達海」率いるETUが「ジャイアント・キリング」（大番狂わせ・大物食い）を起こしていくストーリー。

「達海 猛」はいつもふざけているなキャラだが、監督としてチームの意識改革・観察力・分析力・戦術眼・コーチング力・若手の大抜擢など、さまざまな手腕で、弱小チームに白星を与えていく。

「達海猛」以外にも個性的な選手がたくさん出てきます。広報・サポーターリーダー・八百屋さんまで魅力的なキャラクターが登場します。

監督が主人公だからこそ、リアルなサッカーが描けています。

「どんな手を使って、いかにして勝つか」という「思考力」が身につきます。

「銀河へキックオフ」の主人公「太田翔」は、試合にほとんど出たことがないサッカー少年。

サッカースキルは低いのですが、純粋にサッカーが大好きで、いつもやる気MAXです。

そして、所属する小学生チーム「桃山プレデター」は、人数不足のために解散寸前で練習や試合もできない状態。

「大田翔」は、そんな状態でもチームを再生するために粘り強く努力していく。

転校生の俊足「高遠エリカ」、一度はチームを離れた「降矢三兄弟」、天才的なスキルをもつ「青砥ゴンザレス琢磨」、元プロサッカーチームのエースであったサッカーコーチ「花島勝」などとの出会いから「桃山プレデターは」再結成をはたす。

「翔」と「仲間たち」により、再結成したチームは「どうせやるなら世界制覇」を目指して、情熱的に活動をはじめていく・・・。

「銀河へキックオフ」魔法のような技がでてくる漫画（アニメ）とは異なり、普通のサッカー少年が主人公です。

その他にも特徴的で魅力的なキャラクターが多く、笑いあり、涙ありで見終わると清々しい気分になれる家族みんなで楽しめマンガ・アニメだと思います。

主人公の「太田翔」の「声出し」「最後まで諦めない粘り強い性格」「周りを見る力」などは、見本にできるところが多いと思います。

アニメの主題歌もおすすめです。オープニング「Across my world/knotlamp」エンディング①「雨ときどき晴れのち虹/風男塾」エンディング②「人生わははっ！/風男塾」

「エリアの騎士」の主人公は、U-15日本代表で鎌倉学館サッカー部主将の兄を持つ「逢沢駆」

兄に隠れ、ストライカーとしての自信を失い、弟「逢沢駆」についたあだ名は「ミスターノーゴール」

そんな二人は交通事故に巻き込まれてしまい、兄の心臓を移植することで、弟「逢沢駆」一人生き残る。

兄が抱いていた世界を目指す強い意志を少しずつ感じ、再びストライカーの輝きを取り戻していく。

一時はサッカー部のマネージャーをしていた主人公が、苦しみながら決定的な仕事ができるストライカーへと上り詰めるストーリー。

展開がドラマティックで一気に読み進められます（全57巻）

サッカーの描写（戦術・フォーメーション）としてはリアルだとは思いませんが、ストーリー展開が面白く、モチベーションアップにつながる作品だと思います。

「キャプテン翼」は、高橋洋一先生によるサッカー漫画です。

「ボールは友達」という名言も「キャプテン翼」から生まれています。

いつも小学校低学年の子どもたちへのコーチングで使わせてもらっています。

ひたむきにサッカーに取り組む姿とともに印象的なのが、アクロバティックなド派手な技です。

特にオーバーヘッドが子どもたちに人気で、真似をしてケガをする子も多いので注意が必要です。

海外でも人気で、イニエスタ、トーレス、ジダン、デルピエロ、トッティー、エジルなどスター選手も影響を受けてきたようです。

また、ゴールキーパーが活躍するのも「キャプテン翼」の特徴で、フェルナンド・トーレス選手は若林源三にあこがれてサッカーをはじめたそうです（ケガをして、FWへ転向）

エンタメとして非常に楽しめるので、特にサッカーが好きになる・はじめるキッカケになることが多いようです。

現在でも色褪せること無く楽しめるサッカーマンガ・アニメの金字塔です。

「イナズマイレブン」は、原作のゲームが、漫画・アニメ・映画・舞台までマルチに展開されたシリーズ作品です。

妖怪ウォッチなど名作を手掛けているゲーム会社「レベルファイブ」の作品です。

収集・育成型のゲームが原作ですので、「カオスブレイク」「デスゾーン」など「超次元の超絶技」がたくさん出てきます（キャプテン翼の比ではない→人間技ではない）

また、際立った濃いキャラクターがたくさん登場するので、特に幼児から小学生低学年の子どもは夢中になります（エイリア学園の選手は宇宙から来たと名のっている・・）

サッカーが上手くなる漫画・アニメでは無いとは思いますが、サッカーへの興味喚起・モチベーションアップ、チームプレイの大切さなどが学べる作品とも言えます。

私の知り合いの小学1年生が、イナズマイレブンを見てサッカーに興味が沸き、チームに入って「やっと1点決めた～！」と初得点を報告してくれたことがあります。