【Apple公式機能】古いiMacをMacBook Pro16インチの外部ディスプレイにしてみた【リユース成功】

2020年1月21日

【Apple公式機能】古いiMacをMacBook Pro16インチの外部ディスプレイにしてみた【リユース成功】

この記事では、iMac27インチ(2011)を、MacBook Pro16インチ(2019)の外部ディスプレイ化してみた手順を紹介します。

MacBook Pro16インチの画面は十分大きいのですが、それでも、動画編集や画像編集などの際は、もっと大きな画面で作業したくなります。

ケーブル1本で、外部ディスプレイ化できますので、対応のiMacなどをお持ちの方にはおすすめです。

「映像を送る側」「外部ディスプレイ側」どちらの端末にも使用できるモデルが限られていますので注意してください。

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正式名称は「ターゲット・ディスプレイ・モード」




MacをMacの外部ディスプレイ化する機能は「ターゲット・ディスプレイ・モード」です。

Macに備えられた機能です。

ただし、この機能は最近のMacに搭載されているのではありません。

実は、少し古めのMacに搭載されています。

なので、使わなくなったiMacで条件にあうモデルであれば外部ディスプレイとしてリユースできるんです。

対応モデルの条件

「ターゲット・ディスプレイ・モード」で外部ディスプレイとして使えるのは、iMac(27インチ、Late 2009)、iMac(27インチ、Mid 2010)、iMac(Mid 2011〜Mid 2014)のみです。

そして、「High Sierra以前」のiOSである必要があります(「Mojave以降」は使えないのでご注意ください)

さらに、映像を送る側のMacは、2019年以前に発売されたものである必要があります(2020年モデルからは使えない仕様に)

※詳しい対応モデルは、アップル公式ページを参照してください。

 

ホントにカンタン。つなぐだけで外部ディスプレイ化。

 

その手順は以下の通り(Thunderbolt搭載のiMacの場合)

  1. Thunderboltケーブルで、各MacのThunderboltポートに接続します。
  2. 両方のMacの電源が入っていて、スリープ状態でないことを確認します。
  3. 外部ディスプレイiMacのキーボードでCommand+F2キーを押します。

対象機種や詳しい方法は、Appleのホームページで確認できます。

 

 

我が家で外部ディスプレイ化するのはこのiMacです。

外部ディスプレイ化するのは、iMac27インチ(2011)になります。

古いモデルですが、愛着があるので下取りなどには出しませんでした。

iMac27インチ(2011)の液晶はTFT。解像度は、2560×1440ピクセルです。

「 Magic Keyboard」 「Magic Trackpad」「Magic Mouse」は使えなくなって、社外品を使っていますので、外部ディスプレイに使うのにピッタリと言えます。

 

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実際に我が家のiMacを外部ディスプレイ化した手順はこちら。




下記のような「Thunderbolt2」ケーブルを用意します。

 

片方は、外部ディスプレイ化するiMacのポートに差し込みます。

 

もう片方は、MacBook Proの「Thunderbolt 3」(USB-C)ポートに、「変換アダプター」を介して差し込みます。

「Thunderbolt 2」→「Thunderbolt 3」のコネクタのケーブルは品薄だったので、変換アダプターを使用しました。

 

あとは、「command+F2」を押すだけです。

 

ほとんどタイムラグなく(1~2秒)ほどで、外部ディスプレイとして機能します。

あっという間に、作業スペースが大幅に広がりました!

Adobe CC使用時も快適(Premiere Pro+After Effects)

上記写真は、デジタルハリウッドの「デジハリAdobeマスター講座」で動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro 」、モーショングラフィックスソフト「Adobe After Effects」の学習をしているところです。

ディスプレイ領域が広がったので非常に作業が「楽」になりました!

さらに、一方のディスプレイで「講座の映像」をみながら、もう一方のディスプレイで「実際にソフトを操作」するという使い方もできるので、学習効率が飛躍的にアップしています!

例えば、プログラミングスクールなどの受講やzoom会議使用時も「快適」になります。

「iMacのディスプレイ」にzoomなどの画面を映して講座に参加しながら、「MacBook Proのディスプレイ」でエディターなどで実際にプログラミングを行うことだって可能です。

(参考情報)Adobe CCを安く買う方法

「Adobe Creative Cloud」(アドビ クリエイティブ クラウド:Adobe CC)は、業界標準とも言える「Premiere Pro」「After Effects」「Photoshop」「Illustrator」など20超のソフトが使えるクリエイティブツールの集まりです。

単体ソフトの2倍超程度の料金で使えるので超お得なパッケージとも言えます(税込72,336円/年※年払い)

そして「デジハリAdobeマスター講座」は、「社会人」であっても「Adobe CC」を「学割価格」で購入できるので超おすすめです。

実は、講座を受講するしないに関わらず、お安く手に入れることができます(参考記事:Adobe CCを社会人でも学割で購入し続ける方法

学習コンテンツも使えて、Adobe CCが学割でダンゼンお安く買える超おすすめな買い方です(しかも買い続けられます)

「You Tube動画のはじめたい人」や「クラウドソーシングで動画編集の副業をはじめたい人」から「ずっとAdobe CCを使っている人」まで、みなさんにお得な購入方法です。

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(参考情報)低価格プログラミングスクール

「Touch Bar」で、両方のディスプレイの輝度を調整することもできます(もちろん通常の「ディスプレイ設定」からも可能)

外部ディスプレイのiMacのスピーカーからオーディオ再生も可能です。

MacBook Pro13インチなどはiMacからオーディオ再生した方がいい音で聞けます。

 

 

 

 

接続に使用したケーブルはこちらです




「Thunderbolt 2」→「Thunderbolt 3」のコネクタのケーブルは在庫がなかったので以下のケーブルとアダプターを購入しました。

ケーブルに関しては私は安い物を選んで買いました。ただし、はめあいが悪いのか、iMacに差し込みづらかったです。

このケーブルはすでに在庫は無いようなので、以下のようなThunderbolt2の純正品や互換品を購入してください。

アダプターについても、なるべく安い物をと思って他社製を探しましたが見当たらなかったのでApple製にしました。またAppleストアには在庫がありませんでしたので、Amazon内のAppleストアから購入しました。

合計で約8千円かかっていますので、コスト的には?かもしれません・・・。

でも、古いiMacのリユースに意義があるとも思いますので私的にはOKです。

 

iMacの外部ディスプレイ化まとめ

 

外部ディスプレイ化のポイント

  • 古いiMacには外部ディスプレイとして使えるものがある。
  • 正式名称は「ターゲット・ディスプレイ・モード」
  • 対応したケーブル・アダプターがあればOK。
  • ケーブルをつないで、「command+F2」で簡単に外部ディスプレイ化。
  • Appleサポートホームページに対応機種や実施方法が掲載されている。
  • 特にMacBookなどは作業スペース拡大できるので便利!

引退しかけていたiMacが高品質な外部ディスプレイとして使えた(リユースできた)ことは驚きでした。

もし、対応のiMacをお持ちのの方はぜひトライしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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