ロジクールテンキーレス キーボードMX KEYS mini購入感想→タッチ最高だけどMacの方は要注意!

2022年11月15日

ロジクールテンキーレス キーボードMX KEYS mini購入感想→タッチ最高だけどMacの方は要注意!

テンキーレスのワイヤレスキーボードである「ロジクール MX KEYS mini」を購入して使ってみました。

タッチが最高なのでずっとタイピングしておきたい感じです。

ただし、Macで購入使用する場合には「キー入れ替えをした方が使いやすい」など何点か注意点がありますので対策方法なども紹介します。

(参考)購入したテンキーレスキーボード

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テンキーレスのワイヤレスキーボードが欲しかった!

いままではフルキーボード派だった

Logicool、Topre、Appleなどの「フルキーボード」ばかり使っていた

いままではテンキーもついている「フルキーボード」をずっと愛用してきました。

ロジクールソーラーキーボード・Magic Keyboard・トープレREALFORCEなど

その理由は?

あたりまえですが、「数字入力」の時に便利だったからです。

  • プログラミング
  • グラフィックソフト
  • オフィスソフト
  • 会計ソフト

ただし、

最近のグラフィックソフトは「スライダーで数値入力」(増減)できたりしますし、会計ソフトなど「小さな電卓」が出てきたりして、いちいちテンキーで数字を入力しなくてもいい場面が増えてきました。

結果、テンキーの使用頻度がグンと減りました。

 

テンキーは別体の方が使いやすいことに今頃気づいた

高機能なワイヤレステンキーが販売されている

このような経緯で「テンキーはそれほど必要ない」と思い始めました。

少なくとも「テンキーが一体化しているでっかいキーボードは必要はない」と思えてきました。

なので、このような理由でテンキーレスにしようと思いました。

フルキーボードを辞めたい理由

  • コンパクトにして「机をスッキリ」させたい。
  • タッチ感のいいキーボードなら「テンキーレスでも数字入力」でしやすい。
  • テンキーを使いたいなら「ワイヤレスのテンキー」を用意しておけばいい。

テンキーは必要な時だけ使うのが賢いかもしれません。

しかも、今はBluetooth接続できる高機能で高品質なワイヤレスのテンキーが販売されています。

昔はチャチな有線のテンキーしかなかった様な気がしますが、今では質感の高いワイヤレステンキーが多く売られています。

 

 

テンキーレスキーボードの選定基準

テンキーレスキーボードを購入するにあたって「選定基準」を設定してみました。

キーボードを選ぶ基準

個人的なテンキーレスキーボードの選定基準は以下の通りです。

テンキーレスキーボード選定基準

  • ロジクールもしくは同等以上の質の高いキーボード
  • テンキーレスで省スペース化ができるもの。できれば持ち運びもしたい。
  • 日本語配列のキーボード(US配列は個人的には使いにくい)
  • 長時間タイピングができる(タッチ感・位置のわかりやすさ・疲れにくさ)
  • WindowsPC・Mac・iPadなどの複数のOSで使いたい(1つのキーボードで切り替えながら利用)
  • バックライト付きのもの(動画編集・プログラミング時は暗い部屋で仕事)

この基準にピッタリあったのが「MX KEYS mini」でした。

そもそも本格的にタッチ感まで追求している薄型キーボードは少ないです。

ちなみに同じくLogicoolのテンキーレスキーボード「MX Mechanical mini」は、「メカニカル式」でタッチは最高だとおもうのですが、持ち運びにくい(厚さ・重さ・耐衝撃性・タイピング音の大きさ・デザインがゴツいetc)ので候補にしませんでした。

持ち運びしない人には「MX Mechanical mini」も要チェックかもしれません。

 

ロジクールのMX KEYS miniを購入感想

「MX KEYS mini」の特徴は?メリット・デメリットは?

条件にピッタリあったロジクールのMX KEYS mini

充電はUSB Type Cです(USB Type A→Type Cのケーブルが付属)

Mac版の場合は、USB Type C→Type Cが付属します。

MX KEYS miniは?

  • テンキーレス
  • 日本語配列
  • タッチ感に超こだわっている
    →キーボードの凹みなど
  • PC・Mac・タブレットで切り替えて使用可能
    →3台まではワンタッチで切り替え
  • LEDバックライト付き

 

MX KEYS mini仕様詳細

タイプコンパクト(テンキーレス)
サイズ約296 x 21 x 132 mm
重さ506g
キー構造パンタグラフ
キーピッチ19mm
キーストローク3.2mm
イルミネーションあり
電源10日/20週間(バックライト未使用時)
USBケーブルUSB-A - USB-C
(Mac用はUSB-C - USB-C)
互換性Windows、macOS、Linux、Chrome OS、Android
(Mac用はmacOS、iOS、iPadOS)
接続デバイス最大3
ソフトウェアLogi Optionsなど
カラーペールグレー・グラファイト・ローズ
(Mac用はペールグレー)

このように、私の条件にほぼ合致しているのですが、細かい不満や注意点もありますので、詳しくみていきます。

 

テンキーレス

Apple Magic Keyboardに比べて約12cm(幅)ほどコンパクトになりました。

Apple Magic KeyboardとLogicool MX KEYS mini

ただし、奥行きと厚みはそれぞれ約1cm超増えています。

Apple Magic KeyboardとLogicool MX KEYS mini

「MX KEYS mini」にすることで、思った以上にデスク周りはスッキリしました。

ワイヤレスのテンキーを必要に応じて使うことにしています。

テンキーは必要な時だけ使います(ちなみに左にあるグレーの板はトラックパッドです)

 

日本語配列

個人的には日本語配列(JIS配列)しか使いません。

「ひらがな表記」は無くてもいいのですが、US配列のキーボードの場合、記号の位置が変わるのでとても使いにくいからです。

USキーボードは、アットマーク「@」、ブラケット「[」「]」、カッコ・カギカッコ「(」「)」、プラス「+」、アンダーバー「_」、コロン「:」など体に染み付いているキー配列が異なります。

日本語配列で、さらにWindowsとMacの修飾キーが印刷されている

なので、日本語配列に慣れている方は、安易にUS配列キーボードに変えない方がいいと個人的には思います。

昔、スッキリした方がかっこいいという安易な気持ちでUS配列のノートパソコンを購入してしまいました。

結局、キー配列に慣れることが出来ずにすぐに使わなくなりました・・・。

「MX KEYS mini」は派生モデルが複数あり、US配列のものがあるので注意が必要です(後述します)

 

タッチ感にこだわっている

パーフェクトストロークキーを採用

「MX KEYS mini」のキーの表面は球状にくぼんでいます

それにより、非常に正確なタイピングができます。

また、人差し指のホームポジションである「F」「J」の突起もはっきりしていて個人的には好みです。

最近のキーボードは、はっきりしていないものが多いです。

キーストロークも適度で、非常になめらかでいいタッチ感です。

ペチペチという短いストロークではなく、かといってストロークが長すぎて疲れたり、指が引っかかったりということが無い感じです(パンタグラフ式でキーストロークは3.2mmになっています)

メカニカル式のような大きなタイピング音もせず、静かにタイピングできるのでカフェなどでも利用できます。

キーボードは、仕事道具の中でも一番触れることが多いものですので、タッチ感にはこだわりたいと思っています。

そのタッチ感において「MX KEYS mini」は非常に満足のいく買い物となりました。

ネットショップのレビューにおいても、タッチ感に満足していたり、疲れにくいといった感想が多く、私も同意です。

また、キーボードに適度な傾斜がついていたり、剛性が高いことなども疲れにくさにつながっていると思います。

 

PC・Mac・タブレットで切り替えて使用可能

「MX KEYS mini」は、WIndows・Mac・タブレット・スマホなどとワンタッチで切り替えて使えるのも魅力です。

切り替えは、キーボード上部のスイッチを押すだけでOKです。

ワンタッチで切り替えられるのは3つまでです。

Bluetoothの初期設定は、設定したいボタンを長押しすればOKです(接続設定モードになります)

 

ワンタッチで切り替えできる

個人的にはWindowsのパソコンと、MacBook Pro、そしてiPad12インチで使っています。

iPad12インチは、マウスも使えるので「ほぼノートパソコン」になります。

iPadでも利用できる

最近は「iPad」と「MX KEYS mini」のセットで出張にいくのか、「MacBook Pro」でいくのかいつも迷っています(笑)

 

LEDバックライト付き

個人的には「動画編集」や「プログラミング」などの没頭する作業は、照明を落とした部屋で作業します。

なので、「イルミネーション」にはある程度期待していました。

LEDバックライトの輝度は調整可能

とっても明るく、文字よりもキーの周りから漏れ出る光が多いので少し派手な光り方と言えそうです。

個人的には文字だけ「ぽわーん」と光るタイプが好みです。

ただし、明るさは手動でも調整できます。

暗くも出来ますし、OFFにもできるので多くの人の好みに合わせられると思います。

 

デメリット→少し気になる部分は?

少し気になる部分もあります。それは?

15,000円程度の価格が高い?

15,000円程度の出費になるので結構なお買い物といえるかもしれません。

安いキーボードは数千円で買えます。

ただし、Windows・Mac・タブレット・スマホなどでシームレスに使えることを考えると、別々に買うよりも断然安くなります。

しかも、3台までならワンタッチで使う端末を替えられるので、同じキーボードの操作感で複数のOSのパソコンなどを操れるということです。

またキーボードはいつも使うメインの入力装置であり、長く使うアイテムでもあります。

なので、その使用頻度・使用時間で割り算すれば安い買い物になると個人的には思っています。

 

コンパクトだが少し厚みがあり重い(ただし持ち運びも十分できます)

「MX KEYS mini」は約0.5Kg程度の重さです。iPad12と合わせて1.1Kg程度。

質感があり、かつ高剛性で、角度をつけて操作性を高めているがゆえに、約500gとまあまあの重さがあります。

サイズ的には、小さなカバンにも十分に入るので問題ないのですが、ずっしり感はありますので好みはあるかもしれません。

ただし、出先でも最高のタイピングができるメリットの方が勝るので個人的には全く気になりません。

iPad12インチと一緒に持ち歩けば約1100g程度です。

MacBook Air13インチが約1.25Kg程度なのでそれよりは軽いイメージです。

出張で使用される方は専用ケースがあればよりスマートで使えると思います。

 

 

ドライバソフトでは、メディアキーしかカスタマイズできない

メディアキーをキーボードショートカットなどに自由に割り当てられる

Logicoolのドライバソフトで、メディアキーをカスタマイズできます。

ですが、

個人的には、Macで使用する場合に違和感のある「CTRLキー」と「Caps lockキー」をドライバソフトで簡単に入れ替えできるようにして欲しかったです。

Macの「設定」でもできるのですが(後述)、ドライバソフトの「Logi Options+」でできればさらに良いと思いました。

CTRLキーの配置の対応方法などは後述します。

 

派生モデルがあるので購入時に注意が必要

「MX KEYS mini」は、US配列モデル(輸入版・Mac仕様US配列版)もあるので日本語配列に慣れている人は要注意です。

「MX KEYS mini」として、以下のようなモデルがネットショップに並んでいます(非常にわかりずらいです)

ポイント

  • 「KX700〇〇」(マルチOS:日本語配列)※輸入版でUS仕様もある。
  • 「KX700M〇〇」(Macユーザー向けモデル:日本語配列・US配列)
  • 「KX700B〇〇」(ビジネス用:日本語配列)※Bluetoothが使えない環境向け

〇〇の部分はカラーです。

〇〇はカラー型番

  • PG:ペイルグレー
  • GR:グラファイト
  • RO:ローズ

個人的には「日本語配列」じゃないと使いにくいのと「マルチOS」で使いたいので「KX700PG」(国内版)を選びました。

「KX700PG」(国内版)を選べば、WindowsユーザーでもMacユーザーでも大丈夫だと思います。

ただし、付属の充電ケーブルはUSB Type A→Cです。

Macユーザー向けモデルはUSB Type C→Cの充電ケーブルが付属されています。

「KX700PG」は複数OSで使うことを想定しているので、Windows・Macの特殊キーが両方併記されています。

Mac用の「KX700M」などは、Mac向けのキーしか印刷されていません

でも、Mac用でも機能的にはマルチOSで使うことはできるようです(ネットショップのレビューでは使えているようです)

またビジネス用として、Logi Bolt接続用のレシーバーが付属したモデルもあります。

Bluetoothが使えない会社などでの使用の場合などでの使用が想定されています。

Bluetooth接続ができる人なら必要なしだと思います。

念を押しますが「日本語配列」が欲しいのに「US配列」を買ってしまうことが無いように注意して購入してください。

 

CTRLキーの位置が個人的には無理・・・

WindowsとMacに対応しているキーボードなので、ある意味仕方ないことなのですが、

CTRLキーの位置が左下(Windowsの位置)になっているのが気になります。

Macで日本語入力する場合には、個人的には譲れないところなのでなんらかの手段で修正したいと考えました。

なぜなら、Macでは日本語変換の時にCTRLキーは重要な役割を担います。

それは、「CTRL」と組み合わせれば高速に文字入力できるからです。

だから、「CTRL」キーは、「A」キーの隣に配置したいんです。

以降、詳しく説明します。

 

Macでは「CTRL+○」で入力が爆速になります

CTRLキーがWindowsの位置(左下)だとやりにくい

Macを使っている人ならご存知だと思いますが、Macは「CTRL+○」で文章入力や編集のスピードが飛躍的に向上します。

例えば、「ひらがな」「カタカナ」「英大文字」「英小文字」など、一瞬で変換可能です。

変換ショートカット

  • 「CTRL+J」→「ひらがな」
  • 「CTRL+K」→「カタカナ」
  • 「CTRL+L」→「英大文字」
  • 「CTRL+;」→「英小文字」

その他にも「編集機能」も、「CTRL」と組み合わせればマウスいらずです。

編集ショートカット

  • 「CTRL+H」→バックスペース
  • 「CTRL+D」→デリート
  • 「CTRL+K」→カーソル以降を消去
  • 「CTRL+A」→文頭に移動
  • 「CTRL+E」→行末に移動
  • 「CTRL+F」→1文字進む
  • 「CTRL+B」→1文字戻る
  • 「CTRL+N」→次行に進む
  • 「CTRL+P」→前行に戻る

これだけの変換や編集機能がマウスを使わずにキーボードだけでできるのは個人的にはMacの最大級のメリットです。

なので「CTRL」キーをタイピング時に使いやすくするため「A」キーの隣にあって欲しいんです。

 

頻繁に「CTRL」キーを使うのに、指がつりそうな位置にあるのは個人的には許せないところなのです。

 

Macの設定でキー入れ替えを行えばOK

「修飾キー」の割り当てを変更すればOK

ただし、上記の問題はMacの設定で簡単に「キー入れ替え」できます。

ここでは「Macの設定」で「キー入れ替え」行う手順を紹介します。

まず、Macの「設定」→「キーボード」→「キーボードショートカット」→「修飾キー」(左側リストに表示)をクリック。

「キーボードを選択」で「キーボード」を選択。

「MX KEYS mini」を選択します。

「Karabiner」(キーボードサポートソフト)などを使っている場合はそちらを選択。

そして「Control」キーを機能させるキーを「Caps Lock」に変更すれば完了です!

これだけで簡単にキーが入れ替わります。

ちなみに「CTRL」キーを押すと、「Caps Lock」のLEDが点灯してくれるようになります。

 

MX KEYS miniはこんな人におすすめです

以上「MX KEYS mini」の特徴や注意点を紹介してきました。

「MX KEYS mini」の特徴を踏まえておすすめできるのはこんな人です。

こんな方におすすめ

  • 「テンキーレスのワイヤレスキーボードを探してる人」
    →コンパクトで質の高いテンキーレスキーボード。
    →Windows・Macどちらを使っている人でも使えます。
  • 「今のキーボードのタッチに不満のある人」
    →トープレでのタイピングが疲れるようになった人。
    →AppleのMagic Keyboardでタイピングしすぎて指先などが痛くなった人。
  • 「マルチOSで同じキーボードを使ってみたい人」
    →Windows・Mac・タブレットを1つのキーボードを使いたい人

    →ただし、当たり前ですが同時には使えないのでそれぞれのキーボードは必要。
  • 薄型キーボードでブラインドタッチを極めたい人」
    ホームポジションの出っ張りがよくわかる。
    →各キーが凹んでいてミスタッチしにくい形状

 

(参考)使用感がわかる動画

使用感がわかる動画はこちらです(YouTube)

 

 

まとめ

「MX KEYS mini」はコンパクトですが、ロジクールらしくとても高品質なこだわりのあるキーボードだと思います。

お値段は結構しますが、ここ数年買ったキーボードの中で一番心地いいタッチです。

ネットショップのレビューされてる方も同じ様な意見が多いです。

ミスタイプも減るし、心地いいので、個人的には「ストレスなく仕事ができるキーボード」「無駄にタイピングしたくなるキーボード」と言えます。

 

興味のある方は、ぜひ試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!