この記事では我が家で行っているテレビ付きランニングマシンの設置例を紹介します。
設置を工夫してすることで、テレビを見ながらの「ながら運動」ができるように工夫しました。
「ながら運動」なら楽しく運動できてあっという間に時間が過ぎてしまいます。
結果、効果的なランニング・ウォーキングができ、健康維持やダイエットにつながっています。
「テレビ+ランニングマシン(ルームランナー)」は「最強のダイエットツール」
健康維持のためにランニングやウォーキングをしているのですが、暑い時・寒い時・雨天などは自宅に設置してあるランニングマシン(ウォーキングマシン)で行うようにしています。
ですが、屋外と違い、自宅では景色を楽しんだり、風を感じたりすることができないため、運動時間が長く感じます。楽しく無いので長続きもしなくなります。
なので、我が家では、ランニングマシンでテレビが見れるように工夫して設置することで、楽しみながらランニング・ウォーキング(結果ダイエット)を続けています。
いわゆる「ながら運動」です。
最近ジムなどでもテレビ付きのランニングマシンが増えていますね。
(参考)ランニングマシンは呼び方色々
ジムでは「トレッドミル」(英語でTreadmill)と呼んでいるようです。
- ランニングマシン
- ウォーキングマシン
- ルームランナー
と呼んだり、色々な呼び名があります。
実は、テレビをマシンの前に置いただけなので、それほど工夫はしていません。
ですが、色々と試しているうちに細かなコツなどもわかってきました。
なので、これから自宅でテレビ付きランニングマシンを初めてみたいという方がいましたら参考にしていただければと思います。
「テレビ+ランニングマシン(ルームランナー)」の設置状況
実際の設置状況はこちらです。
ランニングマシン(ルームランナー)の前に、ちょうど良いサイズのラック(幅約80cm・高さ約110cm)を置いて、テレビを乗せただけです。
ですが、これがとても快適に「テレビ見ながらランニング」(ながら運動)できるんです。
パソコンのモニター台(高さ9cm)を使って微調整しています。
我が家の場合ちょうど良いラックがありましたので、ラックにテレビを置くスタイルになりました。
ラックなどがない場合は、テレビスタンド、タブレットスタンドなどがおすすめです。
テレビを設置方法→いろいろ試して気づいたコツ
いままで色々と試してきました。
- 「壁掛けテレビ」→移動できないので後で困る
- 「プロジェクター」→暗がりだと怖くて思い切り走れない・画面が大きいと酔う。
- 「タブレットを置く」→下を向いて走ることになる
- 「スタンド」を使う(テレビやタブレット使用)→走っている振動で画面が揺れてしまう
色々と試してきたおかげで、徐々に設置するコツがわかってきました。
テレビの「画面のサイズ」は9〜24インチくらいが最適。32インチ以上は危険かも?
- ランニングマシンの幅が60〜70cmくらいなので32インチ程度以下が収まりがいい(32インチで横幅約70cm)
- スマホは小さすぎて、字幕などが見にくい(楽しめない・疲れる)
- 逆にあまりに大画面だと走っている時に、平衡感覚が狂ってふらつきます。
- 9〜24インチ程度が一番バランスがいい感じ、最大は32インチ程度をおすすめ。
- プロジェクターはセッティングが難しく、暗い中の視聴はあまり快適でない(ふらついたり危険)
ジムの効果なマシンのディスプレイがあまりにも小さいと思っていたのですが、大きな画面だとふらつくということなんでしょうね。
「画質・解像度」はそれほど気にならない(4Kは不要)
歩いてる時、走っている時に、細かいところまで注視しないので、画質(特に解像度)はそれほどこだわらなくてもいいと思います。
4Kは必要ないと思います。ハイビジョンで十分(SDでもOK)です。
TV見るなら「ワイヤレスタイプがおすすめ」
テレビをライブで見たい人は、アンテナが無いところで使えるワイヤレスのテレビもおすすめ。
私は時々レイアウト変更するので、ワイヤレスのテレビが必須になっています。
電源のコンセントは色々なところにあると思いますが、アンテナ線が引けるところは限られています。
アンテナ線のある部屋にチューナーを置き、そこからは無線で画像を送るタイプのワイヤレステレビがあると便利です。
タブレット+動画配信サービスならもっと快適
動画配信サービス(VOD:ビデオ・オン・デマンド)を使えば、タブレットひとつで、映画やテレビのコンテンツが視聴可能です。
タブレットは9インチ以上がおすすめになります。
動画配信サービスは、実質1000円程度のもので十分楽しめます(無料お試しができるものもありますので要チェックです)
配信サービス 公式サイト | 見放題 | 無料期間 税込金額 |
---|---|---|
◯ | 31日間無料 月額2,189円 | |
◯ | 14日間無料 月額1,026円 | |
◯ | 30日間無料 月額550円 | |
◯ | 31日間無料 月額990円 | |
◯ | 31日間無料 月額550円 |
「テレビ付きランニングマシン(ルームランナー)」に適したコンテンツとは?
ランニングマシン(ルームランナー)で運動しながら見るのに適したコンテンツがあることがわかりました。
- テレビだとニュースやお笑い→流して見れるような内容がながら視聴に適している
- 動画サービスの場合は、アニメ・映画・ライブ→わかりやすくて痛快なアクションものがいい。
- ストーリー重視の映画などは、ながらじゃなく映画に集中してみたくなってしまう。
- 見たことのある映画や、お気に入りの映画やライブなどをBGV的にながすのもおすすめ。
- YouTubeの場合は、とにかく尺が長い物か自動再生をオン(短いとすぐ集中できない)
ドキュメンタリー・ホラー映画などは私は全く楽しめませんでした。
あと、おすすめしないのはゲームです。
ゲーム機器をつなげばいいだけなので、簡単にできますが、映画より集中するので、ひどく酔ってしまうことがあります。
また手がコントローラでふさがっているので、ランニングマシンのハンドルを持つことができず危険です。
そもそも、ゆったりと座ってプレーしないとゲームは全く楽しくありません。
動画サービスをテレビで見るには?
タブレットやスマホをテレビに繋げば、大画面で動画コンテンツを楽しむことができます。
動画サービスを見る(テレビに出力する)には色々な方法があります(タブレットは動画サービスアプリを使用すればOK)
TVに入っている動画サービスアプリの使用
最近のテレビには、You Tubeをはじめ動画配信サービスのアプリがあらかじめインストールされています。
それらを活用すれば簡単に動画サービスが視聴できます。
スマホ・タブレットをテレビに映す
変換アダプタを使えば、スマホ・タブレットをTVに出力することができます。
アンドロイドでもiPhoneからでも変換アダプターを使えば、TVにHDMIケーブルでつなぐことができます。
無線での接続は「カクカク」したりストレスにつながるのであまりおすすめしません。
Apple TV、Fire TV Stick、Chromecastなど動画サービス専用機器をテレビにつないで映し出す
「VODが視聴できるデバイス」を使えば、動画配信サービスをテレビに映し出すことができます。
「セットトップボックス」「メディアストリーミング機器」と呼ばれるものです。
私の場合は、Appe TV・Fire TV Stick・Chromecastなどの「VODが視聴できるデバイス」を使って、プライムビデオやYouTubeなどのコンテンツを大画面のテレビで見ています。
実は、「テレビ+ランニングマシン(ルームランナー)」で重要なのは「サウンド」
テレビのスピーカーは「軽い音」のものが多いので、「外部スピーカー」か「ヘッドフォン(イヤフォン)」を使いたいところです。
例えば、サラウンドスピーカーなどで大迫力で映画を見れて良さそうですが、実はおすすめできません。
「走っている音」および「ランニングマシン自体のノイズ」はテレビや映画を見る時に非常に気になります。
その解決策は、「ノイズキャンセリングヘッドフォン(イヤフォン)」です。
「ノイズキャンセリングヘッドフォン」があれば、テレビを見ながらの快適なランニング・ウォーキングが楽しめます。
耳を包み込む「アラウンドイヤータイプ」は汗がパッドに染み込むので、インイヤータイプの「ノイズキャンセリングヘッドフォン(イヤフォン)」がおすすめです。
さらに「防滴」「防水」仕様になっていれば、汗を気にせず使用することができます。
また、イヤフォンはコードのないワイヤレスタイプにしたほうがおすすめです。
コードが絡まったりすると危険ですし、ランニングマシンのベルトを痛めたりするリスクもあります。
私の場合は、テレビの音をBluetoothの無線で飛ばして、Appleの「AirPods Pro」などのノイズキャンセリングイヤフォンで聞いています。
テレビを見ながら使う「ランニングマシン・ルームランナーの選び方」
ランニングマシン(ルームランナー)の選び方にも何点かポイントがあります。
ランニングマシン・ルームランナーは、安いものを買って失敗した、あるいは高いものを買っても自分の使い方に合わなかったという話をよく聞きます。
自分の用途に合っているかを確かめた上で、信頼できるメーカー・販売会社から購入することをおすすめします。
「ながら運動」に適しているランニングマシンは以下の通りです。
- バーや手すりのついたタイプ→転倒やふらつき防止
- 幅が広い走行面→のびのび安心して運動できる
- 静音モーターを使ったタイプ→テレビの音が聞こえやすい
- 自動でプログラミング(スピード・傾斜等)→途中で操作しなくてよい
- 折りたたんでコンパクトになり自分・家族で動かせるタイプ→レイアウト変更の時便利
- 「ながら運動」が目的なので、速度よりも快適性を選ぶべき。
おすすめランニングマシン
以下に紹介するのは、信頼・実績の高いメーカーの「ながら運動」に適しているランニングマシンです。
最高時速16km&最大傾斜10%
Horizon TR5.0
業務用マシンでおなじみのジョンソンヘルステック社「HORION」のトレッドミル。
折りたたみ可能な本格モデルです。歩行面は40.6☓127cmのワイドタイプです。
独自クッションシステムが衝撃や音を吸収して快適なウォーキング・ランニングが可能。
最高時速16km、最大10%の傾斜(電動)が可能で負荷を高めたトレーニング、シェイプアップを行うことが可能です。
46☓125cmの広々とした幅広走行面
Reebok i-Run 4.0
リーボックのスリムに折りたためるコンパクトで高機能なルームランナー。
スタイリッシュなデザインで、折りたためば奥行きは31.5cmになるのでリビングに置いてもじゃまになりません。
コンパクトですが、走行面は46☓125cmと広々していますし、タブレット・スマートフォンホルダー付きなので「ながら運動」に最適です。
スタイリッシュで静かなランニングマシン
ALINCO FLAT JOG
グッドデザイン賞を受賞したアルインコのスタイリッシュなランニングマシン。
タブレットトレー付きなので、タブレットをおくだけで「ながら運動」が可能になります。
そしてワイドな45☓120の走行面と低床設計(9cm)でのびのびとウォーキングが可能。
衝撃吸収クッションの効果で走りやすく、静かなランニングマシンです。
ランニングマシン初心者の方向けに、ランニングマシンの選び方や、5万円前後のおすすめモデルを別記事で紹介しています。
よろしければそちらも参照してみてください。
自宅テレビ付きランニングマシン(ルームランナー)で「最大限注意」すること
大きな画面をみながらウォーキング・ランニングしていると「平衡感覚」が失われ「転倒」するリスクがあります。
なので、必ずハンドル・手すり・バーを持って運動しなければいけません。
また、ヘッドフォンを着用する場合は、周り状況がわからないことがあるので、注意や配慮が必要です。
例えば「音」。
防振マットや、防振ゴムなどで最大限静穏化し、家族やご近所の方に迷惑がかからないようにすべきです。
自宅テレビ付きランニングマシンまとめ
- ランニングマシンの前のラックの上にテレビを設置するだけ(高さ120cm前後)
- ラックがなければ、テレビスタンドやタブレットスタンドを活用すればOK。
- ながら運動は、平衡感覚が失われ転倒するリスクがあるので、安全バーがすぐ握れるようにしておく。
- テレビの画面のサイズは9〜24cmが最適。32インチ以上は注意(平衡感覚消失)
- テレビは、アンテナ線がいらないワイヤレスタイプが便利。
- タブレットでテレビを見るには、ワイヤレスチューナーや、対応のHDDレコーダーが必要。
- 快適に運動するには、サウンドが重要。ノイズキャンセリングヘッドフォンを超おすすめ。
- 「ながら運動」に適したランニングマシンは「安全バー付き・幅広走行面・静音モーター・高収納性」などのモデル。
自宅のランニングマシンなので、思い立った時にエアコンの効いた快適な室内で、思いっきり汗をかけるのは最高に気持ちいいです。
しかも「大好きなテレビや映画をみながら時を忘れて運動できる」という「究極のながら運動」です。
なので楽しく快適にダイエットすることも可能です。
自宅に自分にピッタリの環境ができれば、ジム以上の、最高のトレーニング・ダイエット効果になるのではと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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