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【昇華印刷】「星柄」デザインTシャツの作り方【自宅でプリントできる】

2019年12月4日


最近、「チームオリジナルのTシャツ」を着ている方をよく見ます。

オリジナルの「Tシャツを安価で作ってくれる専門店」が増えましたので利用されているのだと思います。

でも「ご自身でも簡単に作れる」のをご存じですか?

「自分や家族用のTシャツ」、「チームの練習用Tシャツ」くらいの枚数なら自宅で簡単にできます。

色々な印刷方法がありますが、今回は「昇華印刷」での作り方を紹介したいと思います。

私自身が制作してきたものは「サッカーチームの練習着」「応援着」「卒団式のプレゼント用」「マラソン大会用」など様々なものを「昇華印刷」でつくってきました。

その経験から、この記事では「昇華印刷によるオリジナルTシャツの作り方」をご紹介します。

 

おすすめのプリント方法。「昇華印刷」の特徴は?

昇華印刷のメリットは?

「昇華印刷」はポリエステルの繊維を直接染める印刷方法です。

繊維の上にラバーなどののインクを張り付ける他の印刷と大きく異なります。
(シルクスクリーン・インクジェット・ラバー印刷など)

「昇華印刷のメリット」は?

・複雑なデザインでも印刷できる。

・フルカラーで発色がいい(鮮やかな色・グラデーションも可能)

・Tシャツの風合いが自然(インクが乗った感じはない)

・耐久性が高い(同化している・染まっているので色落ちはありません)

・少量生産に適している(シルクスクリーン印刷のような版代がかからない)

 

昇華印刷のデメリットは?

逆に「大きなデメリット」もあります。

・印刷できる生地が限られる(基本はポリエステル100%)

・印刷できる生地色は「白・淡い色」のみ

・多量生産に不向き(転写紙は1回しか使えない:逆に「版」を利用するシルクスクリーン印刷は数百回も使えます)

 

昇華印刷が使われているものは?

一番目にするのは「ユニフォーム」です。

工場ではTシャツ全体に昇華プリントができるので代表ユニフォームみたいなものだって制作可能です。

ただし、大型のプリンターやプレス機などが必要になるので、自宅では無理です・・・。

「自宅で昇華印刷」できるTシャツは?

自宅でつくれるのは

「スポーツ用(ドライTシャツ)で、下地が白のデザインのTシャツ」

のみになります。

 

 

自作昇華印刷Tシャツを作るために用意するもの

初期投資はプリンターまで用意する場合は「2万円弱」かかります。

ランニングコストは「Tシャツ代+転写用紙代+インク代」=400~600円/枚くらいだと思います。

なので、初期投資だけすれば、好きなデザインのTシャツが「作り放題」になりますよ。

①インクジェットプリンター

エプソンかブラザーの5000円くらいの安いインクジェットプリンター(4色・中古でOK)でOKです。

※キャノン(サーマル式)は使えません。

もしくは、プリンターを新しく買い換える予定があるのなら、捨てないで試しに昇華印刷に使ってみましょう。

私自身は、使わなくなったブラザーのプリンターで行っています。

 

 

②昇華インク

4色で5000円くらいです。

詰め替え用の道具(注射器)などもセットになっているものがいいです。

また、詰め替えやすいインクタンクもあります。

たくさん印刷して交換が頻繁になったら検討してもいいですね。

 

 

③昇華印刷用紙(転写用紙)

100枚で3000~4000円程度です。

1枚30~40円程度になりますね。

Tシャツの印刷には「糊付き」を選んだ方がいいです。

 

 

④Tシャツ(ポリエステル100%・白色)

安いものは1枚300~500円程度だと思います。

ドライTシャツと呼ばれるものを選ぶといいと思います(ポリエステル100%が多い)

安いものだと10枚買っても3000円です。

練習や予備のために多めに買っておくといいです。

 

 

⑤アイロン

家にあるもので問題なし。

たくさん印刷する場合や、すばやく高品質なものを作りたい場合は「ヒートプレス機」が有用です。

お値段が張る(10万円くらいから)のと、スペースをとりますので本格的にはじめる際に検討するべきです。

 

今回プリントするデザインは「星柄Tシャツ」

「星」がちりばめられたようなデザインにしたいと思います。

パステルカラーの星をたくさん作って「A4サイズ」いっぱいにちりばめてみました。

イラストソフトは何でもいいです。

簡単なデザインなので「オフィスソフト」や「フリーソフト」でも十分書けますね。

 

昇華インクを入れたプリンターで印刷します

インクカートリッジのインクを「昇華インク」に入れ替えます。

基本的には、入っているインクを抜いて「昇華インク」のボトルから注射器で注入します。

もちろん、入れ替えが簡単なインクカートリッジを使ってもOKです。

インクジェットプリンターが用意できたら、プリンターにデータを送ります。

その際の注意点することがあります。

「昇華印刷」は「転写」の際、鏡に映ったように「反転」します。

なので、イラストソフトで「反転」するか、プリンター印刷時(プリントソフトでできます)に「反転」する必要があります。

※今回は「星」をランダムに配置したデザインなので大丈夫なのですが「文字」だと読めなくなります。

また「昇華印刷転写用紙」は「表裏」がありますのでそこも注意が必要です(通常、印がついています)

転写用紙にプリントされた図柄は色が薄い色合いです。昇華印刷した時に本来の色になります。

 

アイロンで昇華印刷します

最後に200度(高温)のアイロンで昇華転写をしていきます。

転写用紙の上に、コピー用紙などをかぶせた上からアイロンをあてます。

圧力をかけながら5秒~10秒程度アイロンをかけていきます

ほんの少しコピー用紙が茶色(焦げ色)になる程度です。

そしてゆっくりと転写紙をはがせば完成です!

環境により変化しますので、何枚か試してみてベストなプリントを探しましょう。

 

「星柄Tシャツ」の出来上がりはこちら

さすが「昇華印刷」です。

発色はや生地へのなじみは最高です。

文字を入れてみた事例はこちら。

文字を印刷しても、発色・エッジがしっかりした感じに仕上がります。

 

「自分で昇華印刷」は稼げる?副業になる?

答えはカンタン。工夫次第で十分稼げます。

オリジナルTシャツの販路として思いつくのが「メルカリ」です。

もちろんメルカリでも売れるのですが「注意」が必要です。

メルカリでは「普通のデザインTシャツ」は「取引価格が安い」です。

なので「付加価値をつける工夫」が必須です。

「発注者のオリジナルをつくってあげる」、「デザイン性の高いものにする」、「タイミング・イベント性(「令和記念」など)のあるもの」など、付加価値をつければ「注目度」が高まり、また、「値下げ圧力」も少なくなり、効率よく稼ぐことができます。

お小遣い程度は必ず稼げますので、初期投資やランニングコストは戻ってくると思います。

私の場合は、ありがたいことに知人からの口コミでも注文をいただきます。

オリジナルTシャツのニーズは高く、チームの練習着などを作っただけで、1着約1300円程度×30着くらいは発注されます。

今回提案した「昇華印刷」は、「ポリエステル100%の白生地」に限定されます。

これは「デメリット」として紹介しましたが、「実はメリット」でもあります。

なぜかと言うと?

Tシャツの「仕入れ」のバリエーションで必要なのは「サイズ違い」だけだからです。

これが「不要な仕入れコストを防ぐ」ので、「スモールビジネスとしてはじめやすい」んです。

「主婦」の方や「定年退職」された方などの「自宅でできるお小遣い稼ぎ」にはピッタリかもしれませんね。

もちろん、応援Tシャツ、卒団式でのプレゼントなどにも喜ばれます!

もし、この記事で興味をもたれたらぜひ挑戦してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 



 

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