【大谷翔平も活用】小中学生もマンダラートで目標設定しよう!【小学生の記入事例紹介】

2021年10月28日

【大谷翔平も活用】小中学生もマンダラートで目標設定しよう!【小学生の記入事例紹介】

大リーガーの「大谷翔平」選手が高校の時に作成した「目標設定シート」が公開されて話題になりました。

「マンダラート」「マンダラチャート」などと呼ばれる手法ですが、小学生・中学生年代の「サッカー少年においても十分使える」ものですので紹介します。

もちろん、その他のスポーツ選手や、学業、仕事などにも使えます。

具体的に説明するために、私がコーチを務めるチームで活用した事例を見本として紹介してみたいと思います。

プリントして使えるフォーマットも用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。

目標設定の重要性

「目標設定」をすることは重要です。

例えば「プロサッカー選手になりたい」という「夢」も「大きな目標」です。

でも、ただ漠然と「プロサッカー選手になりたい」と思っていても「最短ルートで目標に近づいている」とは言えません。

「最短ルートで目標に近づく」には?

「プロサッカー選手になる」という「目標を達成」するために「やるべきこと」を意識して日々の「練習や生活を行う」(積み上げる)ことです。

「夢」を実現するために逆算していくということです。

社会人の方であれば、日常的に目標設定と課題への落とし込みを行いながら日々の業務を行っていると思います。

ですが、小学生・中学生の年代ではそのような「目標設定・管理手法」を教えてもらえる機会は少ないので、漠然と日々を過ごしている人も多いのではないでしょうか?

今回は、そんなサッカー少年向けに「マンダラート」という「目標設定やアイデア発想に役立つ手法」を紹介してみたいと思います。

もちろん、サッカー少年以外でもOKです。なるべくわかりやすく解説します。

目標設定シート「マンダラート」とは?

曼荼羅模様の工芸品
マンダラート記入イメージ

私は、起業家向けの講習を行っており、そこでは「事業計画書」を書くための第一歩として「マンダラート」で課題を整理することをおすすめしております。

実は、起業しても「1年以内に4割の方が廃業」してしまいます。

なので、事前にこのような「目標設定・管理方法を習得」することが重要になっています。

スポーツ界では、大リーガーの「大谷翔平」選手が高校生の時に作ったものが公開され話題になりました。



大人や高校生でなくても「マンダラート」は、簡単に作ることができます(小中学生でもOK)

そのやり方は?

9☓9」のマスを使って「マンダラ模様」のように「放射状に目標・課題記入」を繰り返す

ことで、1枚の目標設定シートを作る方法です。

マンダラートは、「曼荼羅模様」「アート」の造語です。

曼荼羅模様の工芸品のように「1枚の紙」に描かれるので、目標を達成するための「全体像がひと目で見れる」(可視化)というメリットがあります。

「紙を埋める」イメージで進めるので、の目標達成につながる課題やアイデアが「一定量」生み出されることになります。

「マンダラート」のメリットは?

マンダラートの「メリット」

  • 「9☓9のマス」を埋めていけばOK!
    →簡単。取り組みやすいボリューム。小学校低学年なら「9☓1」マスでもOK。
  • 自然に「一定量」の「目標につながる課題」が生み出される!
    →「9☓9」の目標・課題解決アイデアが創出される。
  • 「一枚の紙」に「目標達成に必要な課題解決や道筋」が描かれる!
    →俯瞰的に課題を可視化できる。紙一枚・ひと目で確認できる。
  • 目に見えるところに貼っておけば「日常的に意識」できる!
    →「見える化」することで習慣化(Good-Habit)。自然に振り返りが行われる。

マンダラート記入事例

それでは具体的な記入例として、私のチームの小学5年生が記入したものを紹介します。

意識の高い選手でしたので「こういう便利なものがあるよ」と「大谷選手の事例」と「書き込みできる用紙」を手渡すと1週間後に作って見せてくれました(実際には手書きでした)

大谷選手の事例を見本にしながら、お父さんと2時間程度でかきあげたそうです。

【STEP①】まずは、目指す目標を設定する。

まずは目指す目標を考えて
真ん中にドンと書く

「9☓9」のキーワードを書き込むための「マス目」が入った紙を用意します(フォーマットは後ほど紹介します)

まずは、真ん中のマスに目指す「目標」を書き込みます。

ここから放射状に「達成するための課題やアイデア」を「周辺のマス目」に書いていきます。

目標はなんでもOK。

「プロサッカー選手になる」という夢でも良いですし、1年後の目標として「チームでレギュラーになる」「ジュニアユースのセレクションに合格する」などでもOK。

「公式戦で1点決める」といった直近の目標でもいいと思います。

この子は「U12日本代表になる」と設定しました(日本でトップレベルの小学生になりたいということでしょう)

【STEP②】目標を達成するために必要な課題を8つ書く

目標を達成する課題を8つ記入する
放射状に、8つの課題を書き写しておく

次に、「目標を達成するために必要な課題・やるべきこと」を目標のまわりのマスに「8つ」書きます。

小学校低学年など発達段階によっては、この「9マス」を埋めるところで終了してもOKです。

目標とそれを達成するための課題を8個もあげることができたので十分効果があります。

さらに「8つ」の課題はさらに深堀りしていくので、「放射状の外側のマス」(上記イメージの矢印の先のマス)にも書き写しておきます。

「質より量」でどんどん書き進めます。

ただし、できれば「モレ・ダブリ」なく書けるといいです。

例えば、「体づくり」と「フィジカル強化」では、ほぼ同じ意味(ダブリ)です。

ただし、同じ課題が必要な場合もあります(シュート力→筋力・体づくる→筋力など)

またモレの例としては、日本代表になるには「心・技・体」が必要でしょうから、「技術だけでなくメンタル面もおさえる」必要があるなどです。

この子の場合は、体が小さかったので「体づくり」を入れています。

それ以外には、技術的なこととして「コントロール」「ドリブル」「両利き」などが「U12代表になる」には必要だと考えています。

さらに、「メンタル」「人間性」「運」なども、目標を達成するために必要だろうと記入しています。

「技術」ばかりになるのではなく、「オフ・ザ・ピッチ」「サッカー以外の普段の生活」などにも課題を広げているものいいと思います。

【STEP③】課題をクリアするためにやるべきことを8つかく

「体づくり」をするために行うことを記入
左上の9マスが埋まった→残りも同様に埋める

次に、「体つくり」という課題をクリアするために「やるべきこと」をまわりに「8つ」書きます。

この子の場合は、「睡眠時間(9時間)」「カルシウム摂取(牛乳2回)」「食事量(2杯以上)」など具体的なキーワードをあげることができています。

「具体的なキーワード」や「深堀しているキーワード」が書けていたらGOODです。

それ以上細かくできない最小単位の課題(タスク)に近づいている証拠です。

課題をさらに細かく分解することで、具体的な行動につながったり習慣化ができるようになります(スモールステップ原理

「スモールステップ原理」とは、課題を細かくすればするほど、簡単にクリアできるようになる考え方です。

「高い壁」でも、小さな階段(スモールステップ)があればその一歩は簡単に登れるはずです。そして階段を一段一段登りさえすれば、やがて「高い壁」もクリアできます。

課題をクリアするために「やるべきこと」「アイデア」などをキーワードを記入して、すべてのマスを埋められたら完成です。

マンダラートは、本来9☓9のマスを半ば「強制的」に埋めて、課題解決のアイデアの「量を確保」できるが特徴です。

ですが、小・中学生の場合は、一度に埋まらなくても問題ありません(「結構埋めることができたね!」と褒めてあげてください)

埋まったところまでで十分効果がありますし、後で思いついて埋められる場合もあります。

完成したら部屋に貼っておく・定期的に見直してみる

完成したマンダラート(少年サッカー選手)

完成したら部屋の壁などいつも目にとまるところに貼っておきましょう(埋まっていなくてもOK)

自分の目標やそのために必要な行動をいつも意識することにつながります(目標・課題解決意識の習慣化)

簡単に解決できない課題もあるはずですが、たとえ、できなくても課題を課題として捉えておくことが重要です。

なかなか実行できない課題の場合は、その課題克服を目標にしてさらにマンダラートで深堀りしてみることもできます。

そして、「マンダラート」(目標設定シート)は、定期的に見直したり・新しいものを書いてみると、振り返りやさらなる成長へのヒントが見つかると思います。

目標を達成するためのやるべきことを意識・習慣化して積み上げている訳ですから、正しい方向に近道で成長しているはずです。

ポストイットを活用してもOK

「ポストイット」(付箋)を使うと、やり直しや入れ替えが簡単なのでおすすめです。

小学生だったら保護者の方といっしょに、壁にキーワードを貼って、眺めたり入れ替えたりしながら、一緒に作ってみるのもいいかもしれません。


「75☓75mm」のポストイットが最適です。

ぜひ「本物のポストイット」を使ってください(徳用だと安いです)。壁面に貼っても落ちることがありませんし、糊もの残らないのでおすすめです。

100円ショップなどの付箋は壁に貼っても落ちたりするものが多いです(すぐ剥がれると、やる気がなくなってしまいます)

1m☓1mほどの壁(スペース)があれば、ポストイットで「9☓9」のマンダラートを書くことが可能です。

完成したらスマホなどで写真を撮っておきます。

それをプリントして机の前に貼ったり、トイレに貼ったり、スマホの壁紙にしたりすれば日々意識することができます。

(参考)おすすめポストイット(付箋)はこちら

オフィスソフトも活用できる

「Excel」「Word」「PowerPoint」など「オフィスソフト」を使ってPC上で行う方法もありますが、ソフトの操作に時間がかかると本末転倒になりますので注意してください。

特に注意が必要なのは「表」を作るのだから「表計算ソフト」と安易に「Excel」で作ってしまうことです。

「Excel」は図形と表を重ねたりするのが難しいなどあまりおすすめできません。「表計算」がメインの役割のソフトです。

Microsoftのオフィスソフトは、「Word→文章作成」「Excel→表計算」「PowerPoint→図解・プレゼン資料」など得意な役割があります。

マンダラートをオフィスソフトで作る場合、表や図形などの作図が簡単にできる「PowerPoint」が最適です。プレゼンテーションソフトなので「図解」「プレゼン資料作成」が得意です。

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PC上でポストイットのような使い方もできますし、マインドマップのような使い方もできます。とくかくアイデアの整理にも使いやすいです。

マンダラートのような「表」だとExcelよりも素早く作れます(計算はできない)し、表の大きさや重なりなども簡単に変えられるなど自由度が高いです。

「Microsoft365」をお使いの方なら、「PowerPoint」も使えますのでぜひ目標設定・管理や、アイデア整理に使ってみてください(もちろんプレゼン資料作成には最強のソフトです)

「PowerPoint」で「マンダラート」を作ってみたい方のために、参考例として基本のテンプレートを用意しています(下記からダウンロードできます)

(参考)PowerPointの購入方法

「PowerPoint」が使える「Microsoft365」(旧Office)には、「永続版」「サブスクリプション版」があります。

基本的には、割安で最新機能が使える「サブスクリプション版」(1年版)がおすすめです(Windows・Mac・タブレットなどで使えます)

「Amazon」や「Microsoft Store」で購入できます(購入後ダウンロードしてすぐに使えます)

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マンダラート・マンダラチャートのテンプレートのダウンロード

もし挑戦してみたいという方向けに、マンダラートのフォーマット・テンプレートを用意しています。

「書き込みができるフォーマット」と、「少年サッカー選手」「大谷翔平選手」の見本が入ったPDFです。

A3用紙サイズで印刷すると書き込みやすいのでおすすめです。

書き込みフォーマット
(見本)少年サッカー選手
(見本)大谷翔平選手

フリーにダウンロードOKです(印刷などの利用はOK・アップロード等はNG)

ダウンロードの際に「ユーザー名・パスワード」を求められた場合は下記を入力してください(サーバー攻撃対策)

ユーザー名:sitteq パスワード:pass

ダウンロードはこちら

  • PDFのフォーマット・テンプレートのダウンロードはちらから
  • PowerPointのフォーマットのダウンロードはこちらから

サッカー少年のためのマンダラート「まとめ」

まとめ

  • 近道で上達するためには「目標設定」が重要
  • 「マンダラート」という目標設定シートは、小学生でも簡単に記入できる
  • 真ん中に最終的な目標を書き、まわりの8マスに目標を達成するための課題を記入する。
  • さらに、その課題を達成するために「やるべきこと」をを放射状に記入していく。
  • 「質より量」で用紙にどんどん記入してOK。気になったところは後で書き直せばいい。
  • できるだけ「モレ・ダブリ」が無いように記入したい。
  • ポストイットを活用すれば、入れ替えができる(壁やノートなどに貼り付けて整理)
  • 目につくところに貼っておくだけで、目的意識や振り返りできるため近道で上達することにつながる。

「マンダラート」は簡単だし、頭の中が整理されますので、書き終えるとモヤモヤが無くなりスッキリします。

ぜひ、マンダラートを活用して、夢や目標実現の道筋を可視化してみてください。

きっと目標への近道ができると思います!


この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。