お風呂に持ち込むことができる「防水スピーカー」
音楽があるとお風呂タイムが本当に充実しますよね。
私は音楽を聞くだけではなく「防水タブレットを持ち込んで映画やテレビ」を観たりもしています。
タブレットのスピーカーでは映画鑑賞には物足りないので快適な「お風呂シアター」を実現するためにいままで色々な「防水スピーカー」を試してきました。
3か月前に購入した「Tronsmart Element T2 Plus」が最高にコスパが高かったのでご紹介したいと思います。
この記事は防水スピーカー・お風呂シアターご検討中の方向けの情報です。
2024年1月現在、さらに進化した「Tronsmart Trip」のみ取り扱っているショップが多いようです。こちらも超おすすめスピーカーですので興味のある方はチェックしてみてください。
また、その他の最新防水スピーカーは以下の記事で紹介しています。
おすすめ「Tronsmart」。防水・ステレオ・ポータブル・音質・重低音・連続再生など全方位最高レベル!
タブレットは防水タイプの「Sony XperiaZ2」を使っています。
「Sony XperiaZ2に防水スピーカーをBluetoothでつなげる」ことで大迫力の「お風呂スピーカーシステム」・「お風呂シアター」の完成です。
お風呂ならではの音の広がりや残響で没入できます。
※「ぬるめのお湯」や「半身浴」じゃないと、のぼせますので要注意です。
「Tronsmart Element T2 Plus」を購入した理由
いままで「BOSE SOUNDLINK MINI」(防水仕様ではない)を浴室に持ち込むなど、快適な「お風呂シアター」実現のために工夫してきました(記事の後半に参考で載せています)
いままでの経験からお風呂スピーカー選びには以下のような「こだわり」(条件)があります。
私のお風呂スピーカー条件
スピーカー選びの際、「お風呂で快適に映画を見るための条件」を設定して探していました。
- 完璧な防水仕様(たまに浴槽に落とすこともあるので、出来ればIPX7)
- 音量が大きく重低音も十分なこと(映画は迫力が欲しい)
- ステレオ仕様(1個体でステレオのもの。TWSで2個つなぎは今回選ばない)
- 再生時間が長いこと・充電しやすいこと
- デザインはシンプルな方がいい(あまり凸凹していると掃除が大変です)
「Tronsmart Element T2 Plus」は、条件を見事にクリアしたんです。
※防水スピーカーであっても、お風呂は厳しい条件下(温度・入浴剤の影響など)であることを理解しておく必要があります。
3か月間使い倒した「Tronsmart Element T2 Plus」の良かった点
①IPX7に対応!
浴室に持ち込むので、たまに水没させることもあります。でも保護等級が「IPX7」なら安心です。
(参考)IPX7防水保護等級とは?
「IPX7」は、大まかに言えば「30分、1メートルの深さに沈める」という防水試験をクリアしている等級になります。
※実際には温度など細かい試験条件があります(保護等級JISC0920:Wikipedia)
保護等級 | IPコード | 内容 |
---|---|---|
0 | IPX0 | 無保護。 |
1 | IPX1 | 鉛直に落下する水滴から保護 |
2 | IPX2 | 15度以内で傾斜しても鉛直に落下する水滴から保護 |
3 | IPX3 | 散水に対して保護 |
4 | IPX4 | 水の飛まつに対して保護 |
5 | IPX5 | 噴流に対して保護 |
6 | IPX6 | 暴噴流に対して保護 |
7 | IPX7 | 水に浸しても影響がないよう保護 |
8 | IPX8 | 潜水状態の使用に対して保護 |
iPhoneなどの防水性能表示では、「IP68」など「左から3番目のX」の部分が「6」などの数字になっています。
これは「防塵」性能であり、「6」の場合は「粉塵の侵入を完全に防護」という性能になります。
「X」の場合は「防塵試験をしていない」ことを示しています(防水スピーカーでは「X」のものが多いです)
②音がいい!
音質を期待して購入した訳ではないのですが・・・良い意味で予想を裏切られました!
音は「BOSE SOUNDLINK MINI」をご利用の方などBOSEの音が好きな方なら満足するのではと思います。
低音も十分迫力があって、お風呂スピーカーとしては大満足の音質です。
そもそも、この価格帯で10W×2のスピーカーはなかなかありません。
③ステレオの臨場感(2スピーカー)
以前はTWS機能を使って、「モノラルスピーカー2個をつなげステレオ」にして使っていました。
ただし、毎回お風呂に持ち込み、毎回スイッチをオン・オフするのは面倒くさいです。
さらに充電も2個しなくちゃいけないので手間は数倍かかるイメージです。
だからお風呂スピーカーは「IPX7」+「2スピーカー(ステレオ仕様)」がおすすめです!
④再生時間は約24時間。
1回の充電(3時間)で約24時間再生可能なので、一日1時間お風呂シアターで使ったとしても24日間充電の必要がありません。
私の使用状況だと1ヵ月に一度充電する感じです。
防水仕様のスピーカーは、コネクターを防水している蓋(防水パッキン)の開け閉めが面倒くさいんです。
だから充電回数が少ないのは助かります。
また充電コネクタがUSB Type-Cなのも挿入時のストレスが減って助かります。
「非接触充電」や「防水の接点」のスピーカーがあれば最高なのですがまだ少ないみたいです。
⑤デザインはスマートなシンプルさ
お風呂スピーカーはこれくらいシンプルなほうが、水あかなどが凹部に入り込まずキレイに使いづづけられるんです。
スマートなデザインで質感も高いです。BOSEに比べても質感負けてないと個人的には思います。
⑥これで約4000円は安い!
このスペックで4000円は安いです。
お風呂用なので何万円もするスピーカーは浴室に持ち込むのに躊躇します。
ですが4000円程度ならお風呂使用でも心置きなく楽しむことができると思います。
「Tronsmart Element T2 Plus」の悪い点
いまのところ特にありません。
お気に入りのスピーカーなので長く使えればいいなと思います。
我が家ではお風呂専用という過酷な使用環境です。「耐久性」などについても随時記事を追加したいと思います。
「Tronsmart」(トロンスマート)の防水スピーカーラインナップ
「Tronsmart」の「防水IPX6以上でステレオ仕様」のBluetoothスピーカーは以下の通りです。
私が購入したのは「20W」のモデルですが、「10W」「40W」のモデルもありますので、興味を持たれた方は検討してみてください。
私は「コンパクト」なスピーカーがほしい方は「10W」「20W」のモデルにしました。
私は防水スピーカーをスマホで使ってはいませんが、スマホでもちろん使えます(再生コントロールやハンズフリー通話もできます)
「Tronsmart」のブランドアンバサダーを「FCバルセロナのルイス・スアレス選手」が務めていたこともあります。
その他おすすめ防水スピーカー
他社にもおすすめお風呂スピーカーはあります。
「防水(IPX7)」&「2スピーカー」&「5000円前後」のおすすめお風呂スピーカーはこちらになります。
SoundPulse®テクノロジーによるパワフルサウンド
Tronsmart Trip 10W(トロンスマート)
Tronsmart Tripは、コンパクトで、持ち出しやすいサイズ感の防水スピーカーです。
防水性能は「IPX7」なのでキッチンやアウトドアでも問題なく使えます。
チタニウムドライバーを2個搭載(合計10W)し、さらにSoundPulse®テクノロジーにより、コンパクトサイズでありながら高音質・パワフルサウンドを実現しています。
2台つなげてステレオ再生することも可能です(ステレオワイヤレスリンク)
製品名 | Tronsmart Trip |
---|---|
防水規格 | IPX7 |
出力(スピーカー数) | 合計10W(2個) |
再生時間 | 最大20時間 |
充電時間 | 約3.5時間(USB Type-C) |
Bluetooth | Bluetooth5.3 |
大きさ | 168 x 78 x38mm |
重さ | 316g |
IPX7+キャップレス防水
Anker SoundCore 3
「Anker SoundCore 3」は、「IPX7」の防水規格なので、お風呂・キッチン・アウトドアなどで安心して使用できます。
非常にコンパクトなサイズ(約174☓57☓59mm・重量約500g)ですが、
- 「チタニウムドライバーの2スピーカー」(8W☓2)
- 「BassUpテクノロジー」
- 「デュアルパッシブラジエーター」
などを採用し、深みのある低音と鮮明なステレオサウンドを実現しています。
「キャップレス防水」のUSB充電ポートを採用しているので、充電時に防水カバー(キャップ)の開け締めをする手間がありません。
製品名 | Anker SoundCore 3 |
---|---|
防水規格 | IPX7 |
出力(スピーカー数) | 16W(8W×2) |
再生時間 | 最大24時間 |
充電時間 | キャップレス防水USB Type-C |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
大きさ | 174 x 57 x 59mm |
重さ | 500g |
軽量コンパクトなのに8W✕2スピーカー
Tribit XSound Go(トライビット)
Tribit XSound Goは、「IPX7」対応のスタイリッシュなデザインの防水Bluetoothスピーカー。
幅が約170mmと手の平サイズでペットボトルよりも軽いコンパクトなスピーカーです。
そしてコンパクトサイズでありながら、8Wのドライバーを2つ搭載したステレオ仕様です(合計16W)
サイズ感を超えた低音とクリアな高音で上品で癖のない音質で、最大24時間の連続再生が可能です。
また、独特の丸みを帯びたスタイリッシュなデザインなので、インテリアなどともマッチすると思います。
製品名 | Tribit XSound Go |
---|---|
防水規格 | IPX7 |
出力(スピーカー数) | 16W(8W☓2) |
再生時間 | 最大24時間 |
充電時間 | 約5時間 USB Type-C |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
大きさ | 170 x 59 x 56mm |
重さ | 380g |
コンパクトでタフな防水スピーカー
40s Forties HW2(フォーティーズ)
Fortiesの40s HW2は、「IPX7」防水対応の小型でヘビーデューティなBluetoothスピーカーです。
「防水性」に加え、金属メッシュ・強化ゴム・強化プラスチックなどで「堅牢性」も高めています。
高音質の8Wのドライバーを2個(合計16W)とパッシブラジエータを搭載したステレオ仕様で、低音もしっかり響きます。
カラビナ(フック)がついているので、色々なものに引っ掛けて使うことができるのも特徴です。
製品名 | 40s Forties HW2 |
---|---|
防水規格 | IPX7 |
出力(スピーカー数) | 16W(8W☓2) |
再生時間 | 最大24時間 |
充電時間 | Micro USB |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
大きさ | 165 x 78.6 x 43.5mm |
重さ | 357g |
お風呂スピーカーとして使うには覚悟も必要→気にしないで使う余裕が大事
メーカーとしては、過酷な環境であるお風呂での使用はおすすめしていませんので、「壊れてしまう」覚悟は決めておく必要はあります。
高級品ではなく、ある程度買いなおせるくらいの価格のものを買うべきなのかもしれません。
また「十分楽しんだから壊れたら買い換えればいいや!」というくらい心の余裕が大事になると思います。
私の場合は、運良くいままで壊れたことはありません(スピーカー、イヤホン、タブレットとも水没経験あり)
(参考)お風呂でヘッドフォン(イヤフォン)を使いたい方は?
ヘッドフォン(イヤフォン)でもIPX7の防水機能をもっているものがあります。
個人的にはお風呂で音が広がる感じが好きなので、スピーカーにしていますが、ストレートな音で聴きたい方には「防水ヘッドフォン」という選択肢もありますね。
- 過酷な環境で使用するのでIPX7以上のものを選びたいところです。
- 無メーカーのものは避けて、出来るだけ信頼できるメーカーのものを選んだほうがいいと思います。
- 完全ワイヤレス(2つに別れたタイプ)のものがおすすめです。濡れたコードが首筋にあたるのは違和感あります)
(参考)防水ケース・防水タブレット
スマホやタブレットをお風呂に持ち込む場合は、そちらも防水仕様または防水対策する必要があります。
最近のiPhoneなどのスマホは、IPX7以上の防水仕様です。
iPhone7以降からIP67という防水仕様になっています。
防水性のないスマホは防水ケースに入れて使用することをおすすめします。
ただし、防水ケースにいれた場合は操作性が落ちるので注意が必要です(タッチ操作はできるが顔認証・指紋認証はできない)
防水タブレットを使えば、大きな画面で快適に操作できるので超おすすめです。
私の防水タブレット(Xperia Z2 Tablet)を10年近くお風呂専用で使っています。よくウトウトして湯船に落とします・・・。
(参考)私の過去のお風呂スピーカーたち
①BOSE Soundlink Wireless Mobile Speaker
「BOSE Soundlink Wireless Mobile Speaker」も「お風呂スピーカー」に使っていました(写真左)
こちらは浴室には持って入らずに、脱衣所に置いて大音量で鳴らしていました。
②BOSE SOUNDLINK MINI
次は、「BOSE SOUNDLINK MINI」です。
こちらは、ジップロックに入れて浴室に持ち込んでいました。
もちろん、ジップロックに入れると音質が低下してしまいます。
音質も良くないし、いつか壊してしまいそうなのでお風呂で使わなくなりました。
ここから防水スピーカーを探し始めます。
③Ultimate Ears BOOM2
はじめて防水型(IPX7)のBluetoothスピーカーを購入。
お風呂なので全方位型のスピーカーでいいのでは?と考えて選びました。
低音はBOSEとの豊かな重低音とは違い、少し軽い締まった感じです。
快適に浴室で使用していましたが、2個使えばステレオで使える(TWS機能)ことを知り買い増し。
「お風呂シアター」が完成しました。
しかし、タブレットの他に2個のスピーカーを浴室に持って入り、電源をオン・オフする作業が面倒になってきました。
結局、「BOSE SOUNDLINK MINI」のようなサイズでステレオの防水スピーカーを使いたいと思いました。
そこでAmazonでの評価の高さや、外観(しっかりしとしてシンプル)の感じから選んだのが「Tronsmart Element T2 Plus」になります。
「Tronsmart Element T2 Plus」を購入してから、快適な「お風呂スピーカーシステム」「お風呂シアター」生活が出来ております。
よかったら参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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