「JBL」の 「LIVE650BTNC」というヘッドフォンを買ってみましたので感想を記事にしています。結論とても「良い音」で「おすすめ」なのですが、気になる点もありますので紹介してみます。
デザインなどがほぼ同じでノイズキャンセリング効果やマルチポイント接続機能などが追加された「JBL LIVE 770 NC」が発売されています。
「JBL」の「LIVE650BTNC」は海外で「大人気のヘッドフォン」です。
「JBL」の「LIVE650BTNC」は、アメリカで高評価を受けているヘッドフォンです。
アメリカの「Amazon」での評価は4.5ポイントですし、優秀なプロダクトに与えられる賞をいくつも「受賞」しています。
- DESIGN AWARD2019
- reddot award 2019 winter
- EISA AWARD Best Product2019-2020
日本で発売されているのはブラックとホワイトの2種類のカラー。
どちらもカッコよく魅力的なプロダクトに仕上がっています。
- 「大手ネットショップ」で購入することができます。
- 「コストコ」でも販売していたことがあります。
- 「Amazon」では「ホワイト」カラーも販売されていた。
- 日本においても、すべての機能が日本で問題なく使えます。
- マニュアルはバイリンガル(各国対応)で、日本語表記もあります。
- マニュアルは、字が小さくて非常に見にくい(この記事で基本の操作方法紹介)
その特徴とは?
「JBL LIVE650BTNC」の特徴は?
主だった「特徴・機能」は以下のとおりです。
- アラウンドイヤー(オーバーイヤー)型ヘッドフォン
- Bluetooth接続
- ハンズフリー電話
- マルチポイント対応
- オーディオケーブルも使える(ケーブル付属)
- スマートなデザイン
- 40mmの大型高品質ドライバー
- 高音質なのに手頃な価格帯(アメリカでの定価は200ドル)
- バッテリー持続時間約30時間(ノイズキャンセリング使用時は約20時間)
- バッテリー充電時間2時間でフル充電(15分で2時間使用可能)
→USB-micro端子(ケーブル付属) - ボイスアシスタント対応(Siri・Googleアシスタント・Amazonアレクサ)
- JBLヘッドフォンアプリでイコライジング可能
- アクティブノイズキャンセリング対応
詳細スペックはこちら
Bluetoothバージョン | ver4.2 |
---|---|
ドライバーサイズ | 40mm |
出力音圧レベル | 100 dBSPL@1kHz/1mW |
インピーダンス | 32.0 |
再生周波数帯域 | 20Hz – 20kHz |
重さ | 249g |
バッテリー | Li-ion Battery (700mAh) |
充電時間 | 2時間(15分充電で2時間再生可能) |
最大再生時間(ノイズキャンセリングOFF) | 30時間 |
最大再生時間(ノイズキャンセリングON) | 20時間 |
バッテリーコネクター種類 | micro-USB(ケーブル付属) |
ヘッドフォンジャック | 3.5mm |
オーディオケーブル | 120cm(ケーブル付属) |
ボイスアシスタント | Siri、Google Assistant、Amazon Alexa |
キャリングポーチ | ソフトタイプ(付属) |
カラー | Black、White(Amazonのみ)、Blue(日本では取扱無し) |
コントロールアプリ | My JBL Headphons(App Store・GooglePlayストア) |
すごい機能です。
ミドルレンジ(アメリカでは定価が200ドル)のヘッドフォンですが、機能は全部入りで見た目はカッコいい。
言うことないです。
「JBL LIVE650BTNC」の個人的なおすすめポイントは?
個人的なおすすめポイントは「最高に音が良くてカッコいい」。
そして「価格も抑えられている」ことです。
価格はAmazonでもコストコでも2万円を切っていますのでミドルレンジのヘッドフォンとしては買いやすいです。
他社の代表的なノイズキャンセリングヘッドフォンの1/2 〜1/3の価格というイメージ。
「音質」は、「自然でやわらかく、それでいて低音も豊かでダイナミック」です。
ストレスなく高音質な音楽を楽しむことができます。
「40mmのドライバー」は、たとえ「iPhone」のボリュームを「MAX」にあげても、割れたり破綻したりしないほど「余裕」があります。
BOSE「QuietComfort35」と聴き比べても、同等以上(低音も)だと感じます。もちろん、カナル型のApple 「AirPods Pro」よりもいい音です。
そして個人的にこのヘッドフォンを使いたいと思った理由の一つは、ワイヤレスだけでなく「オーディオケーブルも使える」こと。
オーディオケーブルで接続すれば「高音質で遅延のないモニターヘッドフォン」のような存在になります。
音楽観賞の時だけでなく「Adobe Premier Pro」などの映像ソフトで「YouTube動画編集」をする場合などには「高音質で遅延のないヘッドフォンが必要」ですので、まさにうってつけです。
電池の持ちや充電時間も問題なくストレスをまったく感じません。
ノイズキャンセリング使用時でも最大約20時間使用可能・フル充電まで2時間。
また、「デザイン」は抜群にかっこいいです。
カッチリとした印象の質感の高いデザインです(男っぽいデザイン?)
ロゴも主張しすぎず、さりげなく施されています(このバランス感が大事だと思う)
「イヤーパッド」もしっかりしていて装着感がとてもいいです。
BOSEのほど、フワフワのイヤーパッドではなく、コシがあるタイプという感じです(形崩れや剥がれなども少なそうです)
「イヤーパッドはアラウンド型」(耳を包み込むタイプ)ですが、小さめな形状なので眼鏡を普段されている方はメガネのテンプル(耳にかける部分)を、イヤーパッドにかけて使うこともできます
メガネのテンプルがイヤーパッドに押さえつられて痛くなるのが防げます。見た目の違和感もほとんどありません。
「ヘッドバンド」もジャガードファブリック調でいい感じです。
そして、今回「JBL LIVE650BTNC」を購入する際に一番の期待していたのは「音質」と「アクティブノイズキャンセリング」。
ノイズキャンセイングヘッドフォンが好きなので、BOSEかSONYの「次世代品が」発売されるまでの「つなぎ」にならないかな?という思いがありました。
「音質」は大満足です。期待以上に「超いい音」です!
あとは「アクティブノイズキャンセリング」性能です!
大いに期待していたのですが、「JBL LIVE650BTNC」の「ノイズキャンセリング」性能はどうかというと?
「アクティブノイズキャンセリング」に期待してはいけない→「おまけ程度」
「デメリット」というといいすぎかもしれませんが、「JBL LIVE650BTNC」の「アクティブノイズキャンセリング」は「おまけ」程度だと思った方がいいと思います。
「BOSE」(Quiet Comfort)・「Sony」(WH-1000XM)・「Apple」(AirPods Pro)のような「静寂」が訪れるような「アクティブノイズキャンセリング」ではありません。
「ライト(軽い)」というか「緻密性に乏しい(荒い)」というか「おまけ程度」と考えた方がいいです。
「騒がしい場所」であったり部屋の中の「PCファン」や「エアコン」などの駆動音などは結構消してくれます。
ですが「無音」(夜静かな部屋など)の状態で聞くと「ノイズキャンセリングしてます」というような「音」(「サー」という感じ)がほんの少し聞こえます。
また、人の声の帯域は、あまり消そうとしていないみたいです(他社の一部機種も同様:安全性重視)
個人的には「一昔前」の「ノイズキャンセリング」みたいだなと思っています。
かといって、「使わないほうがいい」かというと、そういう訳でもありません。
私は、「ノイズキャンセリングオフ」よりも確実に「音楽に集中して快適に聞ける」ので「オン」にしています。
お伝えしたいのは「最高級のアクティブノイズキャンセリング」のような「静寂」を求めて購入すると「期待外れ」になってしまうということです。
だから「高音質のミドルレンジのヘッドフォン」に「ノイズキャンセリング」が「おまけ」でついていると考えると丁度よいと思います。
個人的にはノイズキャンセリングより、音質を重視している(スポイルしていない)のは非常に好感が持てます。
「すごくいい音で、しかもノイズキャンセリング」もついているということです。
「ノイズキャンセリングすごい、でも音質はイマイチ」より絶対いいと思います。
「いい音のヘッドフォンってこういうものだったんだなぁ」と思い起こしました。
ここ10年ほど、ノイズキャンセリング重視だったので、少し感覚が麻痺していたかも?
「モニターヘッドフォン並の音質+ノイズキャンセリング少々」って最高です。
色々考えさせられるほど、「JBL LIVE650BTNC」は良いヘッドフォン・良い買い物でした。
そして「JBL LIVE650BTNC」は「操作方法」も秀逸→タップで音声アシスタント!
マニュアルがわかりにくい(日本語表記も少ない・字が小さい)ので、「よく使う操作をメモ」しておきます。
- 「メインスイッチ」は「スライド式」です(スライドしたら戻るタイプです。スライドしたままではありません)
- 「Bluetooth」ボタンは「2秒長押し」してペアリングをはじめます(マルチポイントなので2台接続できます。電話着信が最優先されます。)
- 「アクティブノイズキャンセリング」ボタンは「1秒」押すことで、「オン」「オフ」が切り替わります。
- 「+」「ー」ボタンで「ボリュームコントール」できます。「2秒長押し」すれば「曲を進める・戻る」になります。
- 「ボリュームコントロール」の真ん中にある「○」のボタンは、「音楽の再生・ストップ」および着信の場合は「電話に出る・切る」のボタンとなります(「切る」場合は「2秒長押し」)
- またこの「○」ボタンは、このボタンをダブルクリックすると「Siri」が起動します(iPhoneの場合)
- そして実は「左のイヤーカップ」もスイッチになっています(「タップ」して使います)
→「Googleアシスタント」を使う場合、「短くタップ」することで時報などの「通知」、「長くタップ」することで「音声コマンド入力」の状態になります。
→「OK Google」と呼びかける必要はありません。 - 工場出荷状態に戻すには、「+」「ー」ボタンを同時に「5秒」押します。
※詳しくはJBLの取扱説明書ページでご確認ください。
「無料」の「JBL Headphons」アプリをインストールしてフル機能に!
機能をフルで使うには「JBL Headphons」というアプリが必要です。
App Store・GooglePlayストアからスマホやタブレットにダウンロードできます(無料)
「JBL Headphons」でできることは?
- バッテリー残量の確認
- ノイズキャンセリングのオン・オフ
- イコライザー機能(選択・編集・登録)
- ボイス・アシスタントの設定
- ファームウェア・アップデートの確認・実行
ボイスアシスタントの設定方法は?
「JBL LIVE650BTNC」で「ボイスアシスタント機能」を使用するには、スマホ・タブレットに「Googleアシスタント」「Amazon Alexaのアプリ」がインストールされていなければいけません。
各「ボイスアシスタントのアプリ」で、「JBL LIVE650BTNC」を追加します。
長く使いたいので「mimimamo」購入・装着→Lサイズでジャストサイズ
「JBL LIVE650BTNC」のイヤーパッド部分はとても丈夫そう(表皮はがれ・型崩れに強そう)なのですが、ずっと長く使いたいのでさっそくスーパーストレッチヘッドフォンカバー「mimimamo」(Lサイズ)をさっそく購入・装着しました。
「minimamo」は洗えるので「衛生的」に使い続けることができます。
装着時間10秒ほどです(伸びるので簡単!)
装着してもデザイン的には、なんの違和感もなく、かっこいいままです(minimamo Lサイズ)
音やノイズキャンセリングにはそれほど影響がない印象です(ほんの少しはある)
ただし、耳に布が触れているのに違和感(圧迫感)を感じる方もいるかもしれませんので、気になさるには向いていません。
「JBL LIVE650BTNC」は、アラウンドイヤー(オーバーイヤー)型のヘッドフォンなので、耳に覆う形になっていて、本来耳の周りに空間があります。
個人的には、着けたままでも問題ないので「mimimamo」を使用して、イヤーパッドの部分を保護・衛生的に使っていきたいと思います。
イヤーパッドが少し傷んできたら、「mimimamo」を使うという手もあります。
アラウンドイヤー型のヘッドフォンはLサイズを選んでください。
後継機種・フラッグシップモデルは?
後継機種である「JBL LIVE 770 NC」は、
- ハイブリッドノイズキャンセリング(外音取込付き)
- Spatial Sound(サラウンド)
- マルチポイント接続(複数のデバイスに接続できる)
などの機能が追加されています。
進化していますので値段などに大きな違いがない場合は「JBL LIVE 770 NC」をおすすめします。
その他、廉価版である「JBL TUNE 770NC」、フラッグシップである「JBL TOUR ONE M2」などもラインナップされています。
「ノイキャン強化」「マルチポイント」「サラウンド」に対応した後継機
廉価版「ファブリック使用部位が少ない」「サラウンドに対応していない」
JBLのオーバーイヤーヘッドフォンのフラッグシップモデル
「JBL LIVE650BTNC」まとめ
「JBL LIVE650BTNC」の感想をまとめると?
- とにかくデザインがかっこいい・作りがいい
- イヤーパッドの形状・質感が高い
- とにかく超音が良い(40mmドライバーで余裕)
- ノイズキャンセリングより、音質を重視している印象(とても好印象です)
- だから、アクティブノイズキャンセリングに過度に期待してはいけない(「おまけ」程度と捉えるべき)
- オーディオケーブルが使えて(付属)でモニターヘッドフォンのように使える(さらに高音質・遅延無し)
- ミドルレンジのクオリティなのに買いやすい価格(2万円以下)
- アプリのイコライザが使いやすい(ファームウェア更新もできる)
- タップでボイスアシスタントが使える(Siri、Google Assistant、Amazon Alexa)
ミドルレンジの音が良くて、本格的なヘッドフォンが手頃な価格で買えます。
ノイズキャンセリングを「おまけ」と考えれば「JBL LIVE650BTNC」は「カッコ良くて、超音が良くて、使い心地がいい」三拍子そろったヘッドフォンです。
その他のヘッドフォンとの使い分けとしては、とにかくいい音で聞きたい時にこの「JBL LIVE650BTNC」を使用するようになりました。
同じ曲を聴いても、新たな発見ができるような音質でおすすめです。
とても良いヘッドフォンなのでぜひチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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