「ポータブル電源」(ポタ電)があれば、自宅でも野外でもクルマの中でも安全・便利に電気が使えます。
お手頃な機種も増えているのですが、馴染みのないメーカーのものがショップに並んでいて、特に初心者の方にとっては「とても選びにくい」と思います。
そこで、この記事では今まで5機種のポータブル電源を使用してきた経験から、「初心者向けの小型ポータブル電源」の「選び方」と「おすすめ機種」を紹介します。
初心者向けなので「使い勝手が良くて、実売価格3万円前後」の「小型ポータブル電源」を紹介します(キャンペーン・クーポン適用価格含む)
また初心者の方には気づきにくいポータブル電源選びの「注意点」もありますので、そちらも紹介します。(電池種類で寿命が変わる・メーカー保証に大きな差があるなど)
おすすめポータブル電源
モバイルバッテリーと小型ポータブル電源の違い
モバイルバッテリーと同じじゃないの?
- 「モバイルバッテリーとポータブル電源は何が違うのか?」
- 「容量が違うだけで、どちらも同じようなものじゃないの?」
と思う方も多いのではないでしょうか?
実はこの2つには「大きな違い」があります。その違いとは?
ポータブル電源の方が、モバイルバッテリーよりも「大容量、高出力、多用途」であるということです。
ポータブル電源は、スマホなら10回〜数十回充電できる「容量」を備えている機種が多いですし、「高出力」なのでパソコンなどの電源としても使えます。
またUSBに加えて「AC出力ポート」(いわゆるコンセント)もついているので、ACアダプターが必要な電子機器や家電も使うことだって可能です。

ACコンセントが使えるので超便利!(BLUETTI EB3A)
「コンセントが使える」からこそポータブル電源です。
そして「家庭用コンセント」だけでなく「ソーラーパネル」「シガーソケット」からの「充電に対応」しているポータブル電源なら、例えばキャンプなどで太陽光発電(充電)しながら使うことも可能です。

様々な方法で充電可能(BLUETTI HPより)
「出力状況」や「充電状況」を確認は「液晶ディスプレイ」で行えます。
「スマホアプリ」で確認できたり、設定変更ができたりする機種もあります。

本体のディスプレイかアプリで状態確認できる(BLUETTI EB3A)
スマホとBluetoothで接続するタイプなら、離れた場所からポータブル電源の状態を確認できます。
(価格)BLUETTI EB3A 商品詳細・価格確認
ただし、モバイルバッテリーに比べて「欠点」もあります。
それは「重量・サイズ・価格」です。
大容量の電池が入っているので仕方ないところです(価格は電池の容量に比例する)
実際にANKERの「モバイルバッテリー」と「ポータブル電源」を比較してみると違いがよく分かります。
モバイルバッテリー・ポータブル電源比較
【モバイルバッテリー例】
Anker PowerCore Slim 10000
モバイルバッテリーは
「軽量・コンパクト」
→価格は安い
→スマホのバックアップ電源
→USBポート

Anker

Anker
【ポータブル電源例】
Anker 521 Portable Power Station
ポータブル電源は
「大容量・高出力・多用途」
→たくさん使える!
→AC電源として使える!
→ソーラーパネルで充電できる!

Anker

Anker
モバイルバッテリー | ポータブル電源 | |
メーカー | ANKER | ANKER |
機種 | Anker PowerCore Slim 10000 | 521 Portable Power Station |
出力 | 12W(5V=2.4A) | 200W(110V) |
容量 | 10000mAh(50Wh) | 256Wh |
出力ポート | USB-A | AC出力×2、USB-C(充電対応)、USB-A×2、シガーソケット×1 |
サイズ | 149x68x14mm | 216×211×144mm |
重量 | 約206g | 約3.7Kg |
実売価格 | 4,000円程度 | 25,000円程度 |
小型ポータブル電源があればこんなに便利
「ポータブル電源」を使えば、「普段の生活」や「レジャー」で大活躍しますし、「停電や災害時」などにも備えることができます。
私の場合は、スマホ・タブレットなどの充電や車中での扇風機・パソコンなどの電源としてほぼ毎日使っています。

Mac・iPad・iPhone・Apple Watch・AirPodsを同時充電
実は、「低価格・低容量」(300Wh以下)なポータブル電源であっても結構使えるんです。
例えば?
小型ポータブル電源を「キャンプで活用」

キャンプや車中泊が安心・快適になります
- 「キャンプ」でスマホ・タブレットの「充電や照明」などでの利用。
- 「調理器具」を使える機種もあり。
→ただし「ちょこっと家電」(260W)程度まで - 「ソーラーパネルやシガーソケット」を使えば「クルマやアウトドアでも充電」もできる。
「ちょこっと家電」なら車中泊などでも「焼き・煮込み料理」が作れます。
「ちょこっと家電」は、260W以上の出力のポータブル電源なら使えます。
(参考)ちょこっと家電商品詳細・価格確認
小型ポータブル電源を「災害時に活用」

停電時もポータブル電源があると安心です
- 停電の時でも、「スマホ・タブレットの充電」や「照明」「扇風機」などが使える。
→「暖房器具」や「調理器具」として使えるものは限られる(出力・容量) - 「ランタン機能」「エマージェンシーライト」としても使える機種もあり
- 「ソーラーパネル」があれば、「停電時でも充電」できる。
我が家にはガソリンで動く発電機もあるのですが、1日程度ならポータブル電源で過ごせると思います。
そもそも発電機はガソリンが無くなったら終わりなので、ソーラーで充電できるほうが本質的な防災対策かも知れません。
小型ポータブル電源を「自宅・事務所で活用」

UPSや自家発電した電気を蓄電することもできます
- パソコンなどの「簡易UPS」(無停電装置)として活用できる。
→ただし大型のワークステーションなどは厳しい(消費電力が大きいため) - 「ソーラーパネル」を使って充電すれば「自家発電した電気を貯める」ことができる。
- 「コードが届きにくい場所」でも電気が使える。
→コード仕様の工具が大活躍します(コード付き工具は安い!)
個人的には家庭でもアウトドアでも、ソーラーパネルで自家発電してポータブル電源に充電しています。
「折りたたみのソーラーパネル」なら「簡単に設置」でき、ポータブル電源にプラグを差し込むだけで「簡単に充電」してくれるので、はじめての方でも簡単です。
小型ポータブル電源はどれぐらい使える?
初心者の方が心配されるのが「どのぐらい使えるのか?」という、ポータブル電源の「寿命」です。
ただし、心配はいりません。多分、想像しているより長く使えると思います。
例えば、
耐久性の高い「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用した「ポータブル電源」なら充放電サイクル3000回程度まで使うことができます。
ちなみにiPhoneの充放電サイクルは約500回(バッテリー最大容量の80%を維持する回数)です(参考:Apple ホームページ)
単純計算すれば「充放電サイクル3000回」なら、
「年に300回使っても10年使える」
ということです。
我が家には5年ほど使っているポータブル電源もありますが、劣化している印象はありません。
長期保証(2~3年程度)しているメーカーも多いので、安心して使い続けられると思います。
ただし、使用環境・保管環境などにより寿命は増減しますので説明書をよく読んで使ったほうがいいです。
はじめての小型ポータブル電源選びのポイント
はじめてのポータブル電源はどう選べばいいのか?
初めての方にとっては「聞いたことの無いメーカー」ばかりだと思いますし「選ぶ基準」がわからないと思います。
いままで様々な容量の5機種のポータブル電源を使ってきた経験から「初心者向けのポータブル電源選びポイント」を「一言」で言えば?
「安い」「早い」「軽い」
ポータブル電源を選べばいいと考えています。
「某牛丼店のキャッチコピー」のようですが・・・このポイントがはじめてのポータブル電源として重要です。
どういうことなのか?その「理由」は?
まず、初心者には「大容量のポータブル電源」はおすすめできません。
「ポータブル電源」において「容量・価格・重量」は比例します。
大ざっぱな概算で言えば?
容量が「100Wh」増えるごとに、「価格は1万円」「重量は1Kg」増えていくイメージです。
つまり、
- 「300Wh」の容量のポータブル電源であれば、「価格は3万円前後」「重量は3Kg前後」
- 「1000Wh」の容量のポータブル電源であれば、「価格は10万円前後」「重量は10Kg前後」
- 「2000Wh」の容量ともなると、「価格は20万円前後」「重量は20Kg前後」になります。
「重量が20Kg」にもなると1人では持ち運ぶには厳しい重量なので注意が必要です。
個人的には10Kgのポータブル電源を持ち出すときでも、気合いが必要です。
一方5Kg以下のポータブル電源は、取り回しが楽なのでストレスになりません。
このように、安易に「容量」の大きいものを選ぼうとすると「価格・重量」もそのまま大きくなり「使い勝手が悪く」なります。
なるべく容量の大きいものを選ぼうとして失敗する「ポータブル電源選びの失敗あるある」です。
「特に現物が見れないネットショップ」などで購入する場合には「重量・サイズ」をきちんとチェックしてください。
なので、
「はじめてのポータブル電源」としては、「手軽に持ち運べ」て、将来大容量のバッテリー電源を購入した時も「サブ機」として使えるような、
「3万円程度・300Wh以下・3〜5Kg以下程度」
の使い勝手のいいサイズ・性能の小型ポータブル電源からはじめてみることをおすすめします。
「安い」→3万円程度
最初は3万円程度以下の手に入れやすい価格のポータブル電源からはじめることをおすすめします。
ポータブル電源の価格は基本的に「容量に比例」します。
3万円程度なので、「低価格・低容量(300Wh以下)のモデル」になるのですが、スマホ・タブレット・パソコンなどの充電+照明などの低出力な家電を使い倒しても1日使えるくらいのものが多いです。
268Whの容量でこれだけ使える
容量が少ないモデルは、出力も低いものが多く、ハイパワーの家電(調理器具など)は使えない場合があります(使える機種もあります)
個人的には、初心者ならこの価格帯(容量・機能)のポータブル電源でOKだと思います。
なぜなら「手軽にはじめやすい」ですし、また今後「大容量の電源を買った時にサブ機になる」からです。
3万円程度のポータブル電源はコンパクトで使い勝手がいいモデルが多いです。
「早い」→数時間で充電できる
AC電源(家庭用のコンセント)で1時間〜数時間で充電できる、また、折りたたみソーラーパネルでも晴天であれば数時間〜半日程度で充電できれば最高です。
300Whのバッテリー容量で100Wのソーラーパネルで半日くらいで充電できるイメージです(青天時)
充電に時間がかかれば、いざ使いたい時に使えないことになります。
なので、できるだけ「早い充電」ができるモデルがおすすめになります。
「軽い」→3〜5Kg程度の重さ
「ポータブル電源」といっても、容量の大きなものは「20Kg」以上あります。
タイヤがついているものもありますが、クルマに積み込む時など段差は持ち上げる必要あるので2人で運んだ方がいい機種も多いです。
個人的には、初心者は3Kg〜5Kg程度以下の持ち運びしやすく使いやすいものがいいと考えます。
特に女性は5Kg以上だと結構重く感じると思います。
クルマに運ぶ、キャンプ場に持ち込む、部屋の移動、ソーラーパネルへ接続するために「移動させて使う」ことを前提に選んだ方がいいです。
結果「安い・早い・軽い」ポータブル電源なら!
ようするに、「安い・早い・軽い」3拍子揃ったポータブル電源なら、
「気軽に購入できる価格」(=小容量)だが、「すばやく充電が可能」で、どこにでも「気軽に持ち運び」できる!
つまり「初めての方にピッタリ」ということです。
購入時の注目スペックと注意点(お得な購入方法など)
間違いのないポータブル電源を選ぶためには「安い・早い・軽い」という初心者向けのポイントに加えて、下記のような「スペック」をおさえればOKです。
初心者におすすめのポータブル電源選びの選定基準(スペック)
はじめてのポータブル電源選ぶには、以下5つのスペックを選定基準として捉えるといいと考えます。
おすすめのスペック
- 「信頼」できるメーカー(知名度・実績・保証)
- 「手頃な価格・容量」→3万円前後で200Wh以上
- 「出力性能200W以上」→スマホ・タブレット・照明など同時使用可能
- 「充電が早い」→AC電源で数時間、ソーラーパネルで半日程度で充電
- 「楽に持ち運び」できる(5Kg以下推奨)
そして、ポータブル電源選びには「注意点」もあります。
はじめて小型ポータブル電源購入する時の注意点は?
「耐久性」の高い電池種類を選ぶこと
ポータブル電源内部で使用されている「電池」の種類によって、「耐久性・寿命」が大幅に変わってきます。
現在では「リン酸鉄リチウムイオン電池」が「安全」(熱暴走を起こしにくい)で「長寿命」の電池です。
「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用した「ポータブル電源」では、充放電サイクル3000回程度まで使うことができます
単純計算すれば、年に300回使っても10年使えるということです。
なので、基本的には「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選べば間違いないです。
対して、「三元系リチウムイオン電池」は充放電サイクル500回程度が寿命になりますので1/6程度しか使えません。
ただし、「三元系リチウムイオン電池」を採用したポータブル電源は「価格が安い」場合が多いです。
なので価格重視の方は「三元系リチウムイオン電池」もアリだと思います。
「価格と寿命」を「自分の使用状況」と照らし合わせて考えて選べばOKです。
「信頼できるメーカー」で「保証」がしっかりしていること
安心して購入できるのは?
- 「大手ネットショップ」「家電量販店」で購入できる
- 「日本法人・日本支社」があるメーカー
- 「メーカー保証が2年〜5年」ついている
ような「ポータブル電源」です。
購入先はやはり「大手ネットショップ」「大手家電量販店」が安心できます(信頼度・サポート)
また「ポータブル電源」は海外のメーカーが多いのですが、「日本法人・日本支社があるメーカー」を選ぶべきだと思います。
日本法人が無い「ポータブル電源」は、問合せやサポートを受けるのに手間がかかる可能性があります。
さらにメーカーによって「保証」の内容が異なります。
安い買い物では無いですし、長く使いたいものですから「メーカー保証」は要チェックです。
優良なメーカーは「2年〜5年程度」の長期保証があります。
ネット上では保証期間が書いていないメーカーの製品も売られてますので要注意です。
「お得」に購入する→キャンペーンの有効活用
各ポータブル電源メーカーでは、定期的に、
- 「割引キャンペーン」
- 「ネットショップのポイントアップ特典」
- 「付属品サービス」
- 「保証延長サービス」
などを行っている場合があるので、実施状況をチェックして購入することをおすすめします。
キャンペーンは下記の小型ポータブル電源の紹介ページでチェックできます。
コンパクトなおすすめ小型ポータブル電源5選
それでは以上のような条件をクリアした、初めての方にもおすすめできるポータブル電源を5機種紹介します。
BLUETTI EB3A

BLUETTI

BLUETTI

BLUETTI

BLUETTI
メーカー | BLUETTI |
機種 | EB3A |
出力 | 600W(1200W:電力シフト機能) |
容量 | 268Wh |
電池種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 充放電サイクル2500回以上 |
AC充電 | 1h |
ソーラー充電 | 200W(ケーブル別売) |
シガーソケット充電 | 対応(ケーブル別売) |
UPS/EPS | 対応 |
出力ポート | AC出力×2、USB-C、USB-A×2、シガーソケット×1、ワイヤレス充電パッド×1、5521DC出力ポート |
サイズ | 255×180×183mm |
重量 | 約4.6Kg |
アプリ連携 | 対応(Bluetooth接続) |
ライト | LED丸型タイプ |
実売価格 | 35,000円程度 |
メーカー保証 | 2年 |
\ 商品詳細・価格確認はこちら /
「BLUETTI」(ブルーティ)は、ポータブル電源のトップブランドです。
「EB3A」は、「出力600W・容量268Wh・重量約4.6Kg」の初心者向けモデルです。
コンパクトですが「600W」という大きな出力がだせるのが特徴です。
しかも「電力シフト機能」で「最大1200W」の家電製品まで動かすことができます。
「電力シフト機能」は、家電製品の出力を下げて使えるようにする仕組みです(動かないものもあります)
「ワイヤレス充電パッド」もついているので、電源の上部に、非接触充電対応のスマホやイヤフォンケースを置くだけで充電できすることもできます。
また、「高速充電」ができるのも特徴で、高速モードなら「約1時間でフル充電」が可能です(標準モードでも約2時間)
ソーラーパネルからの充電は200Wまで対応しており、折りたたみソーラーパネルなどを使って、野外での充電も可能です。
液晶ディスプレイは、充電や出力の状況が見やすいです。
丸型のLEDライトもついています(ランタンタイプではないです)
「リン酸鉄リチウムイオン電池」なので長寿命ですし、「メーカー保証も2年」ついているので安心して使えると思います。
\ 出力600W&高速充電 /
\ 出力120Wの単結晶パネル /
-
【ポータブル電源】BLUETTI EB3A購入して使ってみた!【おすすめする10の理由】
この記事では「BLUETTI」(ブルーティ)の「 EB3A」という小型ポータブル電源を実際に購入して使ってみた感想をお伝えします。 はじめて「小型のポータブル電源」を買おうすると? と迷ってしまう方も ...
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EcoFlow RIVER 2

EcoFlow

EcoFlow

EcoFlow
メーカー | EcoFlow |
機種 | RIVER 2 |
出力 | 300W(450W:電力シフト機能) |
容量 | 256Wh |
電池種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 充放電サイクル3000回以上 |
AC充電 | 1h |
ソーラー充電 | 110W |
シガーソケット充電 | 対応(コード付属) |
UPS/EPS | 対応 |
出力ポート | AC出力×2、USB-C(充電対応)、USB-A×2、シガーソケット×1 |
サイズ | 245x215x145mm |
重量 | 約3.5Kg |
アプリ連携 | 対応(WiFi・Bluetooth) |
ライト | - |
実売価格 | 30,000円程度 |
メーカー保証 | 5年 |
\ 商品詳細・価格確認はこちら /
「EcoFlow」(エコフロー)は、2017年創業の比較的新しいバッテリーメーカーです。
「EcoFlow」ではドローンで有名なDJI出身の技術者らの手により、革新的な技術を使った製品を開発しています。
家庭用バッテリーだけでなくEV車向けのバッテリー開発もおこなっています。
「RIVER 2」の基本スペックは、「出力300W・容量256Wh・重量約3.5Kg」です。
「出力が300W」あるので、スマホ・タブレットの充電、扇風機、テレビなどの家電が余裕で使えますし、調理器具としては「ちょこっと家電」(260W)も使えます。
また「電力シフトで450W」までの家電を使うことも可能です。
ただし、家電製品の出力を下げる仕組みなので動かないものもあります。
充電に関しても、コンセントに差し込めば「1時間で急速充電」できます。またUSB-C充電にも対応しています。
製品の上部は、フラットな形状(少し凹型)になっており、トレーとして物を置いたり、椅子代わりに腰掛けることだってできます(耐荷重:80Kg)
上面をフラットにしたこともあり、ハンドルは上部の後方についています。
なので持ち運ぶ際には本体が斜めになります(なんかかっこいいです。しかも大型ハンドルで軽量なので持ちやすいです)
「RIVER 2」は、「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しており、充放電サイクルは3000回以上を実現。
1週間に6回使用した場合は、約10年間使用できる計算になります。
さらに「メーカー保証は業界最高峰の5年」ありますので、安心して使い続けられるポータブル電源と言えます。
\ 出力300W&軽量コンパクト /
\ 110Wの単結晶パネル /
Anker Portable Power Station
メーカー | Anker |
機種 | 521 Portable Power Station |
出力 | 200W(電圧110V) |
容量 | 256Wh |
電池種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 充放電サイクル3000回でも初期容量80%以上 |
AC充電 | 4h(ACアダプタ+USB-C同時充電すれば2h) |
ソーラー充電 | 65W(ケーブル別売) |
シガーソケット充電 | 対応(ケーブル付属) |
UPS/EPS | 対応 |
出力ポート | AC出力×2、USB-C(充電対応)、USB-A×2、シガーソケット×1 |
サイズ | 216×211×144mm |
重量 | 約3.7Kg |
アプリ連携 | - |
ライト | LEDスリットタイプ |
実売価格 | 25,000円程度 |
メーカー保証 | 18ヶ月(会員登録で+42ヶ月:計最大5年) |
\ 商品詳細・価格確認はこちら /
Anker 521 Portable Power Station
「Anker」(アンカー)はモバイルバッテリーやさまざまなスマホ関連製品でトップクラスの販売実績を誇るブランドです。
「521 Portable Power Station」は、「出力200W・容量256Wh・重量約3.7Kg」のスペックです。
軽量ですし、持ちやすいポータブルハンドルを採用しているので、「初心者でも扱いやすいコンパクトなポータブル電源」と言えます。
「AC・ソーラー・シガーソケット・USB-C」などさまざまな充電方法が使えるのも特徴です(AC・USB-C同時充電も可能)
スマホ・タブレットの充電のほか、扇風機、テレビなどさまざまな電気機器の電力として便利に使えます。
ただし、出力が「200W」なので、炊飯器などの調理家電などには使えないと思います(「ちょこっと家電」でも260W必要)
「大型の視認性のよい液晶ディスプレイ」が採用されており、バッテリーの状況が確認しやすいです。
さらにやわらかい暖色の光で辺りを照らす「幅広のLEDライト」がついており、ランタンやSOSフラッシュとして使用可能です。
高品質なセルを採用した「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しており、充放電サイクル3000回以上の長寿命バッテリーです。
業界トップクラスの「5年保証」が受けられる(要会員登録)ので、安心して使い続けられるポータブル電源と言えます。
\ 使いやすいポータブル電源 /
Anker 521 Portable Power Station
\ 最大100Wの単結晶パネル /
Jackery 240

Jackery

Jackery

Jackery

Jackery
メーカー | Jackery |
機種 | 240 |
出力 | 200W |
容量 | 240Wh |
電池種類 | 三元系リチウムイオン電池 充放電サイクル500回以上 |
AC充電 | 5.5h |
ソーラー充電 | 100W |
シガーソケット充電 | 対応(コード付属) |
UPS/EPS | - |
電池種類 | 三元系リチウムイオン電池 |
出力ポート | AC出力×1、USB-A×2、シガーソケット×1 |
サイズ | 230×133×167mm |
重量 | 約3.1Kg |
アプリ連携 | - |
ライト | LED |
実売価格 | 22,000円程度 |
メーカー保証 | 3年(公式ストア購入の場合) |
\ 商品詳細・価格確認はこちら /
「Jackery」(ジャクリ)は、アメリカ・カルフォルニアのグリーンエネルギー機器を開発しているメーカーです。
ポータブル電源とソーラパネルの合計販売台数は、世界累計で200万台を突破している世界のトップブランドです。
オレンジとブラックのカラーリングでキャンプ場などでもよく見かけると思います。
その「Jackery」で一番コンパクトな、ポータブル電源が「240」です。
「240」の基本スペックは、「出力200W・容量240Wh・重量約3.1Kg」となっています。
「USB-A」に加えて、「AC100Vコンセント」「シガーソケット」が接続できます。
なのでスマホ・タブレットの充電、扇風機、テレビなどの家電使えます。
そして「3.1Kgと軽量」で、「大型のハンドル」がついているので取り回しが非常に楽になっています。
さらにこのクラスでも、家庭用のコンセント・車のシガーソケットに加えて、「ソーラーパネル充電対応」なので、いつでもどこでも充電することが可能です。
デメリットとしては、「リン酸鉄リチウムイオン電池」ではなく「三元系リチウムイオン電池」を採用していることです(充放電サイクル500回以上)
とはいっても週1回の使用であれば、単純計算で10年程度の寿命ということになります。
なので、週末のレジャー用途や災害時の使用を想定している方なら問題ないですし、実売価格が22,000円程度と買いやすい価格になっているので、使い方によっては非常におすすめできます。
メーカー保証は2年の長期保証です(公式ストアからの購入で3年に延長可能)
\ 軽量で使いやすいお手頃電源 /
\ 最大100Wの単結晶パネル /
PowerArQ mini2

PowerArQ

PowerArQ

PowerArQ

PowerArQ
メーカー | PowerArQ |
機種 | mini2 |
出力 | 300W |
容量 | 307Wh |
電池種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
AC充電 | 〜5h |
ソーラー充電 | 80W(ケーブル付き) |
シガーソケット充電 | 対応(ケーブル付き) |
UPS/EPS | 対応 |
出力ポート | AC出力×2、USB-C、USB-A×2、シガーソケット×1、ワイヤレス充電パッド×1 |
サイズ | 250×175×177mm |
重量 | 約4.7Kg |
アプリ連携 | - |
ライト | LED丸型・簡易LEDランタン付属 |
実売価格 | 44,000円程度 |
メーカー保証 | 2年(公式ストアで購入の場合3年) |
\ 商品詳細・価格確認はこちら /
「PoweArQ」(パワーアーク)は、日本のポータブル電源ブランドです。
「mini2」は、「出力300W・容量307Wh・重量約4.7Kg」の初心者向けモデルです。
長寿命の「リン酸鉄系のリチウムイオン電池」を採用していいます。
容量は「307Wh」あり、電池としての基本性能(容量)が高く、はじめてのポータブル電源として十分といえます。
デザインは、少し丸みのあるカワイイデザインです。
カラーバリエーションは3種類あるのでお好みで選べます。
15Wの「ワイヤレス充電パッド」がついていおり、バッテリー上部に、非接触充電対応のスマホやイヤフォンケースを置くだけで充電できすることができます。
「本体のLEDライト」(丸型)のほか、「簡易LEDランタン」が付属しているので災害時・停電時でも頼りになります。
注意点としては、液晶ディスプレイは「白黒」「必要最低限の表示」にとどめる仕様になっていることです(消費電力低減)
「リン酸鉄リチウムイオン電池」なので長寿命ですし、「メーカー保証も2年」(公式サイト購入で3年)ついているので安心して使えると思います。
\ 容量307Whで停電時も頼りになる /
\ 持ち運びやすい120Wソーラーパネル /
個人的におすすめな小型ポータブル電源は?
今回紹介した機種は、どちらもはじめての方が取り扱いやすい「安い・早い・軽い」ポータブル電源です。
迷ったら「BLUETTI EB3A」か「EcoFlow RIVER2」
迷ったら「BLUETTI EB3A」か「EcoFlow RIVER2」をおすすめします。
どちらも「定格出力」が高く、さらに「電力シフト」も使えるのでさまざまな家電が使えます。
扇風機やテレビなどの家電も余裕で使えますし、例えば「ちょこっと家電」などで調理することも可能です。
出力優先で選べば定格出力600W(電力シフトで1200W)の「BLUETTI EB3A」の1択です。
「BLUETTI EB3A」「EcoFlow RIVER2」は、どちらも「充電が早い」(最短1h)のも特徴で、さっと充電して、さっと持ち出せます。
クーポンやキャンペーンが行われている場合もあるので必ずチェックしてら購入することをお勧めします。
高出力&急速充電
値段優先なら「Jackery」か「Anker」
なるべくお安くポータブル電源をはじめてみたい方には「Jackery」か「Anker」おすすめです。
この価格帯でもACコンセントも使えますし、ソーラーパネルで充電することだって可能です。
どちらも軽くて取り扱いやすいので、はじめての方におすすめできます。
使いやすくてお買い得
小型ポータブル電源の購入のコツ
小型ポータブル電源購入のコツは?
- 安心できる販売先から購入すること。
- キャンペーンを有効活用すること。
- 延長保証などの特典もチェックすること。
最後に
ポータブル電源があれば、キャンプやイベントなどで楽しめますし、災害時などに備える防災グッズとしても使えます。
はじめての方で、どれを選べばいいか悩んでいた方はぜひ「安い・早い・軽い」モデルからチェックしてみてください。
予算が浮いたら、折りたたみのソーラーパネルで発電してみるのもおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました!