【ポータブル電源】BLUETTI EB3Aを購入して使ってみた!【おすすめする点とデメリット】

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この記事では「BLUETTI」(ブルーティ)の「EB3A」という小型ポータブル電源を実際に購入して使ってみた感想をお伝えします。

はじめて「小型のポータブル電源」を買おうすると?

  • 「どこで買えばいいのか?」
  • 「どのメーカーを買えばいいのか?」
  • 「おすすめの機種はどれなのか?」

と迷ってしまう方もいると思います。

ポータブル電源を過去に5台購入して試し、いまでは「BLUETTI EB3A」を毎日使っている経験から、

「はじめてのポータブル電源」で迷ったら、

  • 「まず、BLUETTI EB3Aをチェック!」
  • 「BLUETTI EB3Aは必ず候補に入れる!」
  • 「迷うならBLUETTI EB3AでOK!」

というくらい個人的には気に入っています。

その魅力を一言で言えば、

「超小型サイズ」(約5Kg)でありながら、最大1200Wの家電製品まで動かすことができる高性能なポータブル電源」だからです。

この記事ではほぼ毎日使い倒している「BLUETTI EB3A」「魅力」(選ぶべき理由)とともに、高性能なポータブル電源ならではの「注意点」も紹介します。

「注意点」は、使用時間が短い・ファンの音が大きい・付属品が少ない・購入時はキャンペーンをチェックなどです。

目次

小型ポータブル電源は色々と使える!

BLUETTI EB3Aは、ACコンセントが2つついている。

ポータブル電源があると暮らしや趣味の「安心・便利」が増えます。

ポータブル電源には、USBポートのほか「ACコンセント」がついており家電製品が使えるので超快適になります。

キャンプで使える!

キャンプのお供に
  • 今回紹介する小型ポータブル電源は、5Kg程度の持ち運びやすい重さなのでキャンプにぴったりです。
  • スマホなどの充電、ランタンなどの照明や、出力の大きい機種は電気調理器などにも使用できます。

災害時にも安心!

災害時に頼りになる
  • 災害時・停電時などにポータブル電源はとても頼りになります。
  • スマホ充電などの他、簡易UPS(無停電装置)としても活用できます。

どこでも充電・節電もできる!

BLUETTI EB3A HP
  • 多くのポータブル電源は、家庭のACコンセントのほか、クルマのシガーソケットでも充電可能です。
  • さらにソーラーパネルを接続すれば、電気代ゼロで充電することも可能になります。

バッテリーの出力・容量どのぐらいにするべき?

ポータブル電源はにおいては「バッテリー容量・価格・重量」は「ほぼ比例」します。

初心者の方なら、まずは「小型のポータブル電源」をおすすめします。

まずは、一人で気軽に持ち運びできて、使い勝手がいい「軽量のポータブル電源」がベストだと考えます。

具体的な目安としては?

\ 買いやすい・使いやすい・持ち運びやすい /
容量300Wh以下・3万円以下・5Kg以下

のポータブル電源がおすすめになります。

「小型のポータブル電源」を持っておけば、将来大型のポータブル電源を購入するにしても「サブ電源」として重宝するはずです。

もう一つ指標である「定格出力」に関しては、サイズが同じなら基本的には高い方がいいと思います。

「BLUETTI EB3A」では、定格出力は「600W」です。出力シフト機能もあるので最大「1200W」の家電まで使えます。

ちなみに、出力が300W程度あれば「ちょこっと家電」などの調理器まで使えます(ソロキャンプなどで重宝します!)

出力300W程度までの家電で使うのなら、「BLUETTI EB3A」よりも、さらに小さいサイズの新発売のバッテリー「BLUETTI AC2A」も候補に上がってきます。

容量300Wh程度以下

BLUETTI HPより

上記は「268Wh」のポータブル電源で使える使用回数・時間のイメージです(BLUETTI HPより)

「300Wh以下」という容量でも、スマホなどの充電用途であれば、家族で数日使えるようなレベルです。

「容量=電池の重さ」なので、むやみに容量の大きなバッテリーを選ぶと一人で持ち運びできなくなります。

3万円以下の実売価格

「300Kh以下」の容量のポータブル電源なら、多くの機種が「実売価格3万円以下」になると思います。

キャンペーンやクーポンを用すれば、だいたい3万円前後になるバッテリーが多いです。

重量5Kg以下

重量は「5Kg以下」のものがおすすめです。

なぜなら気軽に片手で持ち運べる重さだからです。

たとえば、20Kg以上の重さのポータブル電源などは2人以上で持ち運ぶ必要があります。

キャンプやクルマで活用するなら、まずは一人で持ち運べる「5Kg以下のポータブル電源」ではじめてみることがおすすめです。

使いやすい!買いやすい!運びやすい!

「BLUETTI EB3A」は
この条件にぴったりです!

「BLUETTI EB3A」は小型高性能なポータブル電源

BLUETTIとは?

BLUETTI HP

「BLUETTI」(ブルーティ)は、法人向けなど大型の蓄電器・発電機・ソーラーパネルなどを中心に、多くのバッテリー関連製品を取り扱っている世界的なメーカーです。

「ブルッティ」と読んでいる人がいましたが、「ブルーティー」が正解です。

本拠地は中国ですが「日本法人」がありますので購入やサポートも安心です。

秋葉原に「直営店」もありますので実際に商品を試すこともできます。

BLUETTI秋葉原店のGoogle Map

\ BLUETTI公式サイトはこちら /

BLUETTI 秋葉原

スペック表

「BLUETTI」が、満を持して発売した小型ポータブル電源がこの「EB3A」です。

BLUETTI
BLUETTI
BLUETTI
メーカーBLUETTI
機種EB3A
出力600W1200W:電力シフト機能)
容量268Wh
電池種類リン酸鉄リチウムイオン電池
充放電サイクル2500回以上
AC充電1h
ソーラー充電200W(ケーブル別売)
シガーソケット充電対応(ケーブル別売)
UPS/EPS対応
出力ポートAC出力×2、USB-C、USB-A×2、シガーソケット×1、ワイヤレス充電パッド×1、5521DC出力ポート
サイズ255×180×183mm
重量約4.6Kg
アプリ連携対応(Bluetooth接続)
ライトLED丸型タイプ
実売価格35,000円程度
メーカー保証2年

基本的な操作方法

付属品は電源コード・取扱説明書・保証書

操作方法

前面パネル

操作は以下のように簡単にできます。

操作は簡単
  • どのボタンでもいいのでワンタッチで押せば「ディスプレイ点灯」
  • 続いて、「DC電源ボタン」「AC電源ボタン」を押せば「電源供給開始」
  • 電源をオフにするには「ボタンを3秒長押し」でOKです。
  • LEDライトは「ライトボタン」を押すたびに「弱→強→点滅→オフ」に切り替え

自動電源オフ機能(時間設定可能)もついています。

アプリ使用方法

スマホアプリの画面

「BLUETTIアプリ」(無料)をインストールして、「スマホのBluetooth」と接続します(取扱説明書に手順記載)

アプリからは「使用状況・充電状況の確認」「電源オン・オフ」などの操作に加え、「設定」も簡単に変更できます。

アプリで「設定」できるのは?

  • 「充電モード」
  • 「ECOモード」
  • 「シャットダウン時間」
  • 「電力リフト」
  • 「ファームウェア更新」

などになります。

付属品

シガー電源ケーグルは付属していない

付属品は、「取扱説明書」「保証書」「電源ケーブル」です。

取扱説明書は、日本語で図解やイラストもありわかりやすいです。

ただし「カー充電ケーブル」(シガーソケットケーブル)は付属していないので、クルマで充電したい方は別途購入が必要です。

「BLUETTI EB3A」がおすすめな10の理由

①「コンパクトなサイズ」(5Kg)

サイズは255×180×183mmとコンパクトで、重さも4.6Kgなので気軽に持ち運べます。

さらに「大型のハンドル」がついているので片手で持ちやすいです。

ハンドルは、使わない時やバッテリー上部で「ワイヤレス充電」をするときなどに「収納」できます。

②「リン酸鉄リチウムイオン電池」で安全・長持ち

高性能な「リン酸鉄リチウムイオン電池」を搭載しています。

その特徴は?

  • 「安全性」(熱暴走を起こしにくい)
  • 「長寿命」(充放電サイクル最大3000回程度)

などのメリットがあることです。

「BLUETTI EB3A」においても、充放電サイクルは2500回以上なので、どんどん気兼ねなく使うことができます。

③「600Wの高出力」(電力シフト機能で1200W)

300Wh以下の容量のポータブル電源では最高峰の600Wの定格出力です。

しかも、「電力リフト機能」(電力シフト)を使えば最大1200Wの家電まで使用できます。

  • 500W(定格高周波出力1000W)の電子レンジは大丈夫でした。
  • エアコンや冷蔵庫など使わない方がいい家電もあります(頻繁なON-OFFが故障の原因になる機器)

ただし、高い出力の機器を使えばバッテリーはみるみる減っていきますので、計画的に使う必要があります。

④「出力ポートの種類」が多い(ワイヤレス充電も可能)

様々なタイプの「出力ポート」が使えます。

AC出力×2、USB-C、USB-A×2、シガーソケット×1、ワイヤレス充電パッド×1、5521DC出力ポート

個人的に嬉しいのは「ワイヤレス充電」ができることです(15W)

iPhoneの他、イヤフォンの充電ケースなどをガンガン充電しています。

⑤最短1時間の「高速充電」

最短1時間の高速充電が可能なので、たとえ充電を忘れていたとしても、さくっと充電して持ち出せます。

個人的にはよく充電をし忘れるので、高速充電があるのは非常に助かります。

⑥「シガーソケット充電」もできる

クルマについている「シガーソケット」でも充電できます。

例えば、キャンプ場に着くまでに車内で充電することも可能になります。

シガーソケットにつなぐケーブルは別売です(セットで販売している場合もあり)

⑦「ソーラーパネル充電」もできる

「ソーラーパネル」で充電すれば電気代もかかりません。

折りたたみソーラーパネルと一緒に持ち運べばキャンプ場などでも電気の自給自足ができます。

ソーラーパネルやEB3Aとつなぐ変換ケーブルは別売です。

⑧「UPS」として使える

パソコンなどをUPSにつないで使用すれば簡易UPS(無停電装置)になります。

バスパワーで使えるのでバッテリーを痛めることもありません。

⑨「ディスプレイ」が綺麗で見やすい

ブルーとホワイト基調の液晶ディスプレイが非常に綺麗で見やすいです。

電力使用状況や充電状況が一目でわかります。

⑩「専用アプリ」で確認・操作できる

スマホに「BLUETTIアプリ」(無料)をインストールすれば、ワイヤレス(Bluetooth)でポータブル電源と接続して、離れたところ(5m程度)から状況を確認できます。

また電力シフト機能や、高速充電の設定なども簡単に設定できます。

「BLUETTI EB3A」の気になる点5つ

レビュー記事などで言われている「気になる点」はこちらです。

①「電池の減りが早い?」(容量が少ない?)

電池の容量に比べて、出力が高すぎるので電池の減りが早いという意見があります。

個人的には、「高出力で使えるからこそ、その分だけ早く減る」と考えます。

ようするに計画的に電力を使えばいいだけです(いざという時に高出力で使える)

そもそも、電池の減りを気にして、わざわざ出力が低い機種を買うというのもおかしいな話です。

出力が低ければ、「同時充電」はもちろん「使えない家電が増える」ことになります。

もし、高出力な家電である「電子レンジ・暖房・エアコン・電気調理器・ドライヤー」など長時間使うのが主目的なら20Kgくらいある大出力・大容量のポータブル電源を選ぶべきです。

使用時間が気になる方は、BLUETTIのホームページの「稼働時間シュミレーター」で、どのぐらい使えるのかチェックしてみるのもおすすめです。

\ BLUETTI公式サイトはこちら /

②「ファンの音が大きい?」

ファンの音が大きいという意見もあるようです。

バッテリーを充電するときに、熱が発生するので「冷却ファン」が回ります。

「BLUETTI EB3A」のファンの音のイメージはデスクトップPCなどの大型のファンの音に近いです。

イメージでいうと「キーン」という高い音ではなく「ブーン」という低い音なので個人的には気になりませんでした。

ただし、高速充電や高負荷の電気機器を使用するとファンが回る頻度が多くなります。

スマホアプリで設定すれば、充電時のファンの回転を抑えることができます(静音設定)

③LED「ランタン機能」が欲しい

「BLUETTI EB3A」には丸型のLEDライトがついています。

懐中電灯のようなライトで、ランタンのような光が広がるタイプでは無いです。

キャンプなどでは、スリット形のライトなど、ランタン的に使えるライトが重宝します。

ただし、

  • 別途好みのLEDランタンを取り付ける
  • ライトの前に光が拡散するものを置く

ことで解決します。

個人的にはペットボトルやビニール袋をライトの前に置いて光を拡散しています。

特にペットボトルは、ラベルの色で雰囲気が変わるのでおすすめです。

ペットボトルのラベルで色々な雰囲気にできる

④「アプリ使用が前提」

「BLUETTI EB3A」は、電力シフト機能や、高速充電の設定は「BLUETTIアプリで行います。

「本体だけで設定することはできないので不便」というレビューもありました。

個人的には、さまざまなポータブル電源を使ってきた経験から、操作性の高いアプリで設定するほうが利便性が高いと思っています。

ボタンで設定変更できる他社のポータブル電源も使っていますが、「ボタン2つ押し」などの複雑な操作が覚えられず、毎回取扱説明書を見るはめになっています。

高級機種にはタッチディスプレイのモデルもありますが、個人的には離れた場所からでもサクサク設定できるスマホアプリのほうが好みです。

⑤「カー充電ケーブル」が付属していない

クルマのシガーソケットから充電できる「カーケーブル」が付属していません

個人的にはクルマで移動中などに充電することも多いのでマストなケーブルです。

ついているポータブル電源も多いのですがしょうがないですね。だいたい二千円程度で購入できると思います。

また、ソーラーパネルへ接続時に必要な変換コネクタ(MC4→DC入力)も別途購入が必要です。

ソーラーパネルに付属している場合もあります。

「BLUETTI EB3A」を実際に使ってみた!

「BLUETTI EB3A」を使っている様子を紹介します。

色々なガジェットを充電してみた

ガジェットを一度に充電

上記の写真のように一度にたくさん充電することもできます。

  • ACコンセントでMacBookを充電
  • USB-Aポートで、iPhoneを充電
  • USB-Aポートで、Apple Watchを充電
  • USB-Cポートで、iPad12インチを充電
  • ワイヤレス充電パッドで、AirPods Proを充電

これだけ一度に充電しても「ACコンセント1口」や、「シガーソケット」は未使用ですし、出力も余裕があります(合計99W使用)

電力シフト機能を使ってみた

コロナのコアヒートをフルパワーで使用中

「電力リフト機能」(電力シフト)を使えば、定格消費電力1150Wの電気ストーブの温度設定を「最大」にしても使えました。

このように、BLUETTI EB3Aは600Wの出力ですが、「電力リフト機能」で1200Wの機器まで使えるようになります。

実際の定格出力は600Wに保たれています(電力リフトは、家電の消費電力を下げる仕組みです)

冷蔵庫やエアコンは故障の原因になりますので使わない方がいいそうです。

高速充電してみた

265Wで充電中

「高速モード」を使えばものの1時間で充電完了します。

最大350Wで充電してくれます。

ただし、バッテリーが発熱し、そのバッテリーを冷却するためにファンが勢いよく回ります。

騒音やバッテリーへの負荷を考えると、お急ぎでない場合は「標準」か「静音」で充電することをおすすめします。

ソーラーパネルで充電してみた

ソーラーパネルで充電するには?

まず、「ソーラーパネルの出力」(MC4)から「EB3AのDC入力ポート」へ変換コネクタを使って接続します。

BLUETTI EB3Aには付属していないので変換コネクタを準備する必要があります(ソーラーパネル側に付属していることもあります)

ソーラーパネル(MC4)→DC入力ポートへ接続

あとは、太陽光になるべく垂直にあたるようにセッティングするだけです。

今回は、他のポータブル電源で使用していた「ALLPOWERS」の100Wのソーラーパネルを使用しました。

「ALLPOWERS」のソーラパネルには、MC4からDC入力ポートへの変換コネクタも付属していました。

リアルタイムで充電状況が確認できる(48Wの出力で64%充電完了)

本体のディスプレイや、スマホアプリで充電状況をリアルタイムで確認できます。

天候によりますが、100Wのソーラーパネルで、半日前後で充電完了するイメージです。

車に積んでおけばキャンプ場などお出かけ先でも充電できます。

サンシェードの代わりにも使える?

「BLUETTI EB3A」購入時のポイント

購入先・お得な購入方法・注意点をご紹介します。

大手ネットショップかBLUETTIストアで購入できる

「BLUETTI」のポータブル電源は、「大手ネットショップ」「直営店」(直販サイト・直営店舗)で購入できます。

大手ネットショップであるAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで取り扱っているので、ポイントなどを利用しながら安心して購入できます。

割引キャンペーン・クーポンをチェックして購入

「BLUETTI」では割引キャンペーンやクーポン(コード)の配布を行なっていることがありますので、必ず一度チェックした方がいいです。

\ BLUETTI公式サイトはこちら /

シガーソケットケーブルなどを忘れずに

電源コード以外は基本的に付属していませんので、

  • クルマで充電する方は、「カー充電用ケーブル」
  • ソーラーパネルで発電される方は、「PV充電用ケーブル」

も購入するのも忘れないようにしてください。

「BLUETTI EB3A」まとめ

「BLUETTI EB3A」小型ポータブル電源の中でも非常に高性能な電源といえます。

定格出力(出力シフト)・アプリ対応・ワイヤレス充電パッドetc

その上でとても使いやすいので個人的には小型ポータブル電源の中でも一番おすすめです。

同カテゴリのポータブル電源と比較もしていますので、よろしければそちらの記事もチェックしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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