【超簡単】「バスヒーター」で「追い焚き」する方法【ひと手間かければOK】

2021年10月22日

【超簡単】「バスヒーター」で「追い焚き」する方法【ひと手間かければOK】

この記事では、お風呂の電気湯沸かし器である「バスヒーター」で「入浴中に追い焚き」する方法を紹介します。

私自身が、大のお風呂好きで「バスヒーターで追い焚き」しながら長風呂を楽しんでいます。

「バスヒーターで追い焚きしたい」方はもちろん「給湯器が故障してバスヒーターを検討中」の方なども、よろしければ参考にしてみてください。

我が家では給湯器故障をきっかけに「バスヒーター」を購入。気に入ってしまい給湯器が直っても使い続けています。

レンタル給湯器と違い、バスヒーターはずっと使える(故障時・災害時・効率的な保温・24時間風呂)のでおすすめです。

バスヒーターでも追い焚きしたい

お風呂の電気湯沸かし器「バスヒーター」

給湯器の生産が滞っていることもあって工事不要で簡単にお風呂の湯沸かしができる「バスヒーター」に注目が集まっています。

ベトナムの工場がコロナによるロックダウンの影響を受けて、生産が滞っているそうです(2021年10月現在)


「バスヒーター」は、お風呂に張った水に直接「ヒーター」を入れて温める方式です(沈めるタイプと浮かべるタイプがあります)

電気での湯沸かしは時間がかかる(4~8時間)という「デメリット」があります。

一方で、お風呂のお湯を直接温めるため特に「保温が効率的にできる」(約4円/時間)という「メリット」があるので、個人的にはとても重宝してます。

我が家では朝スイッチを入れて、午後からはいつでもお風呂に入れる状態にしています。

「あったまりたい時」「疲れを取りたい時」「気分を変えたい時」など、まるで温泉宿のようにお風呂を楽しむことができます。

もう一つの「デメリット」として「バスヒーターを入れたまま」入浴することができないことがあげられます。

数種類の漏電防止などの安全機能がついています。ですが万が一のためバスヒーターを入れたまま入浴してはいけません。

結果、給湯器のように「入浴中に追い焚き」ができないことになります。

でも、ひと手間さえかければ簡単に「入浴中に追い焚き」できますので紹介したいと思います。

そもそもバスヒーターで温めたお風呂は冷めにくいです

「給湯器で」入れたお風呂は、基本的に「冷たい浴槽」にお湯を入れていきます。

なので、お湯を張った直後から「浴槽に熱が吸収されぬるく」なっていきます。

一方「バスヒーター」は、浴槽で水をお湯に変えて、保温していますので「浴槽も同時に温まる」ことになります。

なので、「冷めにくく、ほかほかの状態が長く」続きます。

よって、普通に入浴する場合は「入浴中の追い焚き」の必要性はあまり感じません。

また、後に入る人のための「追い焚き」は、自分が入った後にバスヒーターを入れてスイッチを入れておけば、30分もすれば次の人が熱々のお風呂に入れるようなイメージです。

我が家では、自分が入った後に「使った分の水」を入れてから「バスヒーター」のスイッチを入れておきます。

入浴中に追い焚きするには?ひと手間かければOK

入浴時、浴槽からバスヒーターを取り出し
バケツにバスヒーターを入れる
「熱め」であたためておく

「入浴中の追い焚き」のやり方は簡単です。

  • 入浴するときに、用意したバケツにお湯を汲んでおきます
  • 浴槽から取り出した「バスヒーター」を「バケツ」「タライ」等に入れます。
  • 温度は45度などの「熱め」にしてあたためておきます。
  • そして長湯などをしてお湯がぬるくなったと思ったら「バケツの温まったお湯」を入れます。
    →「バケツのまま」いれる、もしくは「手桶」で「差し湯」します。
  • その後も「長風呂」する予定の場合は、再度「バケツ」であたためておけばOKです。

ようするに「熱い差し湯」をバケツで用意しておくということです。

私は30分から1時間の長湯をするのですが、この方法で快適なお風呂生活を楽しんでいます。

バケツから熱いお湯を「ドーッ」といれるのが、とても気持ちいいんです(バケツの大きさによっては少し重いです)

また、「手桶」なら入浴しながら「差し湯」できますし、「お風呂のお湯をバケツやタライに戻し」てあたためなおすのも簡単にできます(女性におすすめ)

熱めのお湯で差し湯する(バケツのままでもOK)

「手桶」なら、入浴中にバケツのお湯を「差し湯」できる
「手桶」なら入浴中に「お風呂のお湯をバケツに戻す」ことも可能

長細いプラスチックケースが一番「差し湯」⇔「戻す」に最適だった

この方法に最適なバスヒーターは「沸かし太郎」です(設定温度が高い。最低8cmの水位があれば使える)

「手桶」で、「差し湯⇔戻す」を繰り返す際に、バケツからお湯を組みすぎると「水位センサー」が働きストップします。

我が家では給湯器も問題なく使えますが、私はこの方法で長風呂を楽しんでいます。

節水になりますし、バケツのお湯の温度を数度を上昇させるだけなので電気代も気にしなくていいレベルです。

(参考)細長いプラスチックケース

\ 沸かし太郎を横向きに入れるには、細長いブックケースがおすすめです /


サンコープラスチック ビデオ&ブックケース

この方法が使えるバスヒーターは「沸かし太郎」

SUNART 沸かし太郎
SUNART 沸かし太郎

今回紹介した「バケツで熱い差し湯」を用意しておく方法ができるバスヒーターはクマガイ電工のSUNART「沸かし太郎です。

「沸かし太郎」はスリムな形状で、ヒーターの部分が水に浸かれば、横でも縦でも使えるので今回のような使い方にピッタリです。

ヒーターの部分が水に浸かっていなければセンサーが感知して警告音がしてストップします。

本来、縦置きよりも、横置きのほうがお湯が循環しますし、温度センサーに正確な温度が検出されますのでその点は知っておいてください(メーカーも横か斜めを推奨)

また、バケツはブリキのような「金属製」だけでなく「樹脂製」でもOKです(プラスチックのダストボックスを利用している人もいます)

基本的に「沸かし太郎」の表面はカバーが着いているので、火傷したり樹脂が溶けるような温度はなりません。

さらに、沸かしたお湯も最高45℃にしかなりませんので、火傷の心配はありません。

大きさは、「沸かし太郎」が浸かる水位にできるバケツ(入れ物)ものであれば問題ありません。

縦に入れるのバケツやダストボックスであれば、深さが33cmあればOKです。

横に入れるタライのようなものであれば、長さ(直径)が約40cmで、深さが8cmあればOKです。

(参考)「沸かし太郎」商品詳細(Amazon)

おすすめバスヒーター紹介

それではおすすめの「バスヒーター」を紹介します。

今回のような使い方ができるのは「沸かし太郎」だけです。

ただし、「循環装置」「ろ過フィルター」「ゲルマニウム温浴」などさらに自宅のお風呂を楽しめる「バスヒーター」もありますので参考までにご紹介しておきます。

①「沸かし太郎」

定番商品
沸かし太郎
沸かし太郎
沸かし太郎
沸かし太郎
メーカークマガイ電工 SUNART
商品名沸かし太郎
パワー(ワット数)910W
湯沸かし時間(目安)夏場3〜4時間、冬場7〜8時間程度
保温機能
温度調節範囲30~45℃(ダイヤルで設定可能)
安全機能水位異常感知装置(水位センサー)、異常温度上昇防止装置(温度センサー)、ヒーター異常過熱防止装置(温度ヒューズ)、過電流防止装置(電流ヒューズ)、漏電防止装置(コントローラー一体型漏電ブレーカー)
設置方法沈めるタイプ
循環機能無し
ろ過機能無し
ミネラル等無し
サイズ直径65×長さ392mm(本体部分)
重さ720g(本体部分)
収納収納スタンド付き
参考価格(目安)25,000円程度〜
その他水深8cmから使用可能(半身浴など)

「沸かし太郎」は、シンプル・コンパクト・ハイパワー設計の湯沸かしヒーター。

家庭用電源ではMAXに近い910Wの強力ヒーターで、湯沸かしが可能です。

腐食に強いステンレス(SUS316)に、無光触媒セラミックコート処理をしているので、抗菌・消臭効果が期待できます。

水深が8cmあれば使用できるので、半身浴であれば約半分の時間で湯沸かしが可能です(足湯ならもっと早い)

さらに、本体が水に浸かれば使用できるので、大きめのバケツなどでも湯沸かしが可能です。

「保温」だけで使ってもよし、「足湯」「子ども用プール」「災害時の湯沸かし」「屋外でのペット入浴」など様々なシーンで活用できると思います。

5つの安全機能を搭載しているので、安心して長く使うことができます。

温度は30度〜45度までダイヤルで簡単に設定可能です。

夏場のぬるいお湯から、熱いお湯まで自由自在です。

シンプルですが、様々な用途に利用できるおすすめの湯沸かしヒーターです。


【商品詳細・価格確認はこちら】

\ 超定番のバスヒーター /


SUNART 沸かし太郎

 

長期レビュー
【長期レビュー】「沸かし太郎」を2年間使った感想【お手入れ簡単】

お風呂の電気湯沸かし器「沸かし太郎」を使い始めて2年が過ぎました。毎日快適に使ってきたのですが、2年が過ぎたのを機にお手入れしてみました。この記事では、「沸かし太郎」が気になっている方に、お手入れの方 ...

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②「スーパー風呂バンス1000」

超簡単設置
スーパー風呂バンス1000
スーパー風呂バンス1000
スーパー風呂バンス1000
スーパー風呂バンス1000
メーカーPAAG(パアグ)
商品名スーパー風呂バンス1000
パワー(ワット数)1000W(湯沸かし850W・保温150W)
湯沸かし時間(目安)夏場3〜4時間、冬場8〜9時間程度
保温機能
温度調節範囲あつ湯(44度)、ぬる湯(40度)
安全機能漏電遮断器、空焚き防止、安全用サーモスタット、温度ヒューズ
設置方法沈めるタイプ
循環機能エアーポンプ対流
ろ過機能
ミネラル等麦飯石セラミックボール・ゼオライトセラミックボール
サイズ29.6×19.9×14.8cm(本体部分)
重さ2.8Kg(本体部分)
収納収納ケース付き
参考価格(目安)40,000円程度〜
その他保温時の電気代は約6円/時間

「スーパー風呂バンス1000」は、強力な1000Wのヒーターで、お風呂に沈めるだけで、湯沸かし・保温が可能なバスヒーターです。

4重の安心設計「スーパーセーフティー」を採用しており、誰でも安全・安心に使うことが出来ます。

エアポンプによる対流促進作用でお湯をムラ無く均一に温めることができます。

お湯の温度設定は季節や好みによって、「あつ湯」(44度)、「ぬる湯」(40度)をワンタッチで選ぶことが出来ます。

2つのセラミックボールを内蔵した、ろ過フィルターも搭載しています。

誰でも簡単に、24時間風呂が実現できるおすすめバスヒーターです。


【商品詳細・価格確認はこちら】

\ スイッチを入れるだけの簡単バスヒーター /

スーパー風呂バンス1000

 

③「湯メイク」

温浴効果
湯メイク
湯メイク
湯メイク
湯メイク
湯メイク
メーカークマガイ電工 SUNART
商品名湯メイク
パワー(ワット数)900W
湯沸かし時間(目安)夏場3〜4時間、冬場7〜8時間程度
保温機能
温度調節範囲30℃~45℃
安全機能循環ポンプ空運転防止、水位異常感知、水位センサー、回転センサー、ヒーター断線検知、漏電防止装置、温度ヒューズ、電流ヒューズ
設置方法浮かべるタイプ
循環機能強制循環ポンプ(循環・浄化のみでも利用可能:エコモード)
ろ過機能有り(活性炭クリーンフィルター)
ミネラル等銀イオン系抗菌セラミックボール、KDK麦飯石セラミックボール、KDK金属ゲルマニウムセラミックボール
サイズ直径226×高さ372mm(本体部分)
重さ2.8Kg(本体部分)
収納収納ケース付き
参考価格(目安)53,000円程度〜
その他浮遊タイプで出し入れが簡単。エコモード

「湯メイク」は、ハイパワーな900Wのヒーターを搭載したバスヒーターです。

水に浮かべて使う「浮遊タイプ」なので、出し入れが簡単です。

マイコン制御による11種類の安全装置が搭載されており安心・安全に使用できます。

「節水エコモード」を搭載しており、ヒーターを使用せずお湯の循環・浄化だけでも使用可能。

お湯の温度はダイヤル式で30〜45度まで自由に選べます。

毛髪や浮きゴミを除去するクリーンフィルターと、汚れや匂い防ぐ特殊活性炭でいつも清潔なお風呂を楽しめます。

さらに、抗菌効果と温浴効果を発揮する「温浴ケース」も付いています(銀イオン系抗菌セラミックボール、KDK麦飯石セラミックボール、KDK金属ゲルマニウムセラミックボール)

強制循環ポンプがついているので、浴槽の隅々まで均一に、保温・浄化することができます。

これ1台で、温浴効果まで期待できるいたれりつくせりのバスヒーターです。

姉妹品として「NEW湯美人」という機種も販売されています。

「NEW湯美人」は「湯メイク」に比べて一部機能が少ないものの、その分価格が抑えられているのでお買い得です!

NEW湯美人と湯メイクの違い

「NEW湯美人」の「湯メイク」との主な違いは?

  • 設定温度範囲が温度設定範囲38〜45度
  • 節水エコモード無し

個人的には、お風呂用途であればお買い得な「NEW湯美人」がおすすめです。

夏場など30℃くらい超ぬるめの保温や循環・浄化だけ(エコモード)を行いたいという方は「湯メイク」を選ぶべきです。


【商品詳細・価格確認はこちら】

<湯メイク>

\ バスヒーターの最高峰 /

湯メイク

<湯美人>

\ 高機能でもお買い得なバスヒーター /


湯美人

バスヒーターで追い焚きまとめ

まとめ

  • 工事不要で簡単にお風呂の湯沸かしができる「バスヒーター」
  • 万が一の安全性のために「入浴中に追い焚き」ができない
    →漏電防止など安全対策は十分に図られている。
  • だだし、「バスヒーター」は湯沸かし時に浴槽も温まるので冷めにくい
  • 長風呂する人は、入浴時にバケツに「バスヒーター」を入れて「熱め」お湯を作っておけばOK(熱い差し湯)
  • 「手桶」を使えば、入浴しながらバケツから「差し湯」したり、バケツに「お湯を戻す」ことが出来る。
  • このような使い方ができるのは「沸かし太郎」だけ。スリムなので、いろいろな状況で使える。
  • その他「循環装置」「ろ過フィルター」「ゲルマニウム温浴」など高機能なバスヒーターもある。

「バスヒーター」は、給湯器故障時の一時的なお風呂の湯沸かしはもちろん、私のように一日中お風呂にはいれる「24時間風呂」を実現したいかたにもおすすめです。

その他、子ども用プールのあたためや、ポータブルシャワーと組み合わせて屋外でペットを洗ってあげたりもできます。

さらに、やろうと思えば水道代の大幅節約もできるなど、様々な使い方が可能になります。

気になる方はぜひチェックしてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました。