玄関のチャイム(ドアベル)は、普通は、家を建てた時のまま使い続けます。
ですが、「故障したり、音が小さかったり」と新しいものを取り付けたい場合もあると思います。
後付ならば、設置が簡単(配線不要)な「ワイヤレスチャイム」がおすすめです。
ワイヤレスなら「送信用」を玄関ドア付近にポンと貼り付け、「受信用」を屋内のコンセントに差し込めば設置終了です。
我が家でも、国産メーカー品から、海外メーカー品。
安いものから高額なものまで様々なワイヤレスチャイムを5商品ほど「買って・取り付けて・使って」きました。
シンプルなもの・赤外線センサー付き・ドアセンサー付き・光るもの・カメラ付きなど
ただし、いままで購入していた中では満足できるチャイムは少なかったです。
故障・寿命が短い・音が小さい・反応が悪い・電池がすぐ切れるなどなど
色々なチャイムを試してきたなかで、特におすすめできる、今一押しなのが「電池不要のワイヤレスチャイム」です。
「送信用」の電池交換が数ヶ月に1回必要なタイプが多かったのですが、最近では電池不要(自己発電)のものが登場しています。
ただし「電池不要のワイヤレスチャイム」にもデメリットがありますのでそちらも紹介します。
また、この記事で紹介するのは「シンプルなワイヤレスチャイム」です(玄関でボタン押したら屋内でチャイムが鳴る)
カメラ映像で訪問者を確認できたり、訪問者と会話できたり、センサーが付いているものなどは今回の記事では紹介しません。
電池不要のタイプがありません。
「電池不要」のワイヤレスチャイムとは?
個人的に理想の「チャイム」(ドアベル)は?
玄関でチャイムを押せば、室内でチャイムが鳴る(光る)「シンプルなチャイム」です。
ワイヤレス方式のチャイムなら、工事不要で簡単に設置できます。
設置方法は?
- 「送信機」を玄関のドア付近に、両面テープ(もしくはネジ)で貼り付けます。
- 「受信機」は、室内のコンセントに差し込みます。
- 「受信機」で、「ボリューム」や「音色」を選択します。
以上、この3ステップで「設置終了」です!
ペアリングされていない場合などは、取説をみながらペアリングする作業も必要です。
ただし、ほとんどのメーカーのものが受信機・送信機のペアリングをした状態で出荷しています。
ワイヤレスで通信できるので「配線は不要」です。
ワイヤレスなので通信距離に限界がありますが、200~300M対応のものであれば普通の一軒家ならば使えると思います。
さらに、以前は「送信側の電池交換が必要」でしたが、最近では「押した瞬間に自己発電」することで「電池が不要」なチャイムのが出てきています。
「受信機側」はコンセントに差します(必ず電源は必要)
電池式は使っていくとかなりデメリットやストレスがありました。
- 電池が切れるとお客様がボタンを押してもチャイムは鳴りません。
- 数ヶ月~1年程度で電池交換が必要です。
- 電池交換は、小さな部品でかつ防水仕様なので手間がかかる場合がある。
- 故障の原因になることもあります(留め具破損、パッキン損傷など)
なので、今からシンプルなチャイムを検討されるなら「電池不要のワイヤレスチャイム」を超おすすめします。
電池式の送信機をお使いの方も、電池交換時に「電池不要のワイヤレスチャイム」にするというのもアリだと思います。
電池交換の手間やストレスがなくなります!
今回購入したのは「Merisny」の電池不要ワイヤレスチャイムです。
今回私が購入したのは「Merisny」という「センサー電球」や「ソーラーライト」なども作っている会社のワイヤレスチャイムです。
「送信機2個、受信機3個」がセットになってものを買いました(価格は6千円弱程度)
- 2階建てで部屋がいくつかあるので受信機は3つのものにしました。
- 玄関が2つあるので、送信機が2個ついているセットにしました(ペアリング設定で音を変えることも可能)
- 送信機が2つあれば、ご飯の呼び出しに使ったり、ご高齢の方のために寝室・トイレなどにつけるなどの使い方も可能になります。
これだけのセットで、工事も不要なのでとてもコスパが高いです!
お手頃価格ですが、デザインや質感はとてもいいです。
また、最初からペアリング(接続設定)しているのでそのまま使えます。
「大きさ」は?
- 送信機側が約50☓60☓20mm
- 受信機側は約75☓80☓40mm
程度です(コンセント部をのぞく)
送信機は玄関ドアのまわりなどに「両面テープ」などで貼り付けます。
受信機は「コンセントに差すだけ」です。
通信距離は最大200Mなので、1軒屋なら余裕だと思います(我が家は一部鉄筋コンクリートですがOKでした)
側面に「音色切り替え」(38種類)と「ボリューム」(4段階)のスイッチが付いています。
コンセントに差したあとの出っ張りは4cm程度あります。
設計上スピーカーを塞がないような構造になっています。
狭い通路などに設置するなら、少し注意が必要かも知れません。
チャイムが押されると、受信機は「音」と同時に、「7色の光」でも知らせてくれます。
私はヘッドフォンをしていることが多いのでピカピカ光ってくれるのは助かります!
しかもノイズキャンセリングヘッドフォンを使っていることが多いので、音が消されてしまいます。
受信機の音は側面のボタンで「4段階調整」できます。
MAXにすると「うるさい」くらいに大きい音がします。
私の部屋では小さめの音にして「光」で気づくようにしています。
視野に入りやすい場所(天井)に受信機をつけています。
「送信側」もボタンを押すと、青く光ります。
実は、ベルを押した人が、きちんと押せているかがわかることは超重要です。
押したことがわからないチャイムもあるので要注意です。
訪問者のストレスになったり、ベルが何度も鳴ってしまうことになります。
今回の製品はとても満足できるものでしたが、自動発電ワイヤレスチャイムの購入時には注意点もありますのでこの後紹介します。
電池不要ワイヤレスチャイムの注意点
「電池不要のワイヤレスチャイム」を選ぶ際に「注意しなければいけない点」があります。
それは、「押すことで自己発電」する方式なので、「ボタンが重くなっている」製品があるということです。
「ボタンが重くなっている」と、お客様が「押したと思っても押されてない」ことがあります。
なので、ボタンの「押した感・鳴った感」が大事になります。
以外な盲点だと思います。
個人的には、ボタンストローク(押し込み量)の大きな製品がおすすめです。
ボタンストロークの大きい製品の方が、ボタンが軽いのできちんと押せます。
さらに、押し込んだ最後に音がしたり、光ったりするタイプが最良だと思います。
個人的には光るのが最強だと思います。
今回紹介した商品は、上記のポイントでも非常に良い商品だったと思います。
電池不要のワイヤレスチャイムは、家電量販店などには置いてない場合も多く、実際の商品は確認できないことが多いです。
なので、大手ネットショップのレビューに注目して「ボタンの重さ」などの記載がないか確認するなどしてみるといいと思います。
まとめワイヤレスチャイム選びのポイント
- シンプルなチャイムなら、配線不要で取付簡単な「ワイヤレスチャイム」がおすすめ。
- 「通信距離は200M」程度は欲しい。
- 音量は大きく、調整可能なものが最適(MAXは90dB以上・音量調整付き)
- 音に加えて「光で知らせてくれるタイプの受信機」をおすすめ(ヘッドフォンする方など便利)
- 「ワイヤレスチャイム」の中でも、送信側「電池不要」のものが超おすすめ。
- ドア側のボタンは、「押したことがわかる」ことが重要(盲点)。
電池不要のワイヤレスチャイムは、現在電池式を使われている方にも超おすすめです。
電池代払うくらいなら、新しい「電池不要ワイヤレスチャイム」の購入費に使った方が今後のコストが抑えられたり電池交換のストレスから開放されると思います。
注意点は「電池不要」と飛びついて購入すると、ボタンが重くお客様がストレスになるチャイムを選んでしまう場合がありますので、それだけは注意してください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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