タフトの9インチディスプレイオーディオの「低音」がもうちょっと欲しいなと感じていました。
そこで今回は自分で「サブウーファー」を取り付けてみました。
本来ウーファー取り付けは、バッテリー電源を引き込んだり(バッ直)、車体のハーネスをいじったりする必要があります。
ですが、「バッ直不要ウーファー」「分岐ハーネス」を用いることで簡単にウーファーを取り付けることができました。
その結果、音の迫力が格段にアップし、音楽や映画がより楽しめています!
アクセサリー取り付け経験のない方でも取り付けできると思いますので設置手順やコツを簡単に紹介します。
(参考)商品詳細・価格確認
9インチディスプレイオーディオの音質は?
タフトのディスプレイオーディオのデメリット

DAIHATSU TAFT
タフトのオーディオは、軽自動車にしては悪くない音だと思うのですが・・・
しかし、低音が足りないこともあり、残念ながら「いい音」とは言えない。
低音は、ペラペラという訳ではないのですが、やはり「もの足りない」感じがするのが正直な感想です。
タフトのオーディオは設定しだいで少し改善するも・・・
「ラウドネスをオン」にすれば少し迫力のある聞ける音になります。
「イコライザー」などで低音のレベルを上げればもう少し強化できます。
ただし、スピーカーの再生限界を超えた低音はもちろん解消されません。
ウーファーを組み込むと別次元の音になりそうな予感
タフトの場合、ウーファーを組み込めば「いい音」になりそうな期待感はあります。
ドアスピーカーを変える人も多いと思いますが、個人的には「まずウーファー」だと思っています。
それは費用対効果が高いからです(お手軽に音質アップできる)
例えば、タフトにディーラーオプションのスピーカーをつけると約10万円です。
オートバックスなどの自動車用品点でフロントスピーカー交換したことがありますが、6万円くらいかかりました。
でも、どうしても低音が満足できず、すぐサブウーファーを追加購入して取り付ける羽目になりました。
個人的には、「安価でお手軽なウーファー」をつけた方が、手軽にいい音を手に入れられると思います。
サブウーファーのメリット・デメリット
サブウーファーのメリット
サブウーファーを取り付ける「メリット」は?
メリット
- 低音・重低音の増強効果がある
- 楽曲や映画の高揚感・迫力が高まる
- 分かりやすい音響アップ効果
個人的にはズンズンといった低音ではなく、あくまでも増強程度を期待しています。
サブウーファーのデメリット
一方「デメリット」は?
デメリット
- バッテリーから直接電源を取る必要がある(バッ直)
- 接続が複雑で車両側のハーネスを加工する必要がある
- 取り付けるのに加え、クルマ売却時に取り外すのも大変
バッテリーから直接電源を取る(バッ直)のは非常に面倒で手間がかかるのでサブウーファー取り付けのボトルネックになっていると思います。
エンジンルームから太いコードを引いてくる作業はとても大変なのであまりやりたくないです。
アクセサリー取り付けの経験の無い方は難しいと思います。
今回購入して取り付けたサブウーファー
今回のサブウーファーの選定基準は以下の通りです。
選定ポイント
- バッテリーから直接電源を取る必要がないもの(バッ直不要で取り付け・取り外しが容易)
- コンパクトな形状のもの(軽自動車なのでスペースが少ない)
- ある程度低音が補強されればOK(ズンズンは期待していない)
特に気にしたのは「バッ直不要」な点です。
この選定基準で購入したのはこちらのサブウーファーになります(ほぼ一択でした)
購入したサブウーファー
今回購入したサブウーファーは、パイオニアのカロッツェリアの「WX010A」(ベースサウンドクリエイター)です。
出力を抑えている(160W)こともあり「バッテリー直結」(バッ直)しなくていいウーファーです。
「重低音ではなく、低音の補強を行うことをコンセプト」にしたウーファーです(まさにベースサウンドクリエイター)

PIONEER HPより
また非常に「コンパクト」(幅230・奥行き116・高さ70mm)なので、シート下はもちろん「助手席の足元」などにも置くことができます。
横置きだけでなく、縦置きもできるのでどこでも設置できそうです。

非常にコンパクト。リモコンはない。
気になる点は「リモコン」がついていないことです。
なので、本体についている「フリークエンシー」「ゲイン」などつまみなどで調整する必要があります。
ただし、ウーファーは、一度好みを設定すればそれほどいじらないでいいと個人的には問題ないです。
また、リアスピーカーのラインにつなぐことで、リアスピーカーのバランス調整と連動してウーファーの音量を調整できます。
(参考)商品詳細・価格確認
自分でサブウーファーを取り付けてみた!→取り付け手順とコツ
ディスプレイオーディオのパネルを取り外す

この場所が一番リムーバーを入れやすい。
「プラスチックリムーバー」というツールを「パネルとダッシュボードの隙間」に差し込みながら、少しずつ外します。
タフトの場合は、「ディスプレイオーディオの左側の隙間」から作業するがやりやすかったです。

何箇所かクリップで止めてあるだけなので簡単に取れる。
それほど力も必要ありません。意外なほど簡単に外れます。
(参考)リムーバーセット
ディスプレイオーディオのボルトを4本外す

上部の4箇所のボルトを外します。
ディスプレイオーディオは上部の「4本のボルト」で取り付けられています。
ソケットレンチを使ってボルトをゆるめます。
ボルトは引き抜いて無くさないようにしておきます。

20cmくらい引っ張ればOK
ボルトを外したら、ディスプレイオーディオを20cmほど少し前に引き出します。
すると、ディスプレイオーディオ背面の端子が作業しやすくなります。
(参考)ソケットレンチセット
車両側ハーネスを加工しなくていい変換ハーネス使用
今回は「分岐ハーネス」を使い、車両側のハーネスをまったくいじらずに取り付けていきます。
下記の商品を、ディスプレイオーディオやナビと車両側のハーネスの間に、割り込ませます。

分岐ハーネスがあれば、簡単に取り付けできる。
そしてサブウーファーからのコード一式をナビの後ろまで引き込みます。
「配線ガイド」という自由に曲げることができるツールを使えば、簡単に引き込むことができます。
樹脂で覆われた針金の先にフックがついているような商品です。
まず配線ガイドを通して、先端のフックに実際の配線をひっかけて引っ張れば簡単に引き込めます。

リムーバーとともにアクセサリー取り付けの必需品。
あとは、
- 分岐ハーネスから出ているコードと、サブウーファーについているコードの「ギボシ端子」を繋げばいいだけです。
- 「ウーファーの出力」は、リアスピーカーの分岐につなぎます。
- 「常時電源」や「ACC」もギボシ端子を接続すればOKです。
実際に、分岐ハーネスをナビと車両側ハーネスの間に割り込むと下記写真のようになります。

分岐ハーネスを間に割り込んで、分岐したギボシ端子に繋ぐだけ。
写真ではごちゃごちゃしていますが、下記イメージ図のように「ウーファー」「分岐ハーネス」を説明書通りにつないでいるだけです。
ギボシ端子なので接続は簡単です(押し込むだけです)

分岐ハーネスを利用した接続イメージ図
(参考)商品詳細・価格確認
(参考)商品詳細・価格確認
アースは近くの車体につながっている金属部分に接続
「アース」に関しては、ウーファーのコードが短く、ディスプレイオーディオ・ナビに届かないので、手短なアースポイントに接続します。
車体とつながっている金属部分(マイナス電源だとれるところ)であればどこでもOKです。
今回は、運転席の左膝上あたりにあるエアコンやOBD(診断コネクター)のステーを止めているボルトにアース線を噛ませました。

自動車診断用コネクタのステーのボルトを利用する
コードを綺麗に収める
あとはコードが見えないようにキレイに収めていきます。
ディスプレイオーディオ・ナビの後ろは結構余裕があって簡単に収まります(タフトの場合)

ディスプレイコーディオの後ろに押し込めます
タフトの場合はセンターコンソールの下にコードを通すことで、ほとんど見えなくなります。
センターコンソールを外す必要はなく、手で簡単に押し込めます。

コードは手で簡単に押し込めます。
完成すると以下の写真のようにラインが接続されていることになります。

コードはきれいに隠すことができます
サブウーファーもコンパクトなので全く邪魔になりません。

コンパクトなのでどこにでも設置できそうです。
軽自動車のシート下は、後部座席の人の足先が入り込むので、大きいサブウーファーは置きづらいです。
でもこのサイズのサブウーファーならコンパクトなので全く邪魔になりません。
軽自動車には最適かもしれません。
音質は大満足です。
音質はどうなった?

低音が高揚感や迫力につながる!
実際にいろいろな音楽を聴いてみると?
低音が強化されて「大満足」の音になりました!!!
出力は低い(MAX160W)ので、うっすらと強化される感じなのかな?と思っていたのですが、
びっくりするくらい効果ははっきりと感じられます。
ただし、ズンズンと車全体が響くような感じではなく、どちらかというとタイトに引き締まった低音という感じです。
もちろん大出力のサブウーファーとは違うのですが「必要十分な低音強化」になりました。
まさに「ベースサウンドクリエイター」という感じです!
サブウーファーやツイーター効果の調整方法

コントロールつまみなど
本体のつまみで「ゲイン」と「フリークエンシー」のウーファーの音質調整が可能です。
「ゲイン」はボリュームのようなものです。
本体のつまみである程度調整したら、「リアスピーカーの音量調整(フェーダー)でも調整可能」です。
リアスピーカーのラインから分岐しているので、同期されています。
「フリークエンシー」は、強化する音の周波数帯を調整できます。
50Hz〜250Hzまで調整可能です。
こちらも本体のつまみで大体の好みに調整していれば「ディスプレイオーディオ・ナビのイコライザーで調整可能」です。
まとめ
「バッ直不要のサブウーファー」と「分岐ハーネス」で簡単にウーファーが設置できました。
しかも、期待以上の低音で、車内で音楽・テレビ・動画などをみるのが楽しくなりました。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(参考)商品詳細・価格確認