個人的には、車を買い替える時には、必ず「車買取店」に査定してもらっています。
なぜなら「下取り」よりも高い場合が多いですし、「気持ちよく買い取ってくれる」からです。
今回は、下取りゼロと言われた30万Km以上走っているクルマ(ノアハイブリッド)を買い取ってもらえるか試してみましたので紹介します。
結局、買取専門店で38万円で買取してもらいました。(個人的には大満足です!)
個人的には、少なくとも「下取りゼロ」「廃車」で手放してしまうのは「もったいない」と思います。
どこかであなたのクルマを欲しい人や業者がきっといるはずです。
その欲しい人や業者へ「マッチング」をしてくれるのが「買取専門店」「オークション」「フリマ」などです。
さらに言えば「高年式・過走行車」はもちろん「廃車」「事故車」であったとしても、専門に買い取ってくれるお店もあります。
例えば、海外への輸出や部品取り用途のニーズだってあるんです。
某メーカー系のディーラーの営業をした経験から、クルマを高く売るための方法やコツを紹介したいと思います。
いままで「下取り」ばかりしていた人や、「高年式・過走行車」を買い換えようとしている人はぜひチェックしてみてください。
(参考)買取専門店一覧
\ すぐにおすすめの買取専門店を知りたい方はこちら /
-
【簡単】9インチディスプレイオーディオに自分でTVキャンセラーつけてみた【タフト】
カーナビやディスプレイオーディオは、走行中はTVやHDMI接続した動画を見ることができないようになっています(運転中のドライバーが注視しないようにするため) ですが、ドライバー以外の「子供や同乗者」に ...
続きを見る
車を売る5つの方法
下取り以外にもクルマを売る方法は色々あります
クルマを売る時に「下取り」しかしていないという人は案外多いです。
個人的なイメージとしては、特に中高年の方に多いような気がします。
他の「クルマを売る手段を知らない」「面倒臭いことはしない」「下取り額をあまり気にしていない」などがその原因だと思います。
実際にはクルマを売る方法は大きく以下の5つの方法があります。
クルマを売る5つの方法
納得して「下取り」されている方は全く問題ありません。
しかし、下記市場調査結果によると?
下取りに関する意識
- 約8割の人が「クルマの客観的な評価額を知りたい」
- 約7割の人が「査定金額の高さを優先したい」
- 約4割の人が「買取専門店で価格を調べている」
ようするに、単に下取りにだすのではなく、
自分の「クルマの価値を知りたい」という気持ちや、
「査定金額の高いところで売りたい」という意識は高い。
しかし「買取専門店で価格を調べている人は半数以下」
というのが現状のようです。
ここで下取りのメリット・デメリットをまとめておきます。
下取りにはさまざまな問題もある
本来一番スムーズにクルマを買ってもらえるのが「下取り」です。
ただし、半導体問題などによる納期遅延に影響された「下取り価格の低下」や、「車買取店の台頭やサービス向上」などにより、下取りの魅力が相対的に低下しているように感じます。
「下取り」の「メリット・デメリット」には以下のようなものがあります。
下取りのメリット
まず、下取りの「メリット」はなんでしょうか?
下取りのメリット
- 新車購入時に下取り価格を査定してくれるので手間がかからない。
- 新車納車時に入れ替えられるのでスムーズ。
- 同じディーラーで新車を買う場合には、ある程度の価格が期待できる。
などがあげられます。
一方で課題もあります。
下取りのデメリット
下取りの「デメリット」とは?
下取りのデメリット
- 一般的に買取価格が低い。
- 値引きと一緒に提示されると判断しにくい(下取りを安くし、値引きに上乗せするなど)
- 車の納期が伸びた場合は、納車時期に合わせて再査定される場合あり。
- 高年式・過走行車は敬遠される。
「買取価格が低い」場合があるのが、下取りの最大のデメリットだと思います。
しかも、最近は新車の納期が伸びているので「納車時期に再査定」することが増えています。
多くの場合下取価格は下がってしまうはずです。
一方、納期が長くても「下取り価格を保証」するというディーラーもあります。
また、その場合でも故障や事故にあえばもちろん「再査定」になります。
また「なんで下取り価格を保証できるのか」「その価格差を何で補填しているのか」をよく考える必要があります。
メーカーなどが補填する場合もありますが、下取り価格などを調整している場合が多いと思います(納期を想定してあるていど下取り価格を低めに提示しておく)
ディーラーで働いていた経験を踏まえていうと?
ようするに「下取り価格」はディーラーがコントロールできる調整額が含まれており、クルマの最高額ではないことが多いということです(調整額を差し引いて提示される)
また「高年式・過走行車」は「値段つかないので廃車ですね・・・」と冷たく言われることもあります。
営業マンやディーラーからすれば「高年式・過走行車」に乗っている人との商談は、非常に売りにくく面倒くさい商談と言えます。
それば態度に表れなければいいのですが、「買う気があるのに、営業マンがあまり相手にしてくれない」ということもあります。
「まず値段がつくか提携の業者に見せてみましょうか?」と言ってくれる親切な営業マンもいます。
ディーラーの営業方針の変化も影響
昔と違い今の営業マンによる「積極的な売り込み」は減ってきています。
なぜなら、顧客満足度をあげてお客さんを囲い込みたいという営業方針のディーラーが増え、どちらかというと「待ちの姿勢の営業」になっている営業・ディーラーが多くなっているからです。
来店したお客様への対応や、すでに買っていただいたお客様への対応が中心になっているということです。
昔は、ディーラーによっては「馬車馬営業」でがむしゃらに訪問したり、営業の電話などをしていました(セリング:売り込み営業)
「待ちの姿勢の営業」になったことで、営業マンへの販売台数のノルマなどは少なくなってきており、個人的には営業マンの仕事は「楽」になっていると感じます。
一方で、昔は1台売れば数万円もらえていた「インセンティブ」(動機づけの報奨)も減ってきています(無い場合もある)
昔は、目標達成すれば海外旅行などの大盤振る舞いのディーラーもありました。
このような営業方針の変化があり、インセンティブが減ってきて、「楽なお客様に売ればいい」という考えにつながり、結果イレギュラーな「面倒くさい仕事はしない」ようになっている営業マンが増えているような気がします。
高年式・過走行車の下取りなどは、まさに面倒臭い仕事と言えます。
このような理由から、ディーラーに行っても積極的に下取り査定してくれない場合が増えているように感じます。
営業マンもクルマ買取専門店店を意識している
大型の中古車買取店の店舗が増えたり、広告が多く露出しているので、ディーラーの営業マンも「クルマ買取専門店」意識しています。
ディーラーで買い取りにくいクルマなどは、営業マン自らクルマ買取専門店を紹介してくれるなど柔軟になってきました。
なので、こちらから「ちょっと買取店でも金額聞いてみるね」といっても、営業マンとの関係は悪くなりませんので大丈夫です。
下取り以外でも売れるかチェックすることをおすすめ
個人的には以下の理由から、下取り以外に買取店などで価格をチェックすることをおすすめします。
基本下取りでOKと考えていても、買取店でチェックした方が満足できる
下取り価格だけでなく、買取専門店での買取価格も知っておいた方がスッキリ納得して新車が購入できます。
少しでも、
「買取店だったらいくらで買い取ってくれるだろう?」
と頭をよぎったことがあるなら、躊躇せずに買取店で値段を聞いておけばいいと思います。
買取店での買取査定は基本的に無料なので、やらない手はないと個人的には思います。
確実に廃車と思っているクルマでも値段がつく場合があります(廃車買取店)
(参考)おすすめ買取専門店10選
大手買取専門店公式ページ
廃車買取専門店公式ページ
車買取一括査定サイト公式ページ
ディーラー下取り価格は変化する
「半導体不足」などの影響で、新車の納期が異常に長くなっています。
半年・1年という納期が当たり前の時代になりました。
長いものでは3年近い納期もあります(個人的には3ヶ月以上待てません・・・)
車検に合わせて購入するといったことができなくなっているので、悩んでいる方も多いと思います。
営業マンとしても、対応に困っているようですが、「早く頼まないと乗れなくなりますよ」的なトークをする営業マンは個人的には好きではありません。
ディーラーは自社のリスクを減らすために、下取価格は納期が決まった時点で再査定するところが増えています。
納期が伸びても「下取価格を保証」してくれる場合も要注意です(あらかじめ下取価格を低くしている可能性あり)
そうなれば、本来のあるべきクルマの価値、すなわち下取価格が下がるはずです。
なので下取り価格は「ディーラーの調整額が含まれている」(差し引かれている)ことを意識して、下取り価格を受け入れる前に買取価格を調べておいた方がいいと個人的には思います。
中古車が売れるので買取価格も高い
半導体不足などの影響で新車の納期が非常に長くなっています。
「中古車はすぐに乗れる」こともあって、人気が上昇し、中古車の在庫が極めて少なくなっています。
なので、需要と供給の関係(少ないものは高くなる)で中古車価格は上昇しています。
そして、中古車は売れるので業者も「中古車を多く仕入れしたい」と考え、「買取価格が上昇」したり「高年式・過走行車」でも買い取ってくれる機会が増えているいうことです。
中古車の方が、新車より高いという「価格の逆転現象」も報道されています。
欲しいクルマが早く手に入るという価値があるのである意味当然だと思います。
このような昨今の環境は、
今乗っているクルマを
高く売るチ大チャンス!
であるとも言えます。
特に「高年式・過走行車」でも買い取ってくれる可能性が高まっていると思います。
「下取価格」を提示してもらってから「買取」を模索すればOK

まずはディーラーで下取価格を確認
ディーラー下取りは上手く活用すればいい
新車検討時には必ずディーラーで査定をしてもらいまず下取り価格を確認します。
その「下取り価格をベンチマーク(判断基準)」として、買取店などの他のクルマを売る手段を検討していけばいいと思います。
下取りより高く買い取ってくれれば、「買取」を選択すればいいということです。
それほど高くなければ、「下取り」してもらえばいいのです。
営業マンには一言つたえておく
「ちょっと買取の金額もみておくからね」など営業マンに一言伝えておくとギクシャクせずに済むと思います。
また伝えることで「下取りをあと5万円アップするので今決めてもらえませんか?」など、さらなる条件を提示してくれる可能性もあります。
最終的に下取りにしてもOK
個人的には、買取店で買取価格を聞いた上で、差が少なかったので結局下取りにしたこともあります。
ようするに自分自身の「目安」や「判断基準」を決めておけばいいと思います。
例えば「下取りと10万円以上の差があれば買取。なければ下取りにする」などの基準を持っておくといいと思います。
もちろん、たくさんの買取店で査定してもらって「最高額で売る」ことを目指してもOKだと思います。
ただし、複数の買取店に査定してもらうには、手間がかかったり、ストレスになったりする場合もあります。
個人的には「下取り」から10万円以上アップすれば「買取」にする、それ以下だったら「下取り」にするくらい目安にしています。
中古車買取専門店での買取
中古車買取専門店での買取
中古車買取専門店では、無料で査定をしてもらうことだできます。
そしてその価格に納得すれば「買取」してもらうことが可能です。
一般的にディーラーの下取りよりも高く買い取ってくれる場合が多いです。
中古車買取専門店で査定をしてもらうには大きく分けて「車買取一括査定サイト」「買取専門店のWeb査定」「買取専門店の店舗で直接査定」という3つの方法があります。
①「車買取一括査定サイト」の活用
「車買取一括査定サイト」とは、
複数の買取専門店に「一括で査定見積依頼」
をしてくれるサイトです。
「メリット」は、
メリット
- 複数の会社からの見積を比べて一番高く買取してくれる会社が選べる。
- 複数の会社への見積依頼でも、クルマの情報を入力などは一度でOK(手間が省ける)
があげられます。
そして「デメリット」?
デメリット
- 複数の買取店の営業電話への対応が大変な場合がある。
- 買取会社からみて魅力の低いクルマは何の反応も無いこともある。
です。
営業の電話の受け答えが大変になるのはある意味仕方ありません。
人気のクルマや低走行車などは、買取店としても魅力的なので積極的な営業になるのは当然です。
「今なら高く売れます!」と値段を提示してくれているのですからありがたいことです。
営業の電話が苦手な人は「車買取一括査定サイト」よりも次に紹介する「買取専門店のWeb査定」で1社に依頼する方がおすすめです。
(参考)おすすめ車買取一括査定サイト
12
②「買取専門店のWeb査定」の活用
売りたい買取専門店があれば、そのお店の「Web査定」を利用すれば簡単です。
直接店舗に行かなくても、スマホやPCから、
クルマの情報などを入力して申し込めば、
手軽に査定金額が確認できる(1社)
という仕組みです。
「車買取一括査定サイト」のように複数ではなく、1社からきちんと査定をもらいたい場合におすすめです。
「メリット」は、
メリット
- 自分が買取してもらいたい買取専門店に直接査定依頼できる(知名度が高い・近隣に実店舗)
- 個人情報は申し込んだ買取店のみへの提供(氏名・電話・メール等)
です。
一方「デメリット」は、
デメリット
- 複数の店舗で査定してもらいたい場合は、その都度クルマなどの情報を入力する必要がある(手間)
と言えます。
「ガリバー」「カーセブン」「カーネクスト」など「知名度の高い買取専門店」だけに絞ったり、「近隣に実店舗がある買取専門店」に絞ってもいいかも知れません。
とりあえず「下取りとの違い」を確認してみたいという場合に、Web入力だけで手軽に教えてもらえるのでおすすめです。
また「廃車」や「事故車」の取り扱いに強い「廃車専門買取店」もあります。
一見買取が無理そうな車でも、値段がつく場合があるので、あきらめないで無料査定してもらうことをおすすめします。
例えばハイエースなどの車種に特化した買取専門店もあります。
日本製のバンやワゴンは海外では驚くほど大人気です。
(参考)廃車買取専門店
③「買取専門店の店舗」で直接査定
近くに買取専門店があれば、直接店舗にいって査定してもらえばOKです。
ただし、査定担当の方がいない場合もあるので、必ず予約を取って行った方がいいと思います。
中古車買取専門店の注意点
当たり前ですが、Webで査定してもらった場合でも、その後の出張または店舗で査定して金額が確定します。
また、基本的には、買取専門店ではすぐにクルマを引き取ることを条件に買取額を算出しています(数日〜2週間くらい)
なので、クルマはなるべく早く渡せるようにしなければいけません(書類も準備)
買取専門店からすれば、早くクルマを売りたいはずですし、もし時間がかかれば売値が下がったり販売機会を失うので当然です。
新車の納期が先の場合など、クルマがない状態にもなりかねませんので注意が必要です。
ただし、新車が来るまで代車を貸してくれる買取店も増えていますので、確認して相談したほうがいいです。
代車無料サービスとして1ヶ月程度は貸してもらえるところが多いようです(要確認)
中古車オークションサイトの活用
中古車オークションサイトとは
中古車販売業者が自分が売りたいクルマを仕入れる時などに活用しているのが「オークション」です。
いわゆる「競売」「せり売り」という形態です。
個人でもその中古車オークションに出品する方法があります。
ヤフオク!に出品する
個人向けのオークションといえばヤフオク!です。
ただし、個人取引となるためオークションや取引に関する知識が必要です。
また、もしトラブルが発生した場合も個人で対応する必要があります。
リスクを踏まえると、個人的には少し敷居が高い印象があります。
クルマ買取オークション「ユーカーパック」
「ユーカーパック」を利用すれば、個人で手軽に自分のクルマを「オークション」に出品できます。
また出品者側には手数料がかからない仕組みになっていますので安心して申し込めます。
オークション代行業者の場合は手数料が発生するので注意が必要です。
「ユーカーパック」では、基本的には以下のような流れでオークションに参加できます。
ユーカーパックの車買取オークションの流れ
大まかなオークションの流れ
- ユーカーパックへ申込(相場も確認できる)
- ユーカーパックから査定案内
- 査定の実施(提携店舗来店・自宅で実施)
- 出品準備(売り切り価格などの設定)
- オークション出品(8000店以上の買取店が参加)
- 売却承認(設定価格以下の場合、一番高値で入札した業者と交渉可)
- 書類準備
- クルマの引き渡し
- 売却代金振り込み
※詳しい手順は下記公式ページで確認してください。
ユーカーパックの車買取オークションの特徴(中古車買取との相違点)
- クルマの査定は1回でOK。
- 個人情報が多くの買取店に渡ることは無い。
- 買取店が競い合って買取価格が上がる(競売)
- オークション状況が確認できるので価格に納得感がある。
- 出品側には手数料が発生しない仕組み。
- 査定してすぐに買取してくれるわけではない(オークションなので当たり前ですが)
\ 公式ページはこちら /
フリマサイトの活用や知人に譲渡
フリマで販売することも可能
フリマサイトの活用
「メルカリ」などのフリマサイト(フリーマーケット)で個人売買することもできます。
メリカリの他にも「ヤフオク」「ラクマ」などで取引されています。
フリマでは、自分の設定した値段で売ることができます。
さらに決済はフリマサイトが仲介してくれるので安心感があります。
ただし、「デメリット」もあります。
基本的に現物確認が必要なので、近隣の方にしか売れません。
また実際に試乗してもらったり、素人同士が商談する場合が多いので、不必要な手間やトラブルへの注意が必要です。
陸送費(配送料)も大きな負担になるなど、注意しないと利益が少なくなります。
最大手の「メルカリ」をみても、クルマの取引はそれほど盛り上がっていないように感じます。
「メルカリ」でクルマを売ってみようと準備はしていたのですが、「手間が掛かるしリスクが高い」と感じて躊躇しました。
一方、スノータイヤ&ホイールや、カーオーディオなどは「メルカリ」で売却しました。
知人に譲渡する
「個人売買」することももちろん可能です。
ただし、フリマ以上に「デメリット」が多いので注意が必要です。
まず、すべての手続きを自分達で行うので手間がかかります。
登録手続きなどは、手数料を払ってディーラーや行政書士にお願いすることもできます。
さらに、お金のやり取りも注意が必要ですし、譲渡後すぐに不具合が発生した場合など大きなトラブルになる可能性があります。
なので、「どこでも売れなかったクルマを、タダ同然で安く譲る」など以外はおすすめしません。
結局、30万Km超のノアは売れたのか?
私の30万kmオーバーのクルマとは?
私が売りたいクルマは?
- トヨタのノア・ハイブリッド
- 7年間で31万km走行
- 車検は1年以上残
- 外観は小傷程度あるがキレイ
- 車内は経年劣化あるがキレイ
個人的には、新車検討時に複数のディーラーに行きましたが、
- 「お値段はつきそうにない・・」
- 「5年10万Kmで価値は無くなります・・」
- 「ついても10万円くらいです・・」
といった面倒くさそうな営業マンの対応でした。
しかも、「新車の納期が決まった時に再査定」ということなので基本交渉しても無駄になるのでやめました。
ある店舗からいただいた見積書では、8万円の下取り価格になっていました。
30万Km超のクルマは買取サイトでも反応が薄い
基本的に「高年式・過走行車」は買取してもらいにくいです。
結局「一括中古車査定サイト」からの反応は一切ありませんでした。
やはり10万km以上となると買い手にとっても魅力が無く、反応が薄いみたいです。
以前、ロードスターやGT-Rを売った時は引っ切りなしに営業電話がありましたが・・・
反応はないということは、「ゼロに近い価値しかないのか、価値を理解してもえていない」ということです。
買取専門店のWebサイト→店舗で査定
次に、「買取専門店のWebサイト」から申し込んでみました。
こっちも反応ないだろうなぁと思っていたら、翌日電話をいただきました。
「走行距離は問題だが、7年なので買い取れる可能性がある」
「写真を送ってもらうか、店舗で見せてもらえませんか?」
ということでした。
そして、隣町にあった店舗で査定していただくと?
「外観すごくキレイですね」と言っていただき、なんと「38万円の買取金額」でした。
しかも納車までの1ヶ月程度なら代車を貸してくれるとのことでした。
よく走っているが、「人気のワンボックスカー」「外観・内装がキレイ」「ナビなどの装備」が評価されていたようです。
「こういうクルマを欲しい人はたくさんいます」といってもらえ、気持ちいい取引ができました!
ディーラーで廃車と言われたクルマが38万円
「買取専門店のWebサイト」で反応がなければ、「オークション」を試そうと思っていたのですが、すごくよい条件だったのでお任せすることにしました。
「過走行車」でも「外観がキレイできちんと動くクルマは買い手がつく場合がある」ということです。
通常、10万Km超の走行距離のクルマになると、ディーラーでは積極的には下取りしないと思います。
ですが「高年式・過走行車」でも「買い手」さえ見つかれば売れるということです。
半導体不足でもあり「過走行車」でも欲しいというニーズがあるのかも知れません。
「下取り」以外にクルマを得る方法まとめ
以上の話を簡単にまとめると?
クルマを売る方法まとめ
- ディーラーの「下取り」以外にも売る方法がある。
- 下取り価格に納得するためにも、一度買取価格を調べるもアリ。
- 「買取専門店」「オークション」「フリマサイト」「個人売買」がある。
- 「一括中古車査定サイト」では、複数の買取専門店に査定依頼できる。
- 個人的には知名度の高い「買取専門店のWeb査定」が一番安心できる。
- できれば実店舗が近隣にある買取店の方がその後がスムーズ。
- どこも買取してくれない場合は、「オークション」を試してみるのも一手。
- 買取してもらった場合は、なるべく早くクルマを渡す必要がある。
- 無料代車サービスを行っている買取専門店もあるので確認。
下取り金額が無い人、不満な人は一度買取店などで買取価格をチェックすることをおすすめします。
最終的に下取りにしたとしても、納得感が増すので気持ちよく新車に乗れると思います。
もし、価値の高いクルマ(低年式・低走行車)に乗っていて、できるだけ高く買い取りたい場合は「中古車一括査定サイト」で複数の業者の提案の中から一番高いものを選べばいいと思います。
個人的には、「下取り」よりも10万円以上高ければOKという程度で考えているので、
下取りor買取の進め方
- ディーラーの下取り価格を確認する(基準)
- 知名度の高い買取専門店のWeb査定をする
- 下取りよりも高い提示なら、本査定してもらう(低いなら下取り)
- 必要なら新車納車まで無料代車サービスを利用する。
というような流れが一番自分の手間をかけずに納得した買取価格になると感じました。
気になる方はぜひ「下取り」以外も試してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!