この記事ではAmazonの人気タブレットである【Fire HD 8・Fire HD Plus・Fire HD 10】を実際に購入して使用、比較してみた感想をお伝えします。
どれも「お値段以上」の価値のあるタブレットですが、さらに実際に使ってみてわかった「満足な点・不満な点」を踏まえて、使用シーンに合わせた「選び方」を紹介します。
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Amazon Fire タブレットがおすすめな理由
AmazonのFireタブレット【Fire HD 8・Fire HD Plus・Fire HD 10】がおすすめな理由。
それは?
- 快適(ネット閲覧・動画視聴・ゲーム等)に使えるタブレット。
- Amazonコンテンツ(Kindle・Prime Video等)と親和性が高い。
- 1万円〜12万円程度の価格で手に入る
一言で言えば確実に、
お値段以上の価値がある
からおすすめできます。
AppleのタブレットであるiPadも使っていますが、Fireタブレットの方が普段使いのタブレットとして使い倒すのに向いています。
仕事はiPad、家庭用Fireタブレットという棲み分けになっています。
【Fire HD 8・Fire HD Plus・Fire HD 10】すべてに備わっている機能
「Fire HD8」「 Fire HD 8Plus」「 Fire HD 10」すべてに備わっている機能として、次のものがあります。
どの機種を買っても安心して使える機能が備わっていると思います。
- 8インチ以上のディスプレイ
- HDまたはフルHDの解像度
- 6コアまたは8コアのプロセッサ
- 2GBまたは3GBのメモリ
- Dolby Atomosに対応したディアルステレオスピーカー
- Alexa搭載
- USB-C
- 2メガピクセルカメラ
- デュアルバンドwi-fi
- バッテリー最大12時間
- 「Echo Showモード」が使える(画面付き音声アシスタントとして使用可能)
逆に言うと、この3機種ならどの機種を選んでも致命的な失敗はしないと思います。
- タッチパネルの反応が悪い
- バッテリーが全く持たない
- 動画がカクカクする
- ゲームしていると落ちる
- チープなモノラルスピーカーなど
【Fire HD 8・Fire HD Plus・Fire HD 10】全機種で不満なポイント
残念なポイントは、未だにパスワード(PIN)認証のみで、「顔認証」や「指紋認証」に対応していないことです。
ただし、室外での使用時などマスクをしている状況では、iPadでも顔認証ができないのでPIN認証になっていますが・・・。
次のモデルではぜひ指紋認証を取り入れてほしいところです。
カメラの性能にも期待してはいけません。2メガピクセル(200万画素)のカメラがついています。
iPhoneなど最新のスマホでは、12MP(1200万画素)のものもあるので、やはり見劣りします。
ただし、個人的にはスマホをカメラとして使いますので、何の問題もありません。
Fire HDはカメラ性能などニーズの低い機能を割り切ることで価格を安くしているのだと思っています。
また、Amazonのコンテンツのほか、一般的なインターネット閲覧、YouTubeや動画配信サービスでの動画視聴、SNS、ゲームなどのアプリは揃っていますが、メジャーなアプリ以外は、GooglePlay、APP Storeほど拡充してはいません。
ただし、GooglePlayをインストールする裏技もあるので、使い慣れてきた方は挑戦してみるのもいいかもしれません。
さらにApple iPadと比較した際には「ブランド力」が違ってきます。
製品のコンセプト自体が違いますから当然ですが、持つことの喜びや、ステータス感、細部の仕上げなどはやはり違ってきます。
ただし、私的にはFire HDは仕事では使うわけではなく、基本的に家庭用なのできちんと棲み分けができています。
結果、使用時間はiPadより、Fire HDの方が増えています。
また、「厚み」(各モデル1cm弱)をデメリットにあげる方もいますが、私には丁度いいサイズですし、強度もしっかりしているので良いと思っています。
(参考)iPadはこわれやすい?
強度(厚さも影響)は大事です。
iPadの薄さ約6mmという薄さは不安です。
実際に寝返りを売った時に下敷きにして、曲がってしまったり、パタンと倒しただけでガラス面が割れたことがあり個人的にはトラウマになっています。
修理代でFire HDタブレットが数台買えます・・・。
【Fire HD 8・Fire HD Plus・Fire HD 10】スペック比較
「FIre HD 8」 (2022モデル) | 「FIre HD 8 Plus」 (2022モデル) | 「Fire HD 10」 (2023モデル) | |
---|---|---|---|
価格 | ¥13,980〜 | ¥15,980〜 | ¥19,980〜 |
ディスプレイ サイズ | 8インチ | ← | 10インチ |
解像度 | 1280 x 800 (189ppi) | ← | 1920 x 1200 (224ppi) |
プロセッサ | 6コア2.0GHz | ← | 8コア2.0GHz |
メモリ | 2GB RAM | 3GB RAM | 2GB RAM |
スピーカー | Dolby Atmos デュアルステレオスピーカー | ← | ← |
Alexa | Alexa搭載 ハンズフリーモード対応 | ← | ← |
ストレージ | 32/64GB | ← | ← |
USB | USB-C (2.0) | ← | ← |
カメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、5メガピクセルリアカメラ | 5メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ |
wi-fi | デュアルバンド a/b/g/n/ac | ← | ← |
バッテリー | 最大13時間 | ← | ← |
ワイヤレス充電 | なし | 対応(スタンド別売) | なし |
サイズ | 202 x 137 x 9.6mm | ← | 246 x 165 x 8.6mm |
重量 | 337g | 342g | 434g |
保証 | 1年間限定保証付き | ← | ← |
カラー | ブラック、ブルー、ホワイト | スレートのみ | ブラック、ブルー、ホワイト |
【Fire HD 8・Fire HD Plus・Fire HD 10】各モデルのおすすめポイントと選び方
「FIre HD 8」→できるだけお金を掛けたくない人はコチラ
これだけの性能のタブレットが¥13,980〜で手に入ります。
価格破壊的な衝撃価格です。
タブレットとして必要十分の機能を備えていますので、普通にタブレットとして使えればいいという人は「FIre HD 8」で充分だと思います。
さらに、「Echo Showモード」が使えるので、大画面のEcho(画面付き音声アシスタント)としても使えます(ずっと使い続けれれそうです)
結論、
タブレットにできるだけお金を掛けたくない人には「FIre HD 8」がおすすめになります。
「Fire HD 8 Plus」→基本的にはこのモデルを選べば「間違いない」
「Fire HD 8 Plus」は、「FIre HD 8」のメモリ容量アップ(3GB←2GB)とワイヤレス充電機能を追加した改良モデルといえます。
自動車で言えばマイナーチェンジです。
個人的には「FIre HD 8」が「サクサク」なら、「Fire HD Plus」はさらに快適に「スルスル」動く感じです。
「Fire HD 8 Plus」は¥15,980〜という魅力的な価格設定です。「FIre HD 8」との価格差は¥2,000です。
基本的に内蔵ストレージは32GBで充分だと思いますので、¥15,980で高性能なタブレットが手に入ります。
片手でKindle書籍を読むこともできます。
ワイヤレス充電今は要らないという人も、マイナーチェンジだと思って「Fire HD 8 Plus」を買ってもいいと思います。
ワイヤレス充電機能を使う場合は、専用の充電スタンドが使いやすいです
ただし、物理的に置くことができれば他の充電スタンドでも使えます。
(参考)他社のワイヤレス充電器は?
物理的に置くことができれば他の充電スタンドでも使えます。
他社のワイヤレス充電器でも問題なく充電できています。
専用スタンドを利用した場合は、スタンドに横向きにおけば自動的に「Echo Show」モードにする設定も可能です。
(参考)縦置きも可能
縦置きの場合は自動で「Echo Show」モードにする設定は効きません。
カラーは、「スレート」(濃いグレー)のみということです(逆にスレートは「Fire HD 8 Plus」にしか設定されていませんし、個人的にはいい色だと思います)
「スレート」は、MacやiPhoneの「スペースグレイ」に似ている印象です。
メモリが3GBでスルスル動く、ワイヤレス充電対応のタブレットです。
結論、タブレット選びに悩んだら「Fire HD 8 Plus」選んでおけば間違いないです(1家1台レベル!)
たとえiPadなど他社のタブレットをもっていても、プラスして1台持っておいて損はない「最高のコスパ」「使い勝手のいいサイズ・性能のモデル」だと思います。
「Fire HD 10」→ディスプレイサイズ・解像度にこだわる人(プライムビデオ見るならおすすめ)
ディスプレイサイズ(10.1インチ)・解像度(フルHD)・プロセッサ(オクタコア)など、充分なスペックを誇るタブレットです。
ディスプレイの面積は8インチの約1.6倍になります。
さらに、Fireタブレットで、フルHDに対応しているのは「Fire HD 10」のみです。
「Fire HD 10」は¥19,980から購入できます。「Fire HD Plus」との価格差は、¥4,000です。
基本的に内蔵ストレージは32GBで充分だと思いますので、¥19,980で高性能・大画面のタブレットが手に入ります。
アスペクト比(画面縦横比率)は「16:10」です(一般的なPCモニターのような横長ディスプレイになります)
なので、Kindleで雑誌を見開き表示で楽しんだり、プライム・ビデオで映画を視聴するには最適なタブレットといえます。
特に映画の視聴などに適しています。
拡大表示しても見切れる部分が少なく、iPad12.9インチで映画を見るのと変わらないくらいのサイズ感になります(価格差10倍くらいします)
オーディオもDolby Atomsに対応しているので画面の大きさに加え、迫力のある音で映画を楽しめます。
持ち方としてはそのサイズ・重さから基本的には「両手持ち」になると思います(ケースやスタンド利用もおすすめです)
残念な点は、メモリが2GBで「Fire HD Plus」(3GB)より少ないことです。
ただし、実際に使ってみるとプロセッサ(オクタコア)の性能なのか、タッチパネルでスワイプなどをした際、ヌルヌルとなめらかに動きますし、普段使いにおいて劣っている印象は全くありません。
結論、「Fire HD 10」は、「メインのタブレットとして使いたい方」「プライム・ビデオの映画や、Kindleの雑誌などコンテンツを思い存分楽しみたい方」におすすめです。
さらに画面サイズを拡大した11インチの「Fire Max 11」もラインナップに追加されました。
Fire HD タブレット比較まとめ
- どのタブレットもお値段以上。
- Amazonのコンテンツとの親和性・適性が高い。
- デメリットは指紋認証がないこと(PINパスワードのみ)
- できるだけお金をかけたく無い人は「Fire HD 8」をおすすめ。
- 最新モデルで「間違いない」のは「Fire HD 8 Plus」
- 映画や雑誌を見開きで楽しむなどディスプレイの大きさ・解像度を重視する方は「Fire HD 10」
- 「Fire HD 8」「Fire HD 8 Plus」は片手持ち可能。「Fire HD 10」は基本的に両手持ち。
- どのモデルも「Echo Showモード」(画面付き音声アシスタントモード)が使えるので、長く使える。
Fire HDタブレットは、非常に「価値」が高い(価値=質÷価格)タブレットです。
iPadよりも気軽に使えますし、Amazonのコンテンツである、Kindle、プライムビデオを使うのに最適なタブレットですので、ぜひチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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