D-FAXはサービスを終了しています(2021年10月31日)
ただし机の引き出しなどに入れてあった「D-FAX着信通知端末」を見た時に「なんだろうコレ!?」と思ってしまう方も多いと思いますので記事は残しておきます。
クルマのリモコンキーみたいなので、正体がわからないと捨てにくいです。
D-FAXに興味のある方は、後継サービスである「モバイルFAX」をチェックしてみてください。
東京テレメッセージから「D-FAX着信通知端末」が届きました
先日心当たりのない封筒がとどきました。
緩衝材に包装された「1cmほどの厚みがある固いもの」が入っていました。
送り主は「東京テレメッセージ」?
何も申し込んでないので、間違いか何かかな?と思いながら開封。
「クルマのリモコンキー」のようなものが入っていました。
そして「YOZAN」のロゴを見たとき、思い当たりました。
長年利用(10年以上)している「D-FAX」(FAXをEメールで受け取れるサービス)の会社のロゴです。
現在は「YOZAN」から「東京テレメッセージ」が事業を受け継いでいるそうです。
そして、このクルマのリモコンキーのようなものは、「D-FAX着信通知端末」ということです。
きちんと挨拶文や取説なども入っていました。
現在、D-FAXに加入するとこの「着信通知端末」が配布されるそうです。
今回、昔からのユーザーにも無償で送ってくれることになったみたいです。
なるほど、ありがとうございます!
この「着信通知端末」が届いて、私のように「なんだろうな?」と思った人も多いと思いますが、「安心して開封して大丈夫」です。
「D-FAX」とは?FAXをEメールで受け取れるサービス(受信料無料)
「D-FAX」は、一言でいうと「FAXをEメールで受け取れるサービス」です。
何がいいかというと、受信するだけならFAX機器がいらなくなるということ。
Eメールなので、どこでも確認できますし、紙・インクリボン・感熱紙などの費用も掛かりません(画面で確認する場合)
さらに「個別のFAX電話番号」ももらえるので、パンフレットや名刺などにも記載できます。
そしてすごいところが、この「D-FAX」にかかる費用は、基本的に初期登録料5,000円(税抜)のみなのです。
受信毎に費用がかかるということはありません(送信側には通信料がかかります)
つまりランニングコストはゼロといえます(オプションなどはあります:HP確認)
FAXの受信が多い方には、本当に便利なサービスだと思います(だから10年以上使っています)
「D-FAX着信通知端末」とは?
送られてきた「D-FAX着信通知端末」は何に使うかというと、その名の通りFAXが届いたことを知らせてくれる端末です。
大きさは、クルマのリモコンキー・ワイヤレスイヤフォンのケースくらいです。
写真はAirPods Proです。
フードコートで待ち時間があるときに渡される「呼び出しベル」のようなもので、着信を「電子音」で知らせてくれます。
POCSAG方式(ポケベル)の通信方式・電波帯を使用しているので、どこにいても届く安心感があります。
サービスエリアは1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)です。
ただし、皆さん「おや?」と思うかも知れません。
- Eメールで受け取れるから、スマホなどのEメールの通知でいいのでは?
- それほど使う場面はないのではないか?
と思う人も多いと思います。
私が思いつく使える場面はこんなシーンです。
「着信通知端末」は農家さんなどで使える!
直販農家
「直販を行っている農家」さんなどで使えそうです。
農家さんでは受付方法のメインがFAXか返信用封筒のところも多くあります。
贈答用など配送先リストも送られてくるのでFAXがいいそうです。
例えば、農家さんの受付FAXを「D-FAX」にしたならば、FAXで注文が入った時にこの「着信通知端末」からの電子音で近くにいるスタッフみんなに知らせることができます。
選果場などに「着信通知端末」をおいておけば、果実の選別や荷造りをしていても、電子音でリアルタイムに注文がはいったことがわかります。
もちろん畑にもっていけば収穫中でも注文が入ったことがわかります。
早めに受注がわかれば、発送までの準備の段取りのムダがなくなります。
もちろんD-FAXなのでEメールで確認できるのでFAX用紙やカートリッジも必要もありません。
結果的に注文から出荷までスムーズになり、お客さんに早く届くことが期待されます。
ギフトショップ
ギフトショップでは、FAXで注文を受けることが多いです。
お客様から手書きの発送リストをもらったりする。
こちらも同様に受注~発送の流れがスムーズになるかもしれません。
まとめ
「着信通知端末」は使い方によっては、とても便利になるのではないかなと思います。
私もせっかく面白いツールをいただいたので、私なりの活用方法を検討していこうと思います(また紹介します)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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