TAFTにアイドリングストップキャンセラーを取り付けてみました。
市販品のキャンセラー(オン・オフ逆転タイプ)を使えば、5~10分程度で作業できます!
アクセサリー取り付け素人の方でも大丈夫だと思います。
自動車修理工場など行えば1万円程度かかりますが、自分で行えば2,000~3,000円程度の費用でできてしまいます。
実際の作業の写真なども掲載していますので、興味のある方は挑戦みてください。
アイドリングストップ機能のメリット・デメリット
アイドリングストップ機構とは?
アイドリングストップは、アイドル時にエンジンをストップすることで燃費の向上が期待できる機構です。
信号の多い市街地走行の場合は5~10%程度の燃費低減効果が見込めます。
その理由は?
アイドル時は、暖気したり、発電したり、エンストしないようにある程度のエンジン回転数を保っています。
結果、アイドリング時には無駄にガソリンを使用していることになり、条件によりストップすることで燃費の向上につながります。
アイドリングストップ機構のメリット・デメリットは?
ただし、アイドリングストップにはメリットだけではなくデメリットもあります。
- 燃費の向上
→信号の多い市街地走行で最大で5~10%程度 - 排出ガスの低減
→無駄なCO2の排出を低減 - エンジンストップしているときは静か
→アイドリング時の騒音レベルは63~75dB(洗濯機・掃除機同等)
- 意図しないアイドリングストップがストレス
→発進したい時にエンジンがストップしてしまうなど。 - 容量の大きいバッテリーなど部品交換費用が高い
→バッテリーとスターターの負荷が大きい - エンジンストップするとエアコンが効かない
→送風だけになるクルマが多い - 5秒以下など短時間のアイドリングストップは逆に燃費が悪化
→エンジン始動時はエンストしないように燃料を多く使うため。
個人的には意図しない時にアイドリングストップしてしまうのが超ストレスになります。
特にストレスになるのが、信号の無い交差点などでの一時停止から発信する場面です。いちいちエンジンがストップするので、発進するのに一瞬遅れたり、クルマの挙動変化がストレスになります。
アイドリングストップオフスイッチを毎回押せばいい?→面倒くさいし忘れる・・
多くの車種では「アイドリングストップオフスイッチ」がついています。
エンジンスタートしてからオフするようにして使えば、アイドリングストップすることはありません。
しかし、メモリー機能が無いのでリセットされ、クルマに乗るたびに押す必要があります。
ほとんどの車種がこの仕様です。
毎回押すのは面倒ですし、オフスイッチを押すのを忘れていると意図しないアイドリングストップが起こり「ヒヤッ」とすることになります。
アイドリングストップキャンセラーで一発解決!
私はオン・オフ逆転タイプの「アイドリングストップキャンセラー」を取り付けました。
価格は2,000円~3,000円程度です。
エンジンをかけると、アイドリングストップスイッチがオフの状態でスタートするものです。
取り付けもキャンセラーをカプラーオンで取り付けるだけなので5分~10分で終了します。
一般に販売されている商品なら車検も問題なく通ります。
アイドリングストップをキャンセルする方法を4つ紹介
アイドリングストップをキャンセルする方法を4種類紹介します。
基本的に操作しない限り継続的にキャンセルする方法です。
アイドリングストップキャンセラー「カプラーオンでオンオフ逆転するタイプ」
エンジンスタートするとアイドリングストップの状態になります(ノーマルと逆になる)
カプラーオンなので一番取り付けが簡単です(スイッチ交換やアースなど不要)
車検にも対応していますので取り外す必要はありませんが、譲渡の際などに「もとに戻したい」といった場合でも、5~10分もあれば取り外しできます。
アイドリングストップキャンセラー「スイッチ交換タイプ」
クルマについているアイドリングキャンセルスイッチを交換するタイプです。
エンジンをスタートするとアイドリングストップキャンセル状態になるタイプと、エンジン再始動後もスイッチの状態が記憶されるタイプがあります(押したままの状態になるボタンになっている)
スイッチ交換タイプも簡単に取り付けできます。
現在TAFT用はありません。
アイドリングストップ条件を満たさないように改造する注意
ボンネットオープンのセンサーを外すなど、アイドリングキャンセル条件を満たさないようにする方法です。
改造の手間や、車種による違い、故障のリスクがあるので要注意です。
クルマに詳しい方以外はおすすめできません。
アイドリングストップキャンセルスイッチを物理的に押したままにする注意
アイドリングストップキャンセルスイッチのボタンの隙間に厚紙などの物を挟んで押したままの状態にする方法です。
いつ外れるかわからないですし、車種により挙動がかわりるので注意が必要です。
アイドリングストップキャンセラーの取り付け方法
TAFTにカプラーオンのアイドリングストップキャンセラー(オンオフ逆転タイプ)の取り付けたときの手順を写真で紹介します。
詳しくは商品に同梱されている取説を参考にしてください。
プラスチックリムーバーを使いながら、スタートスイッチ付近のパネルを外します。
タフトの場合、パネルの下側からリムーバーが入れやすくなっています。ある程度スキマが出来たら指を入れてガバッっと外します。
車両のハーネスとの間にキャンセラーをつなぎます。
スマアシなどのボタンにつながっている車両側のハーネスのカプラーを外して、キャンセラーを割り込ませるイメージです。
車両のハーネスのカプラーはノッチの部分を押せば簡単に外れます。
オレンジ色のクリップを、車両側の穴に入れるように合わせてからパネルを押し込みます。
4箇所のクリップで固定されるようになっています。
エンジンをスタートして初期動作確認します。
アイドリングストップOFFの表示がされていればOKです。
これで意図しないアイドリングストップのストレスから開放されました!
車両のアイドリングストップスイッチを押せば、一時的にアイドリングストップキャンセルがオンになります。
その場合でも、エンジンを再スタートすればアイドリングストップOFFの状態にリセットされます。
さいごに
最近では半導体不足による納期遅延をきっかけとしてアイドリングストップ機構を搭載しないグレードも選べるようになっています。
個人的には信号の多い市街地での燃費低減効果は実感していますので、走行ルートによってはアイドリングストップ機能が使いたくなります。
なので、個人的にはエンジンスタート時には、アイドリングストップがキャンセルされ、使いたい時に一時的にアイドリングストップを使いたいと思っています。
なので今回紹介した商品は私の好みにピッタリです。
カプラーオンのタイプなら2,000~3,000円の出費だけでアイドリングストップをキャンセルすることができます。
- 超簡単なカプラーオンでの取り付けですし、
- スタートボタン付近のパネルも開けやすい
のでアクセサリー取り付け初心者の方でも10分程度で作業完了すると思います。
車種によります。タフトの場合は超カンタンです。
私の購入したキャンセラーは、プラスチックリムーバーが付属していましたし、カラーの取説も付属していたのですぐに作業できました。
興味のある方はぜひ試してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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